（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
今あ、あなたの言ってること、ちょっと、気になるのは、その、「友達親子、友達親子」っていう言い方するんですけどね、

相談者：
はい

加藤諦三：
これは、子供に、本当の関心がないっていうか、

相談者：
はい

加藤諦三：
子供に対して無責任な・・人がよく、使うんだよねえ。
友達親子・・

相談者：
ああ、そうなんですか。
ああ・・

加藤諦三：
だって、子供に対して責任があるのは親の方だから、

相談者：
はあ・・

加藤諦三：
そりゃそうでしょ？

相談者：
そうですね、はい。

加藤諦三：
で、その責任ての、どっから生まれるか？っていうと、責任感ていうのは。

相談者：
はい

加藤諦三：
子供に対する関心があるからですよ。

相談者：
はい

加藤諦三：
だから、友達親子って言っちゃったらば、

相談者：
はい

加藤諦三：
これ、対等ですから、

相談者：
はい

加藤諦三：
責任なくなりますよね？

相談者：
はい

加藤諦三：
ですから具体的には、

相談者：
はい

加藤諦三：
今、大原先生が言われたようなね、

相談者：
はい

加藤諦三：
形で、

相談者：
はい

加藤諦三：
あの・・対処してください。

相談者：
はい、分かりました。

加藤諦三：
ですから、ま、23なったお嬢さん。
その、母と子の新しい関係を、

相談者：
はい

加藤諦三：
築いてください。

相談者：
はい、分かりました。

加藤諦三：
はい、どうも失礼します。

相談者：
はい、どうもありがとうございました。

加藤諦三：
子供が成長するとは、母と子の関係を含めて、人間関係が変わることです。

（内容ここまで）

ま、サカリがついたなんとかだ。

なんで、こうも恐々なんだろうねえ、この母親。
もの分かりのいいことと迎合は違うのに。

あんた家政婦かよ。
娘は居候かよ。
一緒に住む家族にはルールがあるわけよ。

嫁入り前の娘がしょっちゅう外泊なんて認めん。
お母さんはイヤ。

理由なんてこれで十分。
それで通せばいいの。

家にカネ入れてる？
エッラそうに。（笑）
一体いくらだっつうの。

つまり、あれだ、大原さんも言ってたけど、この母親は切り札が出せないんだな。

切り札ってのは、
「分かった。じゃ、家を出て勝手になさい」

本当に出て行くかも知れんしね。
もちろん、行き先は男んとこ。

１Ｋのアパートに、我慢が出来ない、譲れない子どもどうしがいきなり暮らすとどうなるか？
すべてをさらけ出してしまった後の女に、優しい男がどうなるか？

そういうことも女の経験として認めてあげてよ。
友達なんでしょ？