妻の嘘。跡をつける夫。苦しさゆえに離婚を告げる62歳を見捨てられない妻
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもしい?
相談者:
はい#$%◆
加藤諦三:
あのお、今、マドモアゼル愛先生の言われたねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さんから見ても、なんか、ある、物足りなさがあった、あなたのねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
愛情にそういうものがあったっていう、指摘は僕もほんとにね、素晴らしい指摘だと思うんですよ。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それともう一つはあなた、やっぱり、日常を大切にする事だね。
相談者:
はい
加藤諦三:
日常の当たり前の事。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
なんて言うのかな?、日常の小さな当たり前な事をお、に、満足しないと、やっぱり、最後は人間関係躓(つまづ)くんですよ。
相談者:
ああ、はあはあ・・そうですねえ。
加藤諦三:
うん、だから、今の段階で、とにかくう、奥さんは、「あなたを置いて行けない」と言ってくれている、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、別れよう、になっていない、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの心の整理の問題で、
相談者:
はい
加藤諦三:
ですよね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
だから、そういう方向で考えてみて、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、整理が付くか付かないか分かんないですけど、そういうような事でね?
相談者:
はい
加藤諦三:
一度、自分の心を振り返ってみて下さい、私は、
相談者:
分かり
加藤諦三:
何を当たり前と思って、生きているんだろうかって事です。
相談者:
あー、あー、あー、なるほど、はい、はい、分かりました。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
#$%◆ 失礼しまーす。
加藤諦三:
何事も、当たり前と思うな。
(内容ここまで)
夫に内緒にしてた妻の行き先・・
ホームヘルパー(*)の講習会だった。
(*)ホームヘルパー: 正式名は訪問介護員。1級と2級がある。
(涙)
なんちゃって。
現実は男しかないわな。
でも、マド愛の見立ては合ってると思うよ。
まだ、川は渡っていないっていう。
プラトニックの方が罪深かったりもするんだけどね。
この男を苦しめてるのだって。
この人、どういう障害かは分からなかったけど、男性としての機能が失われているんじゃなかろうか?
妻のあとをつけるぐらい嫉妬に苛(さいな)まれているのに、カマに掛からない妻にそれ以上聞きもせず腰砕け。
でも、男にとって疑惑は疑惑ではなく確信。
で、その苦しさに耐え切れずに離婚を告げる。
こう?
ここら辺の苦悩は性別は違えど理解できるよ。
てか、年代も超える。
中学生も60のオヤジも変わらないんだなって。
思いがかなわない相手なら、いっそ目の前から消し去りたい。
誰かの唄にあったような・・
妻は分かってるんだな、自分の嘘が夫にバレてること。
一方、夫は、見え透いた嘘を言う妻に全てを悟る。
男女の関係を否定したところで、心の裏切りは事実だ。
このことを夫婦で共有できたってこと。
こういうの嫌いじゃないよ。
罵り合うんじゃなくてね。
ドラマなんかだと、セリフじゃなく、何気なく発する言葉、表情、間、カメラワークで観る人に伝えなければならない。
結婚20年の夫婦には容易(たやす)いこと。
妻は決めたの。
20年は捨てたもんじゃなかった。
100点を追って0点になるより、65点の人生を受け入れよう。
不満っていうんじゃない。
お互い複雑な思いを抱えながら、それでも一緒にいる。
この夫婦、このままずっと続いて行きそうな気がする。
と思ったら、1年足らずで再登場!
「家から15分のスーパーに13時に出た妻のレシートの打鍵時刻は16時半」