いつも怒ってるような顔と言われる主婦43歳の自称する大変な生い立ちと本当の不安の相手
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、今ね、最上先生が、ズバッとあなたの、心の、中の部分、指摘されたと思うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間、自分を犠牲にするとねえ、どうしても憎しみが出るんですよ。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だから無理をして立派な人を演じても、そこに憎しみが出ちゃう。
で、それが何となく、人相とかね?
相談者:
はい
加藤諦三:
なんかいろんなところに表れるんで、怖いとかなんとかっていうことになって、きてしまうんですけれどもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
でもとにかく、あなたあ、もお、あなたのお父さんも立派ですわ。
相談者:
ええ・・
加藤諦三:
よくここまで、いろんなことをね、耐えて、「顔が怖い」なんて言われる程度でね、よく、今日まで来ましたよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
もうー、一段、ここで頑張ってみましょう。
もう一段、う、上を、目指そうっていうのはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
ほんっとに偉大な人っていうのは、苦労が顔に出ないんです。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
ですからそういうことで、もう一歩、上に行きましょう。
相談者:
はい
加藤諦三:
苦しむ能力ってのは、人間の最高の価値なんです。
相談者:
苦しむ、ことができる能力。
加藤諦三:
そういうことです。
どうにもならない運命っていうの、抱えるわけですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
そのどうにもならない運命を、乗り越えていくわけですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
で今、あなたは本当に、人間として、最高の、価値を目前にしてるんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
素晴らしい人生を、作ってください。
相談者:
はい
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
本当の悩みを、他人に転移すると、悩みは、解決しません。
(内容ここまで)
「友達と、ある程度は仲良くできるんですが、途中からキレて暴言を吐いたりすることによって、疎遠になってしまって友達も出来づらい」
キレて暴言吐いたら、そらそうだ。
最近もそういうことがあって、落ち込んでんのかもね。
いつも、どうして?、あたし?
てか。
そういうとき、何かに原因を求めたくなることは分かるんだけど。
その原因を子ども時代の家庭環境にしちゃうのって、「風が吹けば桶屋が儲かる」 並みだ。
「あの時の辛さに比べたら…」と、不満を過小評価する癖がついてしまうと、とっくに堪忍袋が一杯になっていることに自分で気づかないのでしょうね。
他人とある程度の所で距離をとったり、ユーモアや冗談交じりに自分の不快感を表現することが下手なのではないでしょうか。 相談者さんが心を開く時は、堪忍袋の緒が切れる時だから、暴言じみた言動になるのでしょう。
…いつも読ませていただいています。実は、(内容ここまで)以降のコメントが楽しみだったりして(笑)
今回の相談者とすごく似た環境で育ったので、思わず私見を書きこませていただきました。