こんなチキン親父じゃ頼れない。DVに苦しむ娘と孫は友人宅に身を寄せる
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、今、大迫先生がいいアドバイスいただきましたけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
一つはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり、あなたの話聞いてるとお、
相談者:
はい
加藤諦三:
正直言って、実態がよく分かんないんですよ。
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
つまり、なぜ、この夫が暴力を振るうのか?、っていう、
相談者:
ええ
加藤諦三:
暴力を振るう時にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
ホントに憎しみだけで暴力を振るってる場合と、
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄く、依存心が強くてえ、もう、相手にしがみついてるから、暴力を振るってる場合とか、
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
もう、どう生きて良いか、分からなくて、「助けてくれー」と叫んで暴力を振ってるのか、
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、ちょっと実態が、分からないから、
相談者:
ああ、そうですね。
加藤諦三:
なんか、こう・・ちょっと、言いにくいんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
まずは、あ、あなたがこの、38歳のお嬢さんの、夫の暴力は、なぜ、そして、どうして、起きてるか?、という事を、しっかり、理解して、それで、対処しないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
ただ、暴力を、つ、振るう人があ・・強いっていう風な、強いってのは、心がね?
相談者:
はあ
加藤諦三:
強いという風には、思わない方が良いです。
相談者:
あ、そうですか、はい
加藤諦三:
ほとんどの場合は・・もう、どうにもならなくなって、「助けてくれー」って叫んでいるみたいなもんです。小さな、赤ん坊みたいなもんですから。
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ・・はい
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
分かりました。どうも、すいませんでした。ありがとうございました。
(内容ここまで)
加藤 どんな相談ですか?
男 養子もらったんですよ。
一言目がそれかい。
ナゾナゾか?
てっきり、孫と養子縁組したと思うだろ。
娘が結婚した10数年前のことを昨日のことのように。
しかも、相談に何の関係もなかった。
加藤 暴力って、どのぐらいの頻度ですか?
男 大体、年に2、3回ぐらい。
これも。
それ、堪らず友人宅に避難した頻度だから。
男 ちょっといいですか?
質問されるがままだった男が今日唯一自分から口を開いた。
男 娘に家のローンがあるんだわ。親の方も払わなきゃいけないですかね?
はあ・・
今日の相談の趣旨はソレなのね。
なんか、寒気がする。
DV婿じゃなく、この爺さんにさ。
大迫 支援する所っていうのは何かあるんですか?
男 市だか何かに隠れるとかって耳にした事があるんですがね。
(笑)
弁護士がおめえに公的支援を聞くわけねえだろ。
身内で助けられないのか?って聞いてんの!
大迫 ご実家の方で助ける事は難しいって事ですか?
男 ちょっと無理ですね。
男 逆上してね、うちが被害受けたら嫌だな。
正直でよろしい。
だけど、それならさ、
男:
「最悪の場合は家に来ればいいよ」って言ってあるんですよ。
「家、来るように」つったけど来ないですよね。
どこをどう押せば、アンタにそのセリフが吐ける?
極めつけは、
男 親子はそんなもんじゃないような気がするけどね。
大迫女史も笑うしかない。
74歳の命、娘と孫以外に何に使うんだよ。
申し訳ないけど今日の加藤先生のアドバイスは、
馬の耳になんとか、
猫になんとか。
ふさわしいのは、
三石由起子 「心配するには資格がいるんです」