腹を叩き流産を望んだ長男は障害児。施設に預けて6年後に引き取ったけど可愛くない
(回答者に交代)
三石由起子:
はい。
こんにちは。
相談者:
あ、よろしくお願い致します。
三石由起子:
はいはい。
えーとお、「変わる予感がしない」ってえ、おっしゃったけどお、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりね、自然にい、言えないっていう事は、あなた分かってるんだから、自然に言えないんだっらたね?
やっぱ無理にでも、言う努力をしないといけないのね。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、あのね、人間の脳って、凄くいい加減なものでえ、
相談者:
はい
三石由起子:
暗示に掛かるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
で、自己暗示っていうのもあってさ。
相談者:
はい
三石由起子:
自分で自分に暗示を掛ける事が出来るから、
相談者:
はい
三石由起子:
まずあのお、「長男と会話が出来ない」なんて言うのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
錯覚だと思わなくちゃいけないし、
相談者:
・・はい
三石由起子:
自然に可愛いとお、
相談者:
はい
三石由起子:
思えないんだったら、
相談者:
はい
三石由起子:
無理にでも、「可愛い」っていう言葉に出してやんないといけないのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
意味分かりますう?
相談者:
はい、分かり・・
三石由起子:
うん。
ホントに可愛いと思ってるものだったらね?
相談者:
はい
三石由起子:
いちいち言葉にしなくてもさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
目で可愛いなとか、動作で可愛いなとかって、向こうが分かってくれる事もいっぱいあるんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
可愛くないんだからさ。
相談者:
・・・はい
三石由起子:
うん、その時はね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、可愛いっていう、言葉をね?
相談者:
はい
三石由起子:
投げてやらないとダメなんですよ。
相談者:
・・・ああ
三石由起子:
だから、それは母親の義務として、
相談者:
はい
三石由起子:
例えばねえ、ノートを買って来てさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
ノートを、つ、あの、長男用のノートを作ってね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの、「可愛い」っていうのを、一日5回、もう絶対言うとか、
相談者:
・・・はい
三石由起子:
で、こういう時に言った。
今日は、こういう時に言った。
今日は、こういう時に言ったって書いて行って・・もし、寝るまでに5回言えなかったらあ、
相談者:
はい
三石由起子:
寝かせる時に「可愛い」って、5回言うんですよ。
相談者:
・・・
三石由起子:
そのくらいの努力しないと駄目なの。
相談者:
・・・はい
三石由起子:
でね、「可愛い」「可愛い」って言ってるうちにね?
相談者:
はい
三石由起子:
これえ、あの、不思議な事に絶対に可愛くなりますから。
相談者:
・・・
三石由起子:
それとね?
相談者:
はい
三石由起子:
あたし、矛盾した事を言うようですけど、よく聞いて下さい。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?
可愛いと思わなくちゃダメなんだよ?ね?
これは、自己暗示に掛けなくちゃダメなんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
これが、1つの事ね。
相談者:
はい
三石由起子:
もう一つ、言いたい事はねえ。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね、母性愛っていうのは、本能じゃないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、自分が産んだ子なんだからあ、可愛いって思わなきゃいけないんじゃないか?、とかね?
相談者:
はい
三石由起子:
可愛がらなければいけないんじゃないか?とかね?
相談者:
はい
三石由起子:
可愛いものに違いないのに、わたしは変なんじゃないか?とかね?
相談者:
はい
三石由起子:
それ、思わなくて良いんです。
相談者:
はい
三石由起子:
それが出来ない自分は変なんじゃないか?っていう罪悪感は捨てたら良い。
相談者:
はい
三石由起子:
それとね、もう一個聞いて。
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、お腹をお、ずっと叩いててねえ?
相談者:
はい
三石由起子:
そのお、こう、流産望んでたような記憶ね?
相談者:
はい
三石由起子:
それはね、覚えてても良い事、何もないからあ、
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、それ、忘れた方が良い。
相談者:
分かりました。
三石由起子:
うん、それとねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
えーとお、施設に、産まれたばっかりで預けてしまったという事ね?
相談者:
はい
三石由起子:
その事についてはね、
相談者:
はい
三石由起子:
引け目を感じない方が良い。
相談者:
はい
三石由起子:
DVのお、父親が居たわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そのじ、DVの父親とお、一緒に暮してたらあ、
相談者:
はい
三石由起子:
その子、生命の危険があったかもしれない。
相談者:
はい
三石由起子:
実際、あったと思うんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらね?、あなたがやった事はね?
相談者:
はい
三石由起子:
息子の命をかばった事であってね?
息子を安全地帯に避難させていた事であってね?
相談者:
はい
三石由起子:
悪い事だけ覚えてちゃダメだよ。
相談者:
・・・
三石由起子:
わたしが手離してしまったとか、預けてしまったとかっていう、記憶をねえ、あなた自分で塗り替えなくちゃ駄目だ。
わたしは、この長男を守ったんだっていうふうに。
相談者:
はい(泣)
三石由起子:
うん、これはね、した方が良い。
それとねえ、あのお、「会話が出来ない」ってえ、言ったけど、
相談者:
はい
三石由起子:
これあのお・・これも、錯覚だから、錯覚だと思った方が良くて。
その、次男の子はね?
相談者:
(鼻をすすって)はい
三石由起子:
今までえ、あのお、ま、日常茶飯事の事、あーでもない、こうでもないって、ずーっと喋って来た、その延長じゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
で、喋れるんだけどお、
相談者:
はい
三石由起子:
その生活が無かったわけだからあ、
相談者:
#$%□・・はい
三石由起子:
で、どうやって話を弾ませるかって言ったらね?
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、母親としてえ、息子にい、息子がね?、もし、あのお、自分と共通の価値観を持つようになりね?
共通の物を見てえ、
相談者:
はい
三石由起子:
楽しいとか、嬉しいとかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
そういう思い出が増えて行けばね?
相談者:
はい
三石由起子:
これはもう、可愛くなるに、間違いないんだよ。
だからね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたあのお、仕事で大変かもしれないけどお・・・
一日い、一冊う、簡単な絵本で良いからあ、
相談者:
はい
三石由起子:
ね?読むのにい、10分も掛からない絵本で良いから、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、幼稚園の子が読むような絵本で良いよお。
相談者:
はい
三石由起子:
だから、それもねえ、毎日、1冊お膝に乗せて読んでやる。
相談者:
・・はい
三石由起子:
これねえ、2人乗せようとか、
相談者:
はい
三石由起子:
思わないで、長男だけを乗せるんです。
相談者:
ああ・・・
三石由起子:
うん、だ、次男が「乗りたい」っつったら、「あとで」だよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、それでえ、その、本を読んでやって、お膝に乗せて本を読んでやってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
本を読んでやりながらね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたのお、感想をどんどん言うの。
相談者:
・・・はい
三石由起子:
「わあ、楽しそうだね」とか、「あ、良かったね」とかあ。
「これ、美味しそうだね」とか。
相談者:
ああ・・・
三石由起子:
で、向こうのお、
相談者:
はいはい
三石由起子:
感想を聞こうとしないでえ、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたの感想、嘘でもい、言うんだよ、嘘でも。
相談者:
はい
三石由起子:
大人だから、そんな事はできます。
その中でね?、自分の、価値観を、どんどんこう、勝手にい、言う訳でしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
そういう時間をねえ、やっぱり積み重ねて行くとねえ、やっぱり他人とは思えんのですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
相談者:
分かりました。
三石由起子:
余裕持ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
お膝に乗せてえ、
相談者:
はい
三石由起子:
嫌でも、本読んでやって。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたが頑張んないと駄目、それは。
相談者:
はい、頑張ります。
三石由起子:
はい、はい
(再びパーソナリティ)