腹を叩き流産を望んだ長男は障害児。施設に預けて6年後に引き取ったけど可愛くない
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
・・はい
今井通子:
うん、あなたがね?
相談者:
はい
今井通子:
あの、やっぱり、お腹叩いちゃったとか、産まれて来なきゃ良いのにと思った事?
相談者:
はい
今井通子:
その事があ、可愛さを、を、見い出せない、邪魔してる言葉なんですよ。
相談者:
(鼻をすすって)はい
今井通子:
うん。
三石先生、ホント良い事おっしゃったと思うけど、「DVのご主人から守ったんだ」って、思った方が良い。
相談者:
はい(泣)
今井通子:
うん・・あのお、
相談者:
今までそんな事思った事なかったです(泣)
三石由起子:
うん
今井通子:
うん。
だから、そういうふうに思った方が良いですよ。
相談者:
はい
今井通子:
よろしいですか?
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
はーい、失礼しまーす。
三石由起子:
頑張ってー。
相談者:
失礼いたします。
はい、ありがとうございます。
今井通子:
はーい
相談者:
頑張ります。
今井通子:
はーい。
相談者:
失礼いたします。
(内容ここまで)
三石&今井 「あなたが息子の命を守ったの」
こおんな突っ込みどころ満載の屁理屈。
中国残留孤児じゃあるまいし、避難するなら母子セットだ。
もちろん両女史だって、百も承知で言ってんだけどさ。
女にとって都合の悪いことは聞かなかったことにし、都合にいい部分だけをポジティブに捉えて、これからのことだけにフォーカスする三石&今井コンビ。
ま、そうだね。
過去を責めたところで7歳の息子くんにとって何もいいことはない。
だから、ここは代わりにその役を引き受けよう。
過去をほじくり返す。(笑)
この女の言いワケが吹っ飛んでしまうのは、何より次男の存在だ。
長男を捨てた2年後に妊娠し、今度はしっかりと夫婦協力して出産し、育てている。
ちょ、長男は?
経済的困窮は?
夫婦 「良かったなあ、今度は耳もちゃあんと付いてるし、可愛いよ♪」
三石由起子 「母性愛っていうのは、本能じゃないんですよ」
なんというブラックジョーク。
だって、そのことを証明してくれているのが受話器の向こうにいる、この女だからだ。
しかし、簡単に乳児を手放せるもんなんだな。
いや社会の仕組みとしてだ。
一応、公式化されてる仕組みとしては、育てられなくなったときの駆け込み寺として児童相談所がある。
認められれば、乳児の場合は乳児院(早い話、病院)、概ね1歳以上は児童養護施設に預けられ世話してくれる。
どういう審査で認められるのかはベールに包まれているんだけど、どんな事情であれ、育てたくない親なんだから、子どもの安全上、あまり審査を厳しくすることも出来まい。
ここは大変難しいところだ。
いや、もっと便利な所だってある。
赤ちゃんポスト(*)
審査どころか顔すら合わせることなく、匿名で引き受けてくれる。
(*)赤ちゃんポスト:
熊本県熊本市の慈恵病院に設置される、公式名は「こうのとりゆりかご」。
親は、60cm四方の扉を開け、保育器に子どもを置いて立ち去ればいいだけ。
あとの行き先は公式ルートと同じ。
親はその場を去った後で、名乗って病院や行政と意思疎通も可能だ。
女の九州なまりが、そんな可能性も思い起こさせた。
昨今、親の資質を疑うような事件が社会問題化しているきらいもあるけど、生物学的に言うと、長い目でみれば心配する必要はないんだとか。
その理由は、動物の能力やDNAは、そのすべてが種の保存に最適に進化して作られているから。
乳児から幼児までの子どもの姿が可愛い、あるいは大人がそれを可愛いと感じるようになっているのは、子どもが自分一人では生きていけないからだ。
母性もそう。
つまり、ここから外れた劣勢遺伝子を持つ、母性に欠ける女は自然淘汰され、種として大勢を占めることは出来ない。
ただし一方で、劣勢遺伝子オンナが常に一定の割合で出現することもまた、確率上、し方のないことではある。
そのクジを引いてしまったのがこの7歳の長男だ。