事件前なら弁護士マター。暴力的な兄と無関心な弟を持つ62歳の女の恐怖
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
あのね、こういう場合ってのは、弱く出ると、どんどん相手の要求は大きくなりますよ?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
不当なお金でもね、もらった方はね、
相談者:
はい
加藤諦三:
一旦もらうとね、なんか正当なお金のように思えてくるんです。
相談者:
あはい
加藤諦三:
人間の行動ってのはやっぱり、やったことを肯定してくるんですよ、心ん中では。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
だから、これはもう今は中川先生のおっしゃられたように、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう、即刻、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の先生に、守ってもらってください。
相談者:
はい
加藤諦三:
くれぐれも、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
この場は、楽という、相手の要求に、応えてはいけません。
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
どうも失礼します。
相談者:
ありがとうございました。
失礼致します。
加藤諦三:
不当なお金でも、一旦払うと、その後、払って仕方がない、という気持ちになってきます。
(内容ここまで)
「あーたね、すぐ弁護士の所に行きなさい」
それ、タダじゃないでしょ。
弁護士会の営業マンこと中川君、最近とみに節操がない。
ダメな営業マンに限って人の話も聞かずにモノを売りつける。
あんたね、相談者の話、ちゃんと聞いてる?
・無言電話
・隣近所に聞こえるような大きな声で喚き
・「叩き殺してやる」って言って追っかけられ
・「殺してやる」と書かれた手紙
こんだけのことをされても警察は動かんの?
実の兄弟ってのが障壁なの?
いや、そうじゃないと思うよ。
相談者 「巡回連絡に来た時にご相談したんです」
なんだ?、このついで感。
案の定、真剣さは伝わらず、
おまわりさん 「何かあればすぐ駆けつけます」
こんなの単なる別れ際の挨拶だ。
巡回日誌に書いてチョン。
所轄の警察署にこちらから出向いて、キチンと被害届を出せばいいの。
脅迫文を手にして「助けてください」と駆け込んで来た女を門前払いにはしまい。
弁護士との違いはタダってこと。
いやいや、タダじゃない、納税者として負担している。
ものごとには順序ってもんがあんだよ、中川センセ。