【KBC限定】私のどこがナルシストですか?ナルシストの母に怒りがわく女53歳がソックリ
(回答者に交代)
最上雄基:
いや、先程から話聞いてると、随分もう、自分でいろんなこと考えて分かってらっしゃいますよね?
相談者:
はい
最上雄基:
あのお、僕も聞いてて、お母さんの、気持ちを言ってるのか?あなたの気持ちを言ってるのか?分からないぐらい、ピッタリ親子でリンクしちゃってて、
相談者:
そうなんです、ええ。
最上雄基:
これはマズいなって思うんですよ?(笑)
相談者:
マズいと思いますか?(笑)
最上雄基:
フフフ、ええ、あのお・・(笑)
相談者:
なんか、あのお、娘達に言われると、「双子のようによく似てる」って言うんです。
最上雄基:
ええ、あの、要求がね?お気づきか分からないですけども、その、お母さんの「褒められたい、注目されたい」とかね?
相談者:
ええ
最上雄基:
それ、そのまま、ご自身も持ってらっしゃいますよね?
相談者:
あ、持ってますね。
最上雄基:
えええ
相談者:
はい
最上雄基:
なんだかもう、よく分かんなくなっちゃってませんか?
もう、
相談者:
ええ、分かんなくなってます。
最上雄基:
こんがらがってるマリオネットみたいに感じてるかもしれないんですけれど。
相談者:
ええ、それで、それも、
最上雄基:
ええ
相談者:
腹が立つ一つのあれで、
最上雄基:
エッヘッヘ(笑)
相談者:
あのお、母なしい、で、
最上雄基:
ええ
相談者:
こう幸せに、に、暮らしてる自分もいるんですよ。
最上雄基:
あの、お母さん、凄いですねえ。
お母さん、もう1人で舞台に上がって、ピンスポット浴びて周り何も見えてないような人ですね。
相談者:
そうです。
最上雄基:
いや、すうごい、あの、だから、お母さんの作ってるシナリオ凄いですよね?
あの、人気者、だったんですよね?
相談者:
ええ、え
最上雄基:
友達多かったんですよね?
相談者:
ええ
最上雄基:
で、「あの人はこの人は酷い、私は可哀想」って、
相談者:
うん
最上雄基:
言うんですよね。
相談者:
はい
最上雄基:
あの、なかなかねえ、今時はねえ、あの、午後1時ぐらいのドラマでもここまでのないんじゃないかな?って思うぐらい、
相談者:
そうなんです。
最上雄基:
凄いですよねえ。
相談者:
凄いドラマチックなんです。
最上雄基:
ところが、これ全部、言ってるだけですよね?
実際に人気者ですか?
違うんじゃないですか?
このお、性格で人気者とは思えないんですよ(笑)
相談者:
ええ
最上雄基:
で、あなたのお母さん、すっごい、そのお、あのお、ナルシストの中でも、
相談者:
ええ
最上雄基:
すっごく分かりにくくて、
相談者:
ええ
最上雄基:
幻影を見せる魔術師のようなナルシストがいてですね。
相談者:
ええ
最上雄基:
「私はこうなんだよ、ああなんだよ、こんなに大変なんだよ」って呪文を唱えることによって、その、無い世界を創り出して人を惹きつける人がいるんですけど、
相談者:
ああ
最上雄基:
お母さんそういうタイプですね。
相談者:
うーん
最上雄基:
ええ、みんながなんかその、惑わされた世界にね、
相談者:
うーん
最上雄基:
入っちゃってますよね。
だって、実際の行動を聞いてたらね、そんな凄い、素晴らしいお母さんに、聞こえないんですよねえ。
相談者:
うん
最上雄基:
あの、ま、厳しいようですけど、お母さん、もう手遅れです。
相談者:
ええ
最上雄基:
で、えー、
相談者:
そうだと思います。
最上雄基:
あな、あなたの幸せ、が大事ですよ?
ね?当然ね?
重要なのは、
相談者:
はい
最上雄基:
こういう言い合いになってしまうと、現実を一つにしようって、なっちゃうんですよ。
相談者:
ええ
最上雄基:
でも、自分から見てた視点のこと、と、お母さんから見えてた視点のことで、現実は違っちゃうんですよね。
相談者:
そうですよねえ。
最上雄基:
これが、一致してる親子ならいいんですけど、
相談者:
はい
最上雄基:
あの、お母さん、誰とも一致しないタイプなんで。
相談者:
ええ
最上雄基:
ええ。
「恐ろしい子だ」とかね、
相談者:
ええ
最上雄基:
まあ、凄いですね(笑)
相談者:
ええ
最上雄基:
で、いろんなこと言われてると思うんですけども、そんなことはないです。
もう、自分1人でピンスポット浴びてるんで、周り真っ暗です。
相談者:
ええ
最上雄基:
だっから、孤独でしょうがないんですよ、お母さん・・
相談者:
ええ、えお、お、あのお、私が行くと今でもその、人から、その、
最上雄基:
ええ
相談者:
何か、こう褒められたりするのが凄く嬉しいみたいで、
最上雄基:
ええ、ええ
相談者:
そのことをすっごく、言うんです、けれども・・
最上雄基:
ええ、あの、お母さんも、褒められるため、だけに、
相談者:
そうなんです。
最上雄基:
え、注目を浴びるため、だけに、
相談者:
ええ、ええ
最上雄基:
自分曲げてきてね、いる方なんで、
相談者:
ええ、ええ
最上雄基:
そうすると、その、ね?いろんなところに行って、お母さん良い顔してると思うんですよ?ニコニコと。
相談者:
ええ、そうなんです。
最上雄基:
ええ、そしてそれが、溜まりに溜まったものは、自分が一番安心してるところ、捌け口にしてるので、
相談者:
うんうん
最上雄基:
お父さんであったり、
相談者:
うん、そうなんです。
最上雄基:
あなたであったり。
相談者:
ええ
最上雄基:
でもこれ、やられる方はたまんないですよね。
相談者:
そうです。
最上雄基:
で、何が大事か?って言うと、あなたがまず、感情のコントロールをできるようになることなんですよ。
相談者:
ええ
最上雄基:
今回は、ちょっと、難しい問題ですけれども、
相談者:
ええ
最上雄基:
現実的な、ちょっと解決方法を、教えますね。
相談者:
はい
最上雄基:
ええ。
あの、お母さんに対しては、まず接する時、これいきなりい、何かっていう風に変わっていくことは難しいですけれども、
相談者:
ええ
最上雄基:
お母さんと話す時に、「お母さんは舞台の上で話していて、私は観客で見ている」っていう気持ちで、同じにラインに立って、話さないでください。
相談者:
うん
最上雄基:
これ気を付けてください。
あの、
相談者:
うん
最上雄基:
巻き込まれる、人は、一杯いる、あ、いるんですけど、
相談者:
ええ
最上雄基:
こういう風にすると、かなり気持ちは違います。
相談者:
はあい、分かりました。
最上雄基:
そして、自分に、対しては、
相談者:
ええ
最上雄基:
自分が、選ぶもの、日常の食べるものから何から、
相談者:
ええ
最上雄基:
これっていうものを、「私がこれを選びたいのか?私は、本当に、これがやりたいのか?」って、一個一個、細かいことを、ちょっと確認していくようにしてみてください。
相談者:
はい
最上雄基:
かなり変わってくると思います。
先生、じゃ、先生、よろしくお願いします。
(再びパーソナリティ)
この相談者の家族って本来なら夫と娘2人のはずなのに、50過ぎても未だに「母・父・弟」という元の家族構成の中で生きてますよね?
それがなんだか見えない足枷か鳥籠のようで、ナルシストである事以前に気の毒に感じてしまいました。
自分の人生を自分軸で生きられないってナルシストあるあるではありますが、なかなかの地獄だと思えてなりません。
娘たちが結婚した途端にその家庭に土足で上がり込みそうな危うさがあるのも、他人事ながらに恐怖を感じました。
KBC限定相談を書いて下さった管理人さんに感謝します。
ナルシストの性質がよく解りました。自分だけスポットライトが当たっているから周りは真っ暗、だから相手の感情を見ない。自慢や愚痴の掃き溜めにしか相手を思っていない。近くにいると消耗するわけだ。