文句を言う同居の姑。意地悪な義兄姉。怒る女が諭された「誠実な声は静かで怖い」
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもしい?
相談者:
はい、お世話になります。
大迫恵美子:
あはい、こんにちはあ。大変ですねえ。
相談者:
あは(苦笑)
大迫恵美子:
いや、まあ、ホントに大変だと思います。
相談者:
で、あのお、そういう事があって、わたし・・義母、と同居して、2年目にい、ちょっと難病を発症しまして・・で、今も、その難病と、闘いながらあ、暮してるんですけどもお。
大迫恵美子:
うーん、あのね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えっと、まあ、色んな事をお考ええ、みたいですよね?、その、要するに、まあ、で、お義母さんに出てってもらうのかね?
相談者:
あは(笑)
大迫恵美子:
一緒に暮すのか?、っていう・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
か、事だけどお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それはねえ、あのお、まあ、あの、ベスト、は、ないですよね?
相談者:
ああ・・やっぱり。
大迫恵美子:
結局う、そのお、あなたは何かの不利益を引き受けなきゃいけないでしょ?
相談者:
ああ・・
大迫恵美子:
ま、あそれは、お義母さんを出してしまえばね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
おー、お義兄さんやお義姉さんとはもう、関係もないだろうし、
相談者:
ええ、主人は、あの、「別に、もう、縁を切ってもいい」っていうところまで、来てます。
大迫恵美子:
うん、
相談者:
うん
大迫恵美子:
だから、まあ、縁を切る事に、なると思いますよ。
相談者:
うーん
大迫恵美子:
(咳払い)あのお、まあ、先程、ちょっとね?、そのお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
今井先生の方から、あー「認知症、のお、疑いがあるんじゃないですか?」っていうお話があった、あの、ありましたけどお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
例えばそのお、施設に入れるっていうような事はお考えじゃないんですか?
相談者:
ああ、あのお、介護認定が、高くないので、低いので、
大迫恵美子:
うーん、例えば、有料老人ホームとかは、考えられないんですか?
相談者:
いうのは、あのお、その話も一回した事あるんですけど、「お前とこが見やんのやったら、アパートに住むんやったら、お前とこは、どんだけ出せるんや?」って、言われました。お義兄さんから。
大迫恵美子:
うーん
相談者:
ですので、お義兄さんたちは、も、丸っきり、「お前とこは偉いんやで、今まで見てくれたんやで、例え、1年でも2年でも見るわ」とかっていうような、気持ちは一切ないみたいです。
でも、その話になるまでは、義母は、「わたしをほっとく者はおらん、わたしを見やんっていう者はおらん」って言って、じ、自慢気に言ってたんですけれども・・結局、誰も見てくれる人はなかったって、自分で自覚したみたいです。
大迫恵美子:
うーん、まあね?、そのお、認知症、のお、気配も感じられるという事だとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
これから、益々、そのお、言動やなんかで、あなたが納得できないような事をね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
言ったり、したりする可能性もありますよね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
で、あなたの方が、ご自分の病気もあってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
んもう、とても無理だとお、いう事ならね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それはもう、あのお、無理は無理だと(苦笑)いう事ですからあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうそのお、おー、無理だっていう話を、う、兄弟でしないわけに行かないですよね?
相談者:
うんー
大迫恵美子:
で、お、その、「どうすんだ?」って言われても、もう、「出来ないものは出来ません」と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
いう事でね?、もう、それは、「捨てるのか?」と言われても、しょうがないと。
もう、そうなっちゃうと、ホントにい、その、生活保護なのか?、っていう事に、なる訳ですけどお。
相談者:
うん
大迫恵美子:
まあ、今、生活保護も、そう簡単ではないと、
相談者:
うん
大迫恵美子:
思いますけど。
相談者:
うん
大迫恵美子:
で、そういう事になった時に、それでも、お義兄さんやお義姉さんは、「もう、それなら、生活保護でいいよ」っていう事なのかどうなのかね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
お気持ちは、凄くよく分かるんですけどお、
相談者:
うん
大迫恵美子:
ま、あなたの事、とてもお気の毒だと思いますけどお、おっしゃってる事の中にね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
えー、何かそのお、凄い事をあなたが、切り出す、例えば、もう、「家から出てってもらいますよ」って言った時にね?
相談者:
うーん、うん
大迫恵美子:
あの、お義母さんがあ、あー、
相談者:
うん
大迫恵美子:
「今まで散々その『みんなは見てくれるから平気だ』って言ってたけど、ほら御覧なさい、誰も引き取らない」とかね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
「お義兄さんもお、ま、偉そうに言ってたけどお」
相談者:
うん
大迫恵美子:
「いざとなったら、自分は何もできなくてね?、言ってた事と、やってる事が違うでしょ?」とかね?
そういうその、ま、今まで散々(笑)苛められて来たので、
相談者:
うん
大迫恵美子:
えー、何か、その、仕返しして、あ、胸がスッとした。っていうようなね?(笑)
相談者:
あは(笑)
大迫恵美子:
事をしや、したいなっていう気持ちが、あるんだろうなあ、っていうのが、まあ、分かるんですけど。
相談者:
うん
大迫恵美子:
そこのところはねえ?、あのお、きちんと、整理しておかないとね?、そんな胸がスッとするぐらいの事を言うために、
相談者:
うん
大迫恵美子:
言ってるだけだとね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
ただ、揉めちゃうだけで、ちっとも、
相談者:
うん
大迫恵美子:
状況は変わらないですよね?
相談者:
うん、う、うん
大迫恵美子:
むしろ、ホントに、あなたが困っていてね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
「お義母さんは引き取れないです」と、「もう、出てってもらいます」っていう事になった時はね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
ホントのホントに、あなたが覚悟が決まった時には、
相談者:
うん
大迫恵美子:
恐らく、物言いはね?、もっと静かになるんじゃないかと思うんですよ。
相談者:
あー・・
大迫恵美子:
もう、誠実な感じ?
相談者:
うん
大迫恵美子:
誠実な声が、誠実な気持ちのまま出て来てえ、「申し訳ありませんが、わたしたちは、もう力尽きてしまって無理です」っていう話ですよね?
相談者:
あー・・はい
大迫恵美子:
そしたら、みんなね(笑)・・怖くなると思うんですよ。
相談者:
うん
大迫恵美子:
あ、これはホントだ。って思うとね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
だからあ、「なん、躍起になって、何言ってんだ、お前」ねえ?、
相談者:
うん
大迫恵美子:
「お前が見る事になってんだから、約束だからお前引き取れ」みたいなね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
口先だけの事を、お義兄さんやお義姉さんが言っても、
相談者:
うん
大迫恵美子:
全く対抗できないような状況になっちゃうんですよ?、その時にはね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
まだ、そうなってないの、と、思われてるので、
相談者:
うん
大迫恵美子:
向こうは、
相談者:
うん
大迫恵美子:
「なんだ?」とか、「じゃあ、お前、な、出てえ、一人暮らしさせるって言うんだったら、金いくら出す?」みたいなね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
そういう反撃をされてえ、
相談者:
うん
大迫恵美子:
それで、ま、こっちも黙っちゃうっていうようなね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
全然、まだまだ、弱い感じですよねえ?
相談者:
そうですね(苦笑)
大迫恵美子:
ふん(苦笑)だから、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
ホントに出来ない時には、あ、その、言い合いじゃなくてね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
まあ、あの、叱られても何を言われても、「できません」っていう話になるわけだけだから、
相談者:
うん
大迫恵美子:
そういう状況なのか(笑)どうなのかはね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
まず、あなたの方で、胸に手を当てて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、そういう声が出るようになってるんだったら、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
もう、どう言ったら、も、波風が立たないか、なんて考えてる余裕はないはずなので、
相談者:
うん
大迫恵美子:
真正面から、誠実に、
相談者:
うん
大迫恵美子:
怖い声を出すしかないですよ。
相談者:
うん
大迫恵美子:
その時は、もうしん、親族全部、絶縁ですけど、
相談者:
うん
大迫恵美子:
もう、そんな事も構ってられないと、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
いうふうになるはずですよね?
相談者:
うん・・・よく分かりました。
(再びパーソナリティ)
次男夫婦だけがこの母の面倒を看なくてはならない理由は何だろう?
義兄姉が拒否して当たり前の態度でいるのは何故だろう?
この義母の生活費はどうなっているのだろう?遺族年金?
この次男夫婦が母の面倒を看ることを条件に、亡き父親の遺産を多く相続したのではないかと勘ぐってしまいました。
義母の面倒を義兄姉にも看てほしいと提案したら“絶縁”になる理由が他に思い浮かばないので。
嫁にしてみれば、14年間面倒を看たのでこの財産の件は減価償却。後の1~2年は義兄にお願い・・・なら解る。