究極のお人よし。タダで働きながら銀行カードローンで社長に金を貸す男の生い立ち

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのですね、えーとお、この、社長さんていうのはご自宅とかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
え、何かそのお、ご自分の財産て持ってないんですか?

相談者:
いや財産、ていう財産は持ってないみたいなんですよね。

大迫恵美子:
自宅もないの?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ふーん、この、社長さんていう方はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、長く続いた会社だっていうことですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
おー、この社長さんが作った会社なんですか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ああ、じゃ、一代で作った会社っていうことですか?

相談者:
はい、そうですね。

大迫恵美子:
えー、あなたはね?
その、他に6人ぐらい従業員がいるわけでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
その中では一番後から入った人ですか?

相談者:
そうそうそうそう

大迫恵美子:
はい

相談者:
一番最後なんですよ。

大迫恵美子:
他の人達はどう言ってますか?

相談者:
他の人達は、労働基準局、に言って、訴えて、それで給料もらったっていうことなんですよ。

大迫恵美子:
ああ、あのそれは、未払いの、何か賃金があるとおっしゃってましたよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたも、あるそうですね?

相談者:
はい。
自分も、あ、1回も貰ってないからね、そこで。

大迫恵美子:
え、1年前に入ってお給料1回も貰ってないんですか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
んーとね、そうするとあなた、1年間ずうっとタダで働いて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その上100万円、貸してるってことなんですか?

相談者:
はい、そうなんです。

大迫恵美子:
んー、え、どうしてそんなこと続けてるんですか?

相談者:
んー・・だからそれも、んー、「困った」っつったもんで、それで、ちょこっと、うん。

大迫恵美子:
あのお、

相談者:
うーん

大迫恵美子:
親戚とかでもないんでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
んー、ちょっとね、それはねえ、どうなんだろう?
あのお、まず、それは、新しい仕事を、お考えになったらどうですか?

相談者:
うん、だから今新しい仕事に、ついで、今、やってるんですけども。

大迫恵美子:
あ、その、お、前の会社辞めたんですか?

相談者:
辞めた、うん。

大迫恵美子:
じゃあその、前の会社、1年前にいた会社の、おー、問題だっていうことなんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
はい。
えーとですね、そのお、ま、もう少しね?どうやって取れるか?について、

相談者:
はい

大迫恵美子:
情報が、しっかりしたものがあると良いんですけどね?

相談者:
はい、いや、お互いに、あの、1通ずつ持ってんですよね。
そのコピーしたやつを。

大迫恵美子:
うん、それはね、あのお、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
いいですか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは、ただの紙ですよ?

相談者:
あー・・

大迫恵美子:
要するに、あの、約束事が書いてある、

相談者:
はい

大迫恵美子:
書いてあるけど、それは紙です。

相談者:
あー・・

大迫恵美子:
お金を取るにはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、その紙のままでは、向こうが払ってくれない時に取る方法はないですから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それを証拠にして裁判をするっていうことはありますけどね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判でも、ま、判決が出てもね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
その判決も紙ですからね?

相談者:
あー

大迫恵美子:
実際にお金にするためには、

相談者:
はい

大迫恵美子:
向こうがお金を持っていなければ、取ってくる方法はないんですよ?

相談者:
ああ・・

大迫恵美子:
あの、裁判をするには勿論、お金かかりますのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判をする前に、

相談者:
はい

大迫恵美子:
取ってくる目当てがあるかどうか?について、

相談者:
はい

大迫恵美子:
調べておかないと、

相談者:
はい・・うん・・

大迫恵美子:
裁判所に行って立派な紙を貰っても、お金にはなりませんからね?

相談者:
なんない、はい。

大迫恵美子:
で、その100万円は、これ、誰に貸したことになってんですか?
その、社長個人なんですか?

相談者:
その、ん、そう、個人に、貸したことになってんですよ。

大迫恵美子:
会社じゃなくてね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
はい。
じゃあその、個人である社長の財産を、

相談者:
はい

大迫恵美子:
何か、見つけることができるんならばね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、回収を、さ、すればいいんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
もう少しあなたの方で情報を一生懸命調べて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
社長個人の財産の中から回収する方法があるならばね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
お手持ちのその、ファックスで貰った紙っていうのは、証拠ですから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それで、裁判なり何なりで、あの、

相談者:
ええ、やってけばいいですか?

大迫恵美子:
強制力のあるものに、してね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
で、押さえるっていうことが考えられます。

相談者:
ああ・・はい

大迫恵美子:
その、私の感じではね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
今、その苦し紛れに「伯父さんが亡くなって4千万が入る」みたいな話はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、全く信用できない。
「何月に入る」っていう話であっても、信用できないと思いますよ?

相談者:
ああ

大迫恵美子:
要するに、それはその、「お金が入ってくるまで何もね?あなたの方から、」

相談者:
はい

大迫恵美子:
「しないで待っててくれ」って言ってるってことですからね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
向こうはその場しのぎのことを言ってるう、だけなんじゃないんでしょうかね?

相談者:
ああ・・はあ(溜息)

大迫恵美子:
あの、それから賃金の方は、2年間で時効にかかってしまいますのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
これはあの、会社から取る話なんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
会社は売り上げやなんかがあるんですかね?

相談者:
売り上げはあります。

大迫恵美子:
そうするとね?
あのお、会社に対する債務名義を取って、

相談者:
はい

大迫恵美子:
売掛金を押さえてしまうっていうようなこともできるんですよ?

相談者:
はい、ああ・・

大迫恵美子:
そういうことをするのかどうか?ね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、ま、今の状態では、あなたは、まあ、いいカモにされて(笑)、

相談者:
はい

大迫恵美子:
恐らくもう、このまま有耶無耶(うやむや)にしようという、風に思われてると思いますよ?

相談者:
ああー・・

大迫恵美子:
でもまあ、あのお、ないところから取れないので、もう諦めてしまうのかね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
恐らく、これ、未払い賃金の方も、全額でどのぐらいですかね?
一月どのぐらいのお給料でしたか?

相談者:
大体、24万・・

大迫恵美子:
1年間・・

相談者:
大体、約う、うん、だいたい、百う、五、六十万(150、160万)ぐらいですね。

大迫恵美子:
百五、六十万?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それとこの100万と、二百五、六十万ですよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、あのお、あなたにとって、まあ、非常に大事なお金ですしね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、まあ、裁判をして取るということについては、若干微妙な数字というか(笑)、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、おー、まあ、諦めるのも、諦めきれないし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
かと言って大事にするには、あ、費用との兼ね合いも考えなきゃいけないっていうぐらいの感じの金額だと思うんですけど。

相談者:
ああ、はい

大迫恵美子:
もし、ちゃんとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
対応しようと思ったら、これはあの、弁護士に正式に相談に行って、正確に、情報を集めながら、真剣に考えないと、

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
まあ上手くいかないと思いますよ。

相談者:
はい、分かりました。

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

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