癌に侵された妻が最後に選んだのは夫ではなかった。男どうしの親権争い
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。
中川潤:
今の、ちょっと、お話、なんだけれども、
相談者:
はい
中川潤:
い、親権、の、
相談者:
はい
中川潤:
監護権じゃなくて、
相談者:
ええ、はい
中川潤:
親権そのものについては、
相談者:
はい
中川潤:
先程、手続きは取られたと、
相談者:
はい、そうです。
中川潤:
いうお話ね?
相談者:
はい
中川潤:
だから、具体的なその、監護権の問題ね?
相談者:
はい
中川潤:
うーん。
で、そのお、ま、Aさんとしましょう、
相談者:
はい
中川潤:
その内縁の夫の方。
ちょっと、お、
相談者:
はい
中川潤:
一々、内縁の夫、内縁の夫と言うのも変だから。
相談者:
はい、はい、はい
中川潤:
その、で、Aさんは、そのお、あの、
相談者:
はい
中川潤:
お話し合いみたいのされたの?
相談者:
話し合いは、一度だけ、しました。
中川潤:
うん
相談者:
私は私であのお、「引き取って、育てます」と。
中川潤:
うん
相談者:
ただ、Aさんは、私と同じ、で、あの、「引き取って、育てます」と。
中川潤:
うーん
相談者:
いう風に言って、います。
中川潤:
うーん
相談者:
はい
中川潤:
あのお、奥さまと別れてから、
相談者:
はい
中川潤:
面会交流みたいな、続けておられたんですか?
相談者:
はい。
ま、離婚して当然、仕事を、しなきゃ、あの、元、亡くなった妻が、しなきゃならないので、
中川潤:
ええ
相談者:
飲食店の方で働い、てました。
中川潤:
ええ
相談者:
で、夜のおー、飲食店なので、
中川潤:
ええ
相談者:
当時は、しょ、2人共小学生だったので
中川潤:
ええ
相談者:
私が夜迎えに行ってですね、泊めてという、ことについては、10カ月ぐらいはやってまして。
中川潤:
はい
相談者:
はい。
で、その、後、Aさん、が、いるということが、私、は、分かったんですけども。
中川潤:
はい
相談者:
ええ、が、あ、その後、夜の仕事の時は面倒を看てた、という、形、で、
中川潤:
はい
相談者:
ただ、あの、月に、一、二度は、ずっと子供達とは、交流はずっとしております。
中川潤:
今も?
相談者:
今もしてます。
中川潤:
ああー。
あ、そうすっと、あのお、ちょっと立ち入ったこと聞いて、恐縮なんだけど、
相談者:
はい、はい
中川潤:
奥さまと離婚、
相談者:
はい
中川潤:
ということになった原因はそのAさんではないんですね?
相談者:
あ、違います、はい。
と、思います。
中川潤:
ああー
相談者:
ま、そのAさんとお付き合い始めたのが、ま、離婚、協議離婚した、直後くらい、からなので、
中川潤:
まあ、そうだったかどうか、
相談者:
はっきり分かりませ、ええ。
中川潤:
うん、分からないけどね?
相談者:
か?っていうのは、分かり、分かりません、はい。
中川潤:
え、離婚は、ん?な、何で?
相談者:
ま、いろいろ、ま、収入面とか経済的な部分で、ストレス、がかかってるので、再発、したのが、そのせいだと。
ま、私のせいだから、生きるために、離婚したいと、いう、
中川潤:
はい
相談者:
そういうような、話し、合いをしたりとかは、しました、はい。
中川潤:
ああ、なるほどねー。
相談者:
はい
中川潤:
あのお、も、物凄くリゴリスティック(*)に言えば、
(*)リゴリスティック:
リゴリズム【rigorism】 厳格主義
相談者:
はい
中川潤:
ま、親権者はあなたなわけでしょ?今。
相談者:
はい
中川潤:
ね?
相談者:
あ、手続き上はまだ、なってない。
手続きはしたんですけどまだあの、手続き、最中、になります。
中川潤:
・・
なるほどねえ。
相談者:
はい
中川潤:
これま、一応形の上で親権、者と、
相談者:
はい
中川潤:
それから、監護権、
相談者:
はい
中川潤:
分けることは可能なんだけど、基本的には、
相談者:
はい
中川潤:
あの、一致、する方が望ましい、
相談者:
はい、はい
中川潤:
ということが、
相談者:
はい
中川潤:
あるわけで。
相談者:
はい
中川潤:
で、ただ、Aさんの方からすれば、
相談者:
はい
中川潤:
そういう、そ、身分的な関係で言うと、あの、極めて、強い弱いっていう表現が良いのかどうか?別として、
相談者:
はい
中川潤:
弱い立場であって、
相談者:
はい
中川潤:
てことは間違いないんですけどね?
相談者:
はい
中川潤:
ただね、あの、子供の監護の問題って、
相談者:
はい
中川潤:
一番大事、なのは要するに子供さんにとって、
相談者:
はい
中川潤:
どちらが、どういう状況に置くのが一番相応しいだろうか?と、
相談者:
はい
中川潤:
いう、こと、だろうと思うんですね?
相談者:
はい
中川潤:
それで、あなたあ、の方から見て子供さん達は、
相談者:
はい
中川潤:
どういう風に見えるんですか?
どう理解、あなたはして、らっしゃいますか?
相談者:
子供達とは話(はなし)、し、しましたので、あの、
中川潤:
はい
相談者:
ええ、で、その時には、
中川潤:
はい
相談者:
えー、今の、家離れたくないし、
中川潤:
はい
相談者:
このまま、一緒に、いたいと、いう意思では、あるんです。
中川潤:
はいはい
相談者:
ただ私が、考えるには、ま、亡くなってしまった母親と一緒に暮らした家なのでという、のが一番、だと、思っ、たので、
中川潤:
ええ
相談者:
ええ、そのAさん云々ではない、と思ってます。
中川潤:
はい
相談者:
ただあの、ずっと家で、療養、してたあ、ので、
中川潤:
ええ
相談者:
ええ、それを、ま、面倒看てたりというところ、が、ある、のかな?とも、思います。
そのAさんに対して。
やってくれてたと、
中川潤:
という気持ちは持ってない?はい。
相談者:
思ってるのじゃないか?と、子供達は思います。
中川潤:
はい
相談者:
はい
中川潤:
これえー、あの、一番好ましいのはね?
相談者:
はい
中川潤:
出来得るならば、私的に思うのは、
相談者:
はい、はい
中川潤:
そのお、し、審判官が最終的に審判をすると、
相談者:
はい
中川潤:
いう、ことよりも、
相談者:
はい
中川潤:
その、今その、調査官調査も踏まえ、あの、進行中であることも踏まえた上で、
相談者:
はい
中川潤:
Aさんとあなたとで、
相談者:
はい
中川潤:
お話し、合いをされて、
相談者:
はい
中川潤:
で、こういうことにしたいんだがという、あの、お二方の、
相談者:
はい
中川潤:
共同意思で、
相談者:
はい
中川潤:
裁判所に一定の上申をされると、
相談者:
はい
中川潤:
いうことができれば、本当に子供にとってはベストだと思うんですよね?
相談者:
はい、はい
中川潤:
うーん。
で、そういうー、お話ってのは、Aさん、との間では、並行してできそうですかね?
相談者:
えーっと、私のお、気持ちとしては、うん、やっぱりその、引っかかってるのが、
中川潤:
うん
相談者:
ん、元妻と、きちんと婚姻関係を結んでい、なかったことにちょっと、疑問を感じるといいますか。
中川潤:
どういう疑問を?
相談者:
ま、一緒に住み始めたにせよ、
中川潤:
はい
相談者:
ま、母子家庭なので、
中川潤:
はい
相談者:
所謂生活保護を受けて生活してる中に、転がり込んだような形ではあったので。
ちょっと信用、的にはちょっとできないな、と私は考えています。
中川潤:
と、Aさんという人物像そのものに対してあなたは、今一つ、釈然としない思いがあるのか?
相談者:
そうですね。
中川潤:
ああ、そうするとあなた根本的にその、Aさん、の、その、子供に対する、
相談者:
はい
中川潤:
愛情の在り方について、
相談者:
はい
中川潤:
は(わ)、本当に十分なもんなん、だろうか?っていうところに、
相談者:
はい
中川潤:
相当疑念持ってるってことですか?
相談者:
持ってます、はい。
中川潤:
あ、まあ、そうすると、も、裁判所の判断に任せるしかないよね?
相談者:
ああ、なるほどですね、はい。
中川潤:
うーん
相談者:
はい
中川潤:
ということでは、
相談者:
はい
中川潤:
今日のご相談の、主意、としてはまだ、
相談者:
はい
中川潤:
不足な部分があるかな?
相談者:
あ、いえ!
中川潤:
うーん
相談者:
ありがとうございます、はい。
中川潤:
はい
相談者:
はい
中川潤:
何よりもやっぱり子供さん、
相談者:
はい
中川潤:
のお、思いがね?
相談者:
はい
中川潤:
一番、お、大きなところですからね?
相談者:
はい
中川潤:
そこお、だけはくれぐれも、配慮を忘れないようにしてくださいね?
相談者:
はい、はい
中川潤:
はい
相談者:
分かりました。
中川潤:
はい
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)