（回答者に交代）

マドモアゼル愛：
はい、どうも、こんにちは。

相談者：
こんにちは。

マドモアゼル愛：
はい。
名前の、が、変わるっていうの、これ、誰と結婚したって、

相談者：
そうなんですよ。だから・・

マドモアゼル愛：
だよね？、最初から、分かってる事だよね？

相談者：
ま、そういう事も考えてえ、家を選んだつもりだったんですよ。

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
お父さんのお、ご職業とかも、知ってますしい。
そういうのでえ、「あ、良いお家だな」と思ってえ、それが周りからも聞いていたのでえ、っていうのも、結婚の中で、結構大きな要素だったんです。
だけどお、入ってみたらあ、結構、違うところが見えて来てえ、ちょっと嫌になった、みたいな。

マドモアゼル愛：
うん、そうなるとね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
もう、僕う、の、結論になっちゃうけども、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
結婚を決めた要素が間違ってたんじゃないの？

相談者：
・・ああ・・結婚も、す・・

マドモアゼル愛：
あなた自身が、家っていう概念に、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
結構縛られてるよね？、逆に言うと。

相談者：
あ、そうですね、それはホントにそう思います。

マドモアゼル愛：
要するに、自分の家の育った、あなた自身の家にも。

相談者：
そうですね、そうなんです。
それも、凄い思っていてえ、なんか、あのお、自分の、家は、ま、地元では結構、

マドモアゼル愛：
名主、名士？

相談者：
そう、そうですね、そういうのが、多分どこかでえ、誇りに思ってるう、のと、同時に、ちょっと驕（おご）ってるところがあるんだと思います。

マドモアゼル愛：
というか、

相談者：
それでえ、

マドモアゼル愛：
コンプレックスだと思うのね、僕。本当は。

相談者：
ああ・・あ、それもありますね。はい。

マドモアゼル愛：
うん、あのお、ま、にん、日本にも上流階級とか、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
名士って言われる人、やっぱ居ると思う、けれども、

相談者：
はい、はい

マドモアゼル愛：
よく知っちゃうと、同じだよね？

相談者：
そうですね。

マドモアゼル愛：
人間として、ほとんど。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
そん中で・・あなたは、まだこだわってるよね？やっぱり、家っていう・・

相談者：
そうですね。

マドモアゼル愛：
ものにね？

相談者：
そうですね、それは・・凄く

マドモアゼル愛：
そして、そのウェイトが、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
自分があ、付き合う、自然なその情緒を、ベースとするう、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
異性関係・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
と、同等、乃至、以上の、ものを持っているっていうのはあ、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
何か、何をこだわってんのかな？っていう気持ちを、やっぱり受けちゃうのよね。

相談者：
あー・・そうですね、それに関してもお、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
ま、親族う、その中で、自分ん、だけがあ、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
周りの子たちよりも、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
学歴とかあ、

マドモアゼル愛：
うん、でしょうね。

相談者：
そういう面で、ちょっと低いっていう事とか、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
あとは、なんか色んな事を、小さい頃から、色んな事を、コンプレックスに感じる事が多くて、

マドモアゼル愛：
うん・・

相談者：
で、

マドモアゼル愛：
だから、あなた自身が比べられて、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
受け入れ難いものを、しょうがない物差しとして、受け入れてしまったわけであって、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
魂では、ホントは反発してたのかもしれないよ。

相談者：
あー・・・

マドモアゼル愛：
そっから、解放してくれるためにい、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
こうした結婚が用意されていた、というストーリーも、運命的には見えるよね？

相談者：
はあ・・

マドモアゼル愛：
それで、ここでもし、離婚して、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
この、嫌な、親類と別れた時に、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
あなたに残るのは、またその、コンプレックスをもとにする、どこに手応えがあるか分からない家のアイデンティティーになっていくよ。

相談者：
ああ、そうですね。はい。

マドモアゼル愛：
そういう２つの構造が、僕、あるような気がするのよ。

相談者：
そうですね。

マドモアゼル愛：
あと、気になったのが、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
正式にい、まあ、あの、ちゃんとやるっていうのは、それは良い風習だし、良いと思うけども、

相談者：
はい、はい

マドモアゼル愛：
その、気持ちは、彼や、彼のご両親に伝えたのかしら？あなたとしては。

相談者：
うちの両親はあ、あのお、「そちらのお家にお任せしなさい」という形なので、

マドモアゼル愛：
じゃ、伝わっていないわけだよね？

相談者：
わたしがやりたいって言う前に、「無しって事で」って言われてしまってえ、ま、それを上手く伝えられずにい、

マドモアゼル愛：
うん。そうすると、相手は悪意はないよね？、少なくとも。

相談者：
・・そう、ですね。
っていうか、彼曰くう、あのお、「母親はお金が掛かるのがあ」

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
「嫌だ」って、うちの家の事、近所なので知っているのでえ、

マドモアゼル愛：
うーん

相談者：
「いくらお金が掛かるんだ？」みたいな事を、

マドモアゼル愛：
あー

相談者：
言っていたって、そういうのを聞きました。

マドモアゼル愛：
なるほど。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
「あの家のお嬢さんをお」

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
「迎えるには、正式にやったら、これ大変な事になるよ」という、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
思いがあったわけじゃない？

相談者：
そうですね・・多分、はい

マドモアゼル愛：
だから、「お金掛かる事できないよ」と、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
いう事で、釘を刺していた、

相談者：
そうですね。

マドモアゼル愛：
という流れは分かるよね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
それ自体は、何か嫌な、確かに、何かあ、失礼だな、という気持ちは、確かに、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
あの、受けるものの、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
動機は、まあ、分かるよね？、こいで、ハッキリとね？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
割りと。
そうすると、あなたが、「いえいえ、家なんて、別に、そんな、昔から、ちょっとアレなだけで、何も、変わらない、同じ人間なんです」っていう、考え方があれば、向こうも、「嬉しい、助かった」っていう事で、受け入れられる、絵でもあったよね？

相談者：
そうですね。

マドモアゼル愛：
ね。

相談者：
それをわたしが・・

マドモアゼル愛：
で、あなたが、自分の家の中で、自分だけが、どっか、劣等感を感じつつ・・生きて来たっていう、ものがあって、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
逆にそこを、卒業しないで、捨てきれないでいるという・・複雑な、まあ、何か、前提のお、アレがあったような気がするのね。

相談者：
うーん

マドモアゼル愛：
だから、結婚をどう考えるのか？っていうところの、基本の問題があるような気がします。

相談者：
うーん

マドモアゼル愛：
ホントは、愛情を優先したならば、こうした問題は、付帯する問題として、処理できるはずなのよ、本当なら。

相談者：
はあ、なるほど、はい、そうですね。

マドモアゼル愛：
うん、なので、このお２人の、中に、本当に、そのあなたの中にも、純な、愛情があるとは、僕にはあんまり思えないのよ、悪いけど。

相談者：
うーん

マドモアゼル愛：
ま、そこら辺、ちょっとあのお、もっと深く、加藤先生にい、ちょっと、もう一回伺ってみたいなと思います。

相談者：
はい

（再びパーソナリティ）