新築注文住宅。隣のゴミ屋敷の猫がうちに糞をする。言っても埒(らち)が明かない
テレフォン人生相談 2016年7月18日 月曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 戸建てに住む男 妻 幼稚園の子の3人家族 お隣に一人暮らしの60過ぎぐらいの女
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。
相談者:
もしもしい、はい
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
ドリアン助川:
えー、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
あ、はい、隣りの、家の人、との、トラブルというか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんですけど。
ドリアン助川:
ほうほう
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、具体的にはどんなトラブルですか?
相談者:
はい、ここお、3ヵ月ぐらい、ま、から、前からですね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
その、隣りの、家にい、野良猫が住み着いてるんですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、えっと、まあ、その、隣りの家の人お、も、ゴミ屋敷まではないんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
も、凄い、家が、も、外見からはもう、人が住んでないような、家なんですけど、
ドリアン助川:
あん、プチゴミ屋敷みたいな感じで?
相談者:
はあ、はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ここに、住まれてて、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
んでえ、あんまり会う事がないんで、夜とか、朝、ちょっと見かけるぐらいなんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
んで、最近ん、猫が住み着き出したんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ま、一回い、んー、その猫、があ、うちい、の、家に糞をしたんで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう・・と思って、処理をしたんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
また、最近、家に帰って来るたびに、臭いと思ったら、猫が糞をしてるんで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
でも、そこ、隣りに住み着いてるんで、どうにか、したいなと思って、
ドリアン助川:
あー・・
相談者:
話をしたら、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
家のお、基礎の部分に、通気口があるんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこに住み着いてるんですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
最近見たら、そこにこう、雨とかが、に、濡れないように屋根みたいなやつも、隣りの家の人が作ってるんですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、「それは、猫お、を、飼ってるんですか?」と、「それとも、住み着いてるんですか?」って聞いたらあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「いやあ、あの、飼ってます」って言うんですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
だから、その、「飼ってるんやったら、その糞とかは、ちょっとどうにかして下さい」ちゅう話をするんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
全然、その、埒(らち)が明かない、と言いますかあ、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
別に何をするわけでもない、んですね。
だからと言って、こっちがその、猫除けのお、何か買って来てえ、何かするのも、おかしい、なと思うんですね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、結局、猫を、その、「飼ってる」っちゅっても、ただ、餌与えてるだけえ、なんですよ、野良猫にですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
だから、その、どうにかして欲しいのと、ま、もう、結局は、もう、その、基本的にはもう、昨日も話をしたんですけどお、「猫を、飼うならあ、ちゃんと、そういう躾をして欲しいですし」
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、「そういうのができないんやったら、もう、餌与えずに、して下さい」っちゅう話をしたんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
多分、なん、何も変わらないと思うんですね?
ドリアン助川:
うーん
相談者:
でえ・・
ドリアン助川:
あの、お隣の方っていうの、おいく、ご夫婦ですか?
相談者:
ああ、いや、もう、お、おばあちゃん、1人暮らしで、
ドリアン助川:
おばあちゃん、1人?
相談者:
はーい
ドリアン助川:
あ、おばあちゃんなんだ。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
大体、いくつくらい方ですかねえ?
相談者:
60過ぎだと思うんですけどお、
ドリアン助川:
あ、60過ぎっていうと、ま、今、
相談者:
まだ
ドリアン助川:
割と若い方ですけどお、
相談者:
ま、そ、そうですね。
ドリアン助川:
でも、もう、おばあちゃんっていう感じの・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
あー・・この方、なに、お仕事なんか、されてるんでしょうかね?
相談者:
なんか、働きにい、いつも自転車で、出かけられるんですね。ど・・
ドリアン助川:
ああー、一応、その社会、との、接点っていうか、ちゃんと、仕事はしてらっしゃるという事なん・・
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ええ、でも、そのお、ね、お一人の方が、なんか猫をお、大事にしたがる気持ちも分かりますが、
相談者:
うん、そうですね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
寂しいのかな?、とも、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
思うんですけど、ただ・・
ドリアン助川:
で、この、猫は、一匹ですか?
相談者:
最初は、2、3匹だったん、今、5、6匹い、に、増えて来て、
ドリアン助川:
あ、増えちゃってるんだ。
相談者:
も、赤ちゃんをやっぱ生んだり、してるんですね。
ドリアン助川:
あー
相談者:
この、春から、
ドリアン助川:
じゃ、プチゴミ猫屋敷だ。
相談者:
はー、でも、
ドリアン助川:
あー
相談者:
臭いがやっぱ、凄いんですよ。
ドリアン助川:
うーん・・
失礼ですけどもお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなた様の、お家も、そこの家も、一戸建てのお家という事ですね?
相談者:
そうですね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、3年前ぐらいに、家はその土地を買って、そこに、引っ越して来た・・状態なんです。
ドリアン助川:
あっ、引っ越して来た・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
はいはい、元から住まわれてたのは、その隣りの家、の方なんですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
あー・・
相談者:
はー
ドリアン助川:
どれぐらいの、至近距離で、こう、隣り合ってるんでしょうか?
相談者:
1メーターちょっと離れたところに、
ドリアン助川:
はい
相談者:
塀が建ってて、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
その、塀自体は、隣りと共有なんですね。
ドリアン助川:
ああ、はあはあ
相談者:
で・・
ドリアン助川:
この塀というのは、どれぐらいの高さなんですか?
相談者:
1メーターぐらいの高さ・・
ドリアン助川:
あー、1メーター、
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃあ、猫にとっては、もう、何の問題もなく、
相談者:
何も問題もない・・
ドリアン助川:
えー、うーん
相談者:
です。
ドリアン助川:
猫が、でも、どうして、その、あなた様のお家を、トイレ替わりにするようになっちゃったかですねえ?
相談者:
ですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
でこう・・で、色々、インターネットで調べても、多分、もう、うちの家がトイレみたいになってるのかなと思うと、ちょっと、また、それも、ムカムカする(苦笑)する話
ドリアン助川:
ふふ(笑)うーん
相談者:
はい
ドリアン助川:
弱りましたねえ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、再三再四、そのように、「困ります、何とかして下さい」って事は、言いに行ってるわけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
その、罵り合うようなとこまでは、行ってない?
相談者:
いや、までは、はーい、そ、そういう事は、ま、しない、んですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あと、「どうにかして下さい」っていうお願いはするんですけど、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ただ、なんも、変わらん、だろうなあ、と思ったんで、
ドリアン助川:
うん
相談者:
ちょっと・・一応その、区長、町内の、ちょっとそこにも、相談はしたんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、ま、ちょっと正直、どーも出来るかなあ?って、なに、ちょっと、そこも悩んでるような状態で。
ドリアン助川:
あなた、の、家族構成は、どうなってるんですか?
相談者:
嫁さんが、と、子どもと3人暮らしです。
ドリアン助川:
ええ、お子さん、なんか、どんな反応なんでしょう?
相談者:
ま、こ、子どもお、も、だから、幼稚園ん、なんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
帰って来るたびに、「なんか、臭い」って、
ドリアン助川:
ああ・・
相談者:
「ウンチが落ちてるよ」って、言って来るんですね。
ドリアン助川:
うーん、で、また、
相談者:
で、またかーって、
ドリアン助川:
この、糞の問題、臭いの問題が無ければ、
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
問題ない・・ですかね?
相談者:
そこが、ちゃんと、躾をしてもらえるんであれば、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
・・と思って、だから、色々こっちでこう、その猫除けえ、を、考えようかと思ったんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、やっぱ、その、色々なんか、買うにしてもお金が掛かるし、ですね?
ドリアン助川:
うーん
相談者:
それで、まあ、なんで、こっちで負担するんかな?、って思うと、ちょっとまた・・なん、うん、納得がいかないんでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
ま、例えば、そういう猫除けって、どういうもの、あるか、ちょっと、わたしには分かんないんですが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、「ある程度の物を作りたいと、で、その費用は負担して下さい」っていうような話までは、まだしてないんですか?
相談者:
そうです、一度、その、その前に、木があ、凄い庭の木が、もう、何も手入れしないんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
凄い・・伸び放題で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、おっきい木が、うちの家の敷地まで入って来てたんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
そのお、「切ってください」っていう話をしたら、「そういうお金がないんです」って言われたんですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、それも、町内の区長さんに相談したら、「じゃ、みんなで、切るわ」っていう事で、あのお、近所の人みんなで、切ってくれたんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、そ、そういうような状態なんでえ、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
だから、お金っちゅうのは、ま、頼む、そういうのは、難しいかな?、と思うんですね。
ドリアン助川:
うーん、ああ、ま、忸怩(じくじ)たる部分はあると思うんですけどもねえ?
相談者:
はい
ドリアン助川:
どういうふうにしたら、いいなあと、お、思われますか?
相談者:
基本的にはあ、ま、できれば、猫除けの、買って来るんですけど、やっぱ、その費用をちょっと負担してもらう、ま、それがホントに効果あるかどうか分からないんですけど。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、向こうの方はそのお、黙ってしまうと?、何か、こう、得策があれば、的な・・
相談者:
ちょっと、ね、ま、「何かします、どうしたら良いですかね?」って、逆に聞かれるんで、
ドリアン助川:
ああ
相談者:
(苦笑)「どうしたら良いですかね?」っていう事であれば、もうだから、「ホントは、ま、餌与えないで欲しいんです」っていう話はするんです。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
「そしたら、どっか居なくなるでしょ」っていう話はしたんですけど。
ドリアン助川:
うーん、うーん
相談者:
はい
ドリアン助川:
そうですかあ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
ちょっと、わたしも、今、も、全くう、どうしたら良いか分かんない状態ですね、お話聞いてて。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、今日の、おー、回答者の先生紹介したいと思います。
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、弁護士の坂井眞先生です。よろしくお願い致します。
(回答者に交代)