離婚したら17歳の娘が引きこもった。母親の内面に切り込むもリスナー置いてかれる
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのね、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、あなたは今ねえ、実際の、自分と、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が思ってる自分とがあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
完全に違うんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
実際の、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分は、自分の無意識、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が思っている自分っていうのが、あなたの意識、
相談者:
はい
加藤諦三:
完全に、それが乖離(かいり)してる。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、生々しい感情っていうの、もう、何にもないでしょ?今。
相談者:
・・そうです、はい。
加藤諦三:
悲しい、とかね。
相談者:
はい
加藤諦三:
悔しい、とかね。
相談者:
はい
加藤諦三:
嬉しい(感情を込めて)とかね。
相談者:
はい
加藤諦三:
あー・・生まれて来て良かった(さらに感情を込めて)って、猛烈な感動とかね、
相談者:
はい・・やっぱ、自分で抑えちゃっ・・てるというか、なんか、こう、はい、出せない、自分が・・います。
加藤諦三:
出せない自分いるう?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、そこまで気が付いてくれたら、もう・・ありがたいわ、こっちとしては。
相談者:
はい
加藤諦三:
もう・・この自分・・に気が付いたら、生きて行けないっていう・・そういう自分がいるでしょう?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・何となく分かる?
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ、でも、すっごい強い壁だねえ?
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
このか・・この壁が破れないって事は、物凄い、厚い壁なんですよ。
相談者:
わたしの、
加藤諦三:
ん、
相談者:
中にあるものですか?
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
誰とも、人と、本当には、繋がってなかったでしょ?
相談者:
そうかも分かりませ、はい
加藤諦三:
・・
相談者:
・・・そうです、はい
加藤諦三:
結婚もする。
相談者:
はい
加藤諦三:
子どももいる。
相談者:
はい
加藤諦三:
表面から見ると、
相談者:
はい
加藤諦三:
人と繋がってんですけれども、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
実態は、
相談者:
はい
加藤諦三:
完全な、
相談者:
はい
加藤諦三:
孤立と追放ですよね?
相談者:
そう、そうかも分かりません、はい。
加藤諦三:
そこまで、孤立と追放になるにはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
それなりの原因があるはずですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それを何かっていう事を突き止める事があ、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう、このお嬢さんの問題を解決する事で、
相談者:
はい
加藤諦三:
それを抜きにして、
相談者:
はい
加藤諦三:
18才のお嬢さんの、
相談者:
ああ、
加藤諦三:
解決はあり得ません。
相談者:
は・・い
加藤諦三:
実際の自分と、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が思ってる自分とは、
相談者:
はい
加藤諦三:
全く違う。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでも、まだ頑(かたく)なにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
最後の防衛線です。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
だから、電話切ったら考えて下さい。
相談者:
はい
加藤諦三:
最後の防衛線で、死に物狂いにも・・なって、守ってるものは何かっていう事です。
相談者:
は・・い
加藤諦三:
それを、もし、認める事が出来ればあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
物事は解決しますけれどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
それを認めなければ、
相談者:
はい
加藤諦三:
100回相談しても・・何の意味もありません。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
死に物狂いで、不幸にしがみ付く人がいます。
心の底に物凄い怒りがあります。
この人は自分の気持ちを殺して生きてきた
見ないように蓋をして。
だから周りも見えてない。