一矢報いたい。亡き母に借りた200万を返さない婆さんのノラリクラリ戦術
(回答者に交代)
伊藤恵子:
はい、あのお、お母様は、
相談者:
はい
伊藤恵子:
その200万円っていつ頃貸されたんでしょうかね?
相談者:
もう4、5年だって聞いてるんですけど
伊藤恵子:
4、5年前。
はい
相談者:
はい
伊藤恵子:
そいで、一遍に200万円貸したんでしょうかね?
相談者:
はい、そうです。
伊藤恵子:
これ、何の目的でお金が要るっていうふうに言われて貸されたのかしら?
相談者:
いや、それは、わたしはちょっと分んないんです、ただあのお・・
伊藤恵子:
はい
相談者:
下ろしてえ、出たところを、ちょうどバッタリ会って「貸してくれ」って・・オレもちょっと不可解なんやけど・・
伊藤恵子:
貸したっていうのは、お母様からそういう話は聞いてたんですか?
相談者:
はい、聞いてます
伊藤恵子:
隣の人が、ちょうどあなたのお母様がお金を下ろして出て来たらあ、
相談者:
はい
伊藤恵子:
「貸してください」って言ったので、貸したちゃったと。
相談者:
はい
伊藤恵子:
こういうことだったって言うんですか?
相談者:
はいそうです
伊藤恵子:
うん・・
お母様お亡くなりになったの何歳ですかあ?
相談者:
85歳です
伊藤恵子:
85歳ね。
そうすると、そのお金下ろしてきたっていうのは、80歳の頃ですよね?
相談者:
そうですね
伊藤恵子:
ですよね。
200万円って結構大きなお金ですよね?
相談者:
はい
伊藤恵子:
普通のお婆ちゃまにとってはね?
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
そうですよね?
それをポンっと貸してしまったっていうのは(笑)なんかちょっと・・元々下ろしてたのは、何かに使うために下ろしたんでしょうにね?
相談者:
いやあ、わたしが聞いた、中では、何か、満期で、こう・・
伊藤恵子:
あっ、それで、ちょどその満期になったお金・・
相談者:
そう、出したというか、下ろしたというか・・
伊藤恵子:
いうことだったん・・だということなんですか?
相談者:
はい
伊藤恵子:
ああ・・
お隣の方っていうのは、支払い能力とか、そういうことはどうなのかしら?
相談者:
いや、多分ねえ、無いんじゃないかと思うんですけどねえ。
伊藤恵子:
うん・・
お隣い、の人は、お家い、を持ってらっしゃるんですか?、そこの・・
相談者:
はい、あります
伊藤恵子:
で、その家はそのお婆さんの、ものなんでしょうか?
相談者:
あ、そうです・・ま、登記とかその辺(笑)見たことないから、あれやけど、
伊藤恵子:
ええ
相談者:
ずうっと、そこに住んでますけどね・・
伊藤恵子:
ええ
どういう形にするか?って言ってもねえ、確かにその飛行機で行って、返してくれないものをまた飛行機代だけ掛けるだけのことになっちゃうのも、何ですよね?
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
うん
で、連絡先としては知らないわけ?
相談者:
いや、連絡先はあのお携帯もあのお、家の電話も控えてますしい、
伊藤恵子:
うん、で、電話してもお、「いつまで返します」って言うだけでちっとも、返ってこないと。
相談者:
はい
伊藤恵子:
それだけなんですね?
相談者:
はい
伊藤恵子:
ちょっとそのお、借り方もその、すごく変だし、
相談者:
はい
伊藤恵子:
そういう、ので、そのままにしてて、ま、書くものはパッパと書くけれど、
相談者:
はい
伊藤恵子:
一向に返してくれないと
相談者:
はい、そうです。
伊藤恵子:
こういう形なんですねえ・・
相談者:
はい
伊藤恵子:
うん・・
どなかたか、その、向こうの方でね、そういうような、あなたの代わりにい、あの、あなたが誰か頼んでえ、その、
相談者:
催促するとかですか?
伊藤恵子:
うんうん
相談者:
はあはあ
伊藤恵子:
してくれそうな人ってないのかしら?その、
相談者:
いや、オレもね、それ考えたのは考えた、オレの叔母さんがやっぱいるんですけどお、
伊藤恵子:
はい
相談者:
その人にも100万貨してるんですよ、お母さんがあ。
伊藤恵子:
はい
相談者:
ほいで、叔母さんにい、取れたら半分やるとか、チャラにしたるとか、そういう考えも(笑)少しはあったんですけどねえ、
伊藤恵子:
(笑)
相談者:
あんまし、いやらしいかな?(笑)と思って・・
伊藤恵子:
(笑)そおですね
相談者:
はい
伊藤恵子:
だからってちょっと、その叔母さんが、言ったからってそう簡単にいくかどうか?、ちょっと分らないですけどねえ・・
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
例えばですね、ま、手続き的な形で言うなら、裁判をやるとかね、
相談者:
はあ
伊藤恵子:
取立て請求の、支払い督促っていう方法があるんですけど、
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
裁判所から払いなさいっていうのを、出してもらうとか、
相談者:
はあはあ
伊藤恵子:
いうことも出来なくはないですけど、それ出してもお、「払いません」って言われちゃうとなかなか大変ですよねえ・・
相談者:
はあはあ
伊藤恵子:
うん
で、この方が財産かなんかあればあ、それを例えば、その、差し押さえするとかね?、色んな形はあるんですけどお・・
でもなんかそれもなかなか、どういう方なんだか、その財産もどうなってるんだか?分らない状況だとお、難しい、ような気もするんですよねえ。
相談者:
いや、わたしが一番思うに
伊藤恵子:
うん
相談者:
香典の一円も出さなかったのが、悔しいてね、
伊藤恵子:
うん
相談者:
せめて香典ぐらいとは・・
伊藤恵子:
うん
相談者:
それとかあの、せめて一割返すとかね。
伊藤恵子:
はい
相談者:
全くう、こう、心がこもってないというか、お金がない・・
伊藤恵子:
はい
相談者:
それが口惜しいというか
伊藤恵子:
うん・・
相談者:
ま、お母さんも結構口惜しがってたんですけどねえ。
伊藤恵子:
そうなんですか・・この人はどうやって生活してらっしゃるの?
ちゃんと・・
相談者:
たぶん、年金ぐらいじゃないですかね、そこまで知らないので。
伊藤恵子:
知らないけれど・・でも、普通に生活してらっしゃる方なの?
相談者:
はい、そうです。
伊藤恵子:
じゃ、その、娘さんがいるっていうのは、お母様がそう言ってらしたわけね?
相談者:
はい
伊藤恵子:
うん・・
ちょっとなかなかそのお、取る上手い手立てと言ってもお、どうやったら返すんだ?っていう形で言ってえ、じゃそのお、返してくれないんだったら、そのお、法的な手続きとりますよ、って言ってみてもお、
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
まあ、どの程度にい、回収できるかな?ってところですね・・
相談者:
そおですね、もお、結構・・糠(ぬか)に釘みたいな感じですね。
伊藤恵子:
うん・・
相談者:
結構言うことは言うんですけどね、「あれ、何月に返します」とかね。
伊藤恵子:
はい
相談者:
そのときは、向こうから電話掛かってくるんですよお。
伊藤恵子:
はあ
相談者:
例えば、「何月に返す」とか、言うでしょう?
伊藤恵子:
うん
相談者:
ほいで、「すいません、この月はダメだからまた2ヶ月待ってくれ」とか・・
伊藤恵子:
はい
相談者:
それがもう3回あったんですよね。
伊藤恵子:
なるほどね。
じゃ、少なくとも、えーと、一括って言うから大変なのでえ、今ある部分で、少しでも、じゃ今月は、1万円でも、
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
5万円でも、取り合えず、返してくださいと。
相談者:
はあ
伊藤恵子:
いうふうな形で、少し、言ってみたらどうでしょうかね・・
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
うん
相談者:
それも考えてみます
伊藤恵子:
ねえ?
相談者:
まったく、ほんと誠意が見られないというか・・
伊藤恵子:
うん・・いうことだろうと・・
相談者:
そうしてみますけど、はい
伊藤恵子:
ね。
だから、そういうことで、その、向こうは「返す返す」って言ってるう、わけでしょうから、
相談者:
はい、はい
伊藤恵子:
そうであるなら、一括、じゃ200万、どうやって作るんだか?ちょっと(笑)分らないんですけれど、
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
そういう、ところも、ちょっと分らないしい、
相談者:
はい
伊藤恵子:
じゃ、その、「一ヶ月に5万円とか、次返します」と。
相談者:
はい
伊藤恵子:
じゃ、そのときにい、「返しません」って言うんだったら、じゃ、いくらなら今ありますか?っていうことで聞いて、
相談者:
はあはあはあ
伊藤恵子:
その分だけ、例えば、「ちょっと1万円しかない」って言うんなら、じゃ、一万円づつでもいいから毎月返して来てくださいよ、と。
相談者:
はい
伊藤恵子:
いうような話、でも、投げていくしかないんじゃないかしら。
相談者:
はいはい、分りました。
伊藤恵子:
うん
相談者:
じゃ、電話して、それえ、言ってみます。
伊藤恵子:
うん、そうですね。
相談者:
もう結構ね、半分は諦めてるけどね。
伊藤恵子:
(笑)
相談者:
なあんとなく口惜しくて・・
伊藤恵子:
うん・・疲れちゃうんですよね、やってるのもね(笑)
相談者:
一矢報いたいって感じですよね・・
伊藤恵子:
はい
で、報復的な手続きは色々と、それは、調停起こすとかね、支払督促とか、色んな・・ま、裁判所の方から「払いなさい」っていう判決と同じようなものを出してもらうとか、色々、することもある程度出来ますけどお、
相談者:
はい
伊藤恵子:
それでも、なかなか、実際上、取り立てるとなると、財産が無ければ出来ない、ま、家を差し押さえてみても、これも大変なことになっちゃうし、
相談者:
はい
伊藤恵子:
そんな費用を掛けるのも大変かもしれないし、ってとこですよね。
相談者:
はい
伊藤恵子:
だから少しづつでも、そう、今言ってみたような形にするとか、じゃあ、「あの、あなたが『返す』って言ってもちっとも信用できないから、娘さんを連帯保証人にする」とか、
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
「娘さんと代ってくれ」と。
相談者:
はいはい
伊藤恵子:
「娘さんと話もしたい」と。
いうような形をされたり、
相談者:
はあ
伊藤恵子:
してみたら、
相談者:
はい
伊藤恵子:
そうすると、娘さんも、「あ、お母さん、返さなくちゃいけないな」っていうのを、言ってくれるかもしれないじゃないですか。
相談者:
はいはい
(再びパーソナリティ)