大人になっても制御できない巨大なナルシズム。全てを親のせいにして暴言吐く息子30歳
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ま、何よりもあのお、お母さんに、あなた様に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、必要以上の苦しみや悲しみが・・溜まらないように、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ
相談者:
分かりました、ありがとうございます。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい、じゃあ、あのお、ちょっと、あの、挑戦してみますので。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい、ありがとうございました。
三石由起子:
はい
ドリアン助川:
はい、どうも失礼します。
相談者:
どうも、失礼いたしまーす。
(内容ここまで)
なして、こげなコッパズカシイ息子に育ったん?
相談者:
プロ野球選手になりたかったとか、いまだに持ってるようなんです。
マジか?
だって、中学でも高校でも野球やんなかったんでしょ?
一度はタレントになろうとしたんでしょ?(プッ)
なに、その万能感。
永遠の中2病だ。
アンタが甘やかした結果だ。
と、決めつけようかと思ったけど、弟の方は一応まともなんだな。
三石 「親と子っていうのは、化学反応みたいなもんで、同じ条件で、同じ事をしても、上手く行く子もいれば、変になる子もいる」
科学反応とは言い得て妙で、まさにこの母親と長男、次男がソレを体現しているわけだ。
この女の余裕も、二分の一は上手くいったってところから来ている。
加藤先生に言わせると、
家族の問題は一番弱い所へと行く。
家族で一番優しい人がその家族の掃き溜めとなる。
今日の相談で父親の顔が全く見えてこないのが不思議だ。
同い年の夫は長男が暴言を吐くとき、どこで何をしてるの?
ナルシストの作り方
長男はナルシスト。
ナルシストの作り方は至って簡単だ。
子供のナルシズム(自己愛)を放ったらかせばいい。
小さい頃は誰でも巨大なナルシズムを抱えている。
これが適切に満たされることによって、関心は他者へと移り、社会性が身についていく。
満たされなければ、その巨大なナルシズムを抱えたまま大人になるわけだ。
子供のナルシズムを満たす役割は誰かと言えば、親。
別に生物学上の親でなくても、その役割を誰かが代替できればそれでいい。
だけど実際、子育ての色んな局面では迷うことが多くてね。
ともすれば、単なる迎合、甘やかしとなってしまうからだ。
加藤諦三氏に言わせると、何ら難しいことでなく、子供に関心を持ちさえすればいいだけなんだとか。
立派な親の子育て
弱音を吐く長男に、 「続けなさい」と言う。
辞めたいと言う長男に、「自分で言いに行きなさい」と言う。
こういうのは誰の目から見ても、立派な親だ。
問題は、このエピソードを、この母親自身が、「他人から、甘やかして育てたと思われたくない」、そういう意図で話しているということ。
立派な親でありたいと願い、それを実行する親。
しかし、子供不在。
正義で子育てはできません
<加藤諦三>
例えば、
「監督に自分で言いなさい」
これはいい。
でも、そう言った後で、
「大丈夫、お母さんがついて行ってあげるから」
これがあるどうかで、全く違った子育てとなる。
後者は、「自分のツラさを母親は分かってくれている」と子供は理解するからだ。
さらに、事前に監督に根回しまですれば満点。
要は、子供の成長に合わせて、キャパの範囲で忍耐と努力を強いる一方で、キャパを超える攻撃からは守ってあげる。
たぶん、この母親、そんなことはやってはいまい。
一時が万事で、そういうことを積み重ねた結果が今の長男。
子供には持って生まれたものがあって、年子の長男と次男との違いは明らかだ。
その違いをいち早く見出して、変えるところは変える必要があったわけだけど。
三石由起子と加藤諦三がキャスティングされないワケ
自分でも制御できない巨大なナルシズム。
そして、自分のことを全く分かろうとしない母親へのいら立ち。
これが今の長男の振る舞いの源泉だ。
三石由起子:
「
謝ったっていいと思う。
『「悪かった』と、
『でも、過去はどうしようもない』と、
『私にできることはなにもないんだ』ってことを長男にハッキリと言う
」
加藤諦三氏に言わせると、これは最悪。
「謝るなんて・・長男からすれば、『謝って済ませるのかぁ!』ですよ」
長男をまともな大人にするには、子育てをやり直す以外になく、20年掛かる。
この母親にその覚悟があれば光明も差すんだけど、そもそも自覚がなければ何も始まらない。
加藤諦三氏がパーソナリティのときに、なぜ、三石由起子女史がキャスティングされないのか?
三石由起子には三石砲以外に武器がない。
この30歳男性が親から甘やかされてたなんてとんでもない。
自分のことも愛してほしいのに一つ下の弟に母親とられて、自分は親から愛されているのか不信感を募らせてるときに野球のことで母親に助けを求めたら冷たく突き放されて、自分は母親から愛されていないんだと確信してしまった人の話だと思いますけどね、これ。
この母親の話し方、私はほんとうに気にくわない。
弟はうまく育ってる、なんてのも弟は黙ってるから母親がそう思ってるだけなんじゃない?って思っちゃう。
問題の長男を小馬鹿にしたような言い草、ほんとうに嫌な母親。
ほんとうに悩んで、解決したいなんて気持ちより、長男を否定したい、全国ネットで私の子育ては悪くなかったと言ってほしかっただけじゃない?
なんで自分の育てた子供が出来が悪いのを嬉しそうに小馬鹿にしてるのか?
自分の子育ての結果なのに。反省のない人。成長のない人。
あからさまに長男を嘲ってる所になんか底知れない気持ち悪さを感じますよね。
たぶんこの母親、小さな頃から次男には付きっきりでも長男のことは無視や放置していたんでしょう。この兄弟、かたや無職の脛かじり、かたや結婚して家族を持って幸せを謳歌している。この差は親から受けた愛情の差だ。
少年野球って休みの日に学校の校庭とか運動場で練習やら試合やらしてるけど、大体誰かしらのお母さんが見に来てる。けれどこの母親は長男の野球やってるのを見に行ったことは無いだろうな。好きだった野球が嫌いになるくらい凄いことをされていたと、子供から言われるまで知らなかったくらいだし。
なにより相談内容からして長男のことを思ってあげてないですよね。
過去に自分の言動によって傷つけてしまい、未だにそれを引きずってしまっている息子をどうやって立ち直らせればいいですか――本当に長男を思っているならこういう相談になるはずですよ。
それを、単に長男の暴言にどう対処するかしか聞いてない。辛い状況にある息子に親として向き合おうって気がそもそもないんだろう。
そしてこの相談に対する三石さんの回答は全くの的外れ。
この長男、ずっと親が愛してくれなかったことへの怒りと悲しみを抱えて生きているんですよ。
長男が暴言を吐くのも母親にわかって欲しいって気持ちの裏返しだ。それを、過ぎたことをグチグチ言われても今更何も出来ない、親に生意気な口を利くな、なんて対応をしたら、ますます長男を追い込むだけです。追い込まれたら暴言が暴力に変わりますよ。
母親は長男から野球のことを言われたらきちんと謝るべきだった。「あの時は弟ばかりに愛情を注いで、あなたをないがしろにしていて本当にごめんなさい」と。
その上で長男のこともちゃんと愛しているのだということを言葉と行動をもって示す。長男の抱える思いの丈を聞き出し、共感し肯定してやる。これをしなければならなかった。
ま、この母親にはできないでしょうが。
なんか読んでたらムカムカしてしまったので長々書いてしまいました。
乱文、大変失礼しました。
この文章を読ませて頂いて、このような考えを持っている方がいるという事を知って心が救われたように感じます。自分は次男ですが、今回の内容と似たような親の元で育ち兄が精神的に病んでしまい自分に暴力を振るうようになり自分も病んでしまいました。私も兄が病んでしまった原因は親にあると思っていますが、それを親に伝えても非を認めない態度に怒りを感じています。
今更ですが先の3名様のコメントに強く同意します。
三石さんの回答が的外れ過ぎだと思う。
そもそも機能不全家族問題ほとんど理解されてないんじゃないかって気が。
なんでも親のせいとか生育環境のせいにする人の多いことにびっくり。
子供という弱い立場になって考える事ができる人が多いっていうことだと思います。学校等家庭以外の環境もありますが、相手の立場になって考える事のできない両親の元で育つとそれが当たり前になり社会で生きづらくなるのは道理だと思います。