離婚時の言葉を真に受けて元妻の外泊をチェックする51歳の男が大迫砲に沈む
テレフォン人生相談 2016年4月13日 水曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 3年前に離婚した男51歳 実家で暮らす元妻36歳 二人の子ども(男5歳 女4歳)の親権は妻
ドリアン助川:
もしもし?
テレフォン人生相談です。
よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いしますう
ドリアン助川:
え、今日はどんなご相談でしょうか?
相談者:
えっとお、前の女房のことで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
相談したいなと思いまして
ドリアン助川:
はい
相談者:
3年前に、離婚してるんですが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、止むを得ず、離婚したわけなんですが、
ドリアン助川:
止むを得ず?
相談者:
あのお、ある事情がありまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、それでえ、ま、形(かたち)上、「離婚届け出しに行こう」っていう話になってえ、で、まあ、子どものことなんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
まだ小っちゃいので、「もう少し、手が掛からなくなったら、また一緒になろうね」、ていう話だったんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、そしてなんかあ、ここ最近・・ちょっと様子が変だなあ、と思いまして、で、ちょっとお、夜遊びも、ヒドイんじゃないかなあ、と思いまして、子どもたちい、ほっぽり投げて、そういうふうにしてんだったら、ちょっと子どもが可愛そうだな、と思いまして・・
ドリアン助川:
は、は、は、は
相談者:
だったら引き取ろうかなあ、みたいな・・
ドリアン助川:
まず、あなた様はおいくつでしょう?
相談者:
51です
ドリアン助川:
51歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
奥様は?
相談者:
36です
ドリアン助川:
36歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
最初の結婚だったんですか?
相談者:
いや、自・・あ、お互いに2回目です。
ドリアン助川:
で、2回目の家庭であなたは、お子さんを何人、作られたんですか?
相談者:
二人です。
ドリアン助川:
二人
相談者:
はい
ドリアン助川:
息子さん?お嬢さん?
相談者:
えっとお、上が男で、下があ、女です。
ドリアン助川:
今、何歳なんですか?
相談者:
上が5歳、で、下が4歳です
ドリアン助川:
下が4歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
3年前にある事情で、え、離婚届を出されたと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
このある事情っていうのは、どういうことなのか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
教えてください
相談者:
えっとお、結婚して途中から、むこうの親と同居お、することになりまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、同居したんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、ちょっとある日、父親と自分がぶつかってしまって、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
まあ、色々、口論になった上、
ドリアン助川:
はい
相談者:
父親が、
「じゃ、お前たちもう、離婚しちゃえ」・・
の一言で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、女房の方が、「じゃ、離婚しよう」って話になってえ、
ドリアン助川:
はあ・・
何があったんですか?
相談者:
いや、まあ・・ちょっと自分があ、仕事お、から帰ってくるのが早いもんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
3時、4時ぐらいに、
ドリアン助川:
はい
相談者:
だいたい家に帰ってくるんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、もお、夕方暇なら、もっとお、アルバイトでもして、ちょ、もうちょっと稼いできてくんないか?みたいな、話になってえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
んん、とはいってもお、結局う、起きて出勤するのがあ、夜中起きてえ、2時とか3時に会社に出勤するもんでえ、
ドリアン助川:
あ、随分早いお仕事なんですね
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんでえ、寝るのも、8時とかあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そんなんで、もお、寝てえ、で、夜中起きて仕事行くっていう形の仕事だったんでえ・・
ドリアン助川:
日が昇る前にはもう、職場に行くと。
相談者:
はあい
ドリアン助川:
ということはもう、目一杯働いても、3時、4時には帰ってくるのは当然だということですね。
相談者:
はい・・
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
でえ、少し落ち着いた頃に、色々話した結果、とりあえず離婚届とか出しに行ってえ、子どもたちの手が掛からなくなったらあ、また一緒になろうよ、って話だったんですよ。
ドリアン助川:
うーん・・
相談者:
うん・・で、それで、「分った」ってなってえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、養育費とかも10万づつう、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それからもうずうっと、あのお、振込みしててえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、それ、信じて(?)きたんですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ここんところ・・様子が・・あまりにもおかしく、
ドリアン助川:
結っ、うん
相談者:
もう、あなたとは復縁する気もないしい、
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
子どもたちとも会わせる気ない・・とか、◆#$%・・
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
ま、ずっとお、女房の言葉を信じてえ、一応、頑張ってきたつもりだったんで・・
ドリアン助川:
うん、むこうのお父さんの言いなりになるしかなかったんですかねえ。
相談者:
普通でしたら、あの、女房も、たぶん旦那の方について来るとは思うんですがあ、
ドリアン助川:
ま、子どもいるわけですから、
相談者:
はい
ドリアン助川:
「だったら、わたしたち出ます」ということになりますよね?
相談者:
はい、そうなんです、あの、父親に言ったんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
女房の方が嫌だとか言ってえ・・
ドリアン助川:
ふうん・・
相談者:
ていうのは、あのお、仕事をし始めたあ、ばかりで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
「仕事したら子ども看る人いないから」、みたいな感じで、そしたら親が「わたしたち看るから」って、そういう、ちょっと、甘いような考え・・だったんですね。
ドリアン助川:
あー、奥さんも仕事をし出した、ところで、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたと奥さんが家からいなくなっちゃったら、もう子ども二人、親に頼るしかないと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん
相談者:
それじゃ、あの、「子どもたちが手が掛からなくなってきたらあ、また一緒になろう」って話しだったんです・・
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
はい・・
ドリアン助川:
で、えー、今そのお・・前の奥さんのそのお、生活というか、あなたがおかしいというのはどういう点ですか?
相談者:
なんかあ、態度があ、急変って言ったらいいか・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
一ヶ月う、ほど前にもお、「会える?」って言ったらあ、「もう仕事中なんだから、『会う』とかそういうこと言わないでよ!」
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
突然、言われたもんで、
「あれ何か、おかしいな?」
「あれ、もしかしたら、誰かいるのかな?」
みたいな。
ドリアン助川:
ああ
相談者:
そしてえ、なんか、あのお、ある日に、子どもの夢を見たんですよ。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
朝方
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、起きて、「アレ?、なんか嫌な予感する」と思ってえ、自宅に行ってみたところ、車が、朝方なかったと。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、次の週も、もしかしたらと思いまして行ったらあ、やっぱり、夜う、からあ、朝にかけて、も、車がないんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、子どもお、に電話したところ、「ママは?」って言ったら、「お仕事」
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、親に代わってもらったところ、「仕事行ってるよ」って言うから、
「そういうあれだったら、子ども可愛そうだから引き取りますよ」って◆#$%
ドリアン助川:
と、いうことを話したんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
そしたら、あのお、「本人に話しとくから」ってなってえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、結局う、本人とも、メールのやり取りだけしか出来ないんですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
「話しい、◆#$%あるから、会って話したい」って言っても、
「もう、一切会う気はない」
ドリアン助川:
うーん・・
相談者:
で、話に全然、ならないんですね。
ドリアン助川:
あなたとしてはあ、本来、元の約束どおり、
相談者:
はい
ドリアン助川:
いつかまたタイミングを見て、
相談者:
はい
ドリアン助川:
よりを戻して、一緒に暮らしたいという思いがあるわけですね?
相談者:
出来ることなら4人で一緒に住みたいんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
でもお、「どうしても」って言うんだったら、もう、今の状況を見れば、どうしても子どもたちがあ、子どもたちをほっぽって置くわけにはいかないんでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう最終的には、もう、自分が引き取ろうかな・・
ドリアン助川:
分りました。
えー、今日の回答者の先生紹介します。
弁護士の大迫恵美子先生です、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
小心者でボンクラのエゴイスト。
ホームレスに多い性格だが、相談者は養育費を払えるほどには収入があるのでホームレスは免れるだろう。今回の相談みたいにエゴに塗れた欲を掻かなければ。
「子供に手がかからなくなったら一緒になろう」と「子供を引き取る」が論理的に破綻していることに気が付かないボンクラだけど、そこそこ仕事はできているのでしょう。
自分の母親が自分の妻をいびっているのに自分はスマホポチー
周囲が諫めたら「お前そんな酷いこと言われていたのか。早く言ってくれたらいいのに」
そんな馬鹿旦那と離婚する話は多いけど、その馬鹿旦那目線の後日談って感じ。
まるで喜劇的な悲劇やな。
結婚届と離婚届の社会的意味をまるで分かってない。