「ケツ貸せ、舐めろ」職場でからかわれる51歳はアルコール依存症の元で育ったモデル
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
あ、はじめまして、高橋ですう。
相談者:
あ、はじめまして・・よろしくお願いしますう。
高橋龍太郎:
今の職場の問題点は、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
あなたの側の、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
発言ミスが、つい、多いっていう事が、一番の問題点?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
向こうの側から苛められるって事は、今はないの?
相談者:
苛められるっていうかあ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
険しい目で見られたリとかねえ?、なんかこそこそねえ?
高橋龍太郎:
うん
相談者:
裏でわたしの事、嗅ぎまわってるような感じがするんですけどお、ただ、証拠がない事で、わたしのお、一方的な感じ方だからねえ?
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うーん、でも、なーんとなくう、とうん・・
高橋龍太郎:
今居る環境はね?
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
それで、会社と言ったって、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
同僚と、そんながっちり、机を・・並べて、何か、お互いに気遣いしなきゃなんないって事、ほとんどないでしょう?
相談者:
そうですね、ないです。
高橋龍太郎:
ね、お客さん相手に、
相談者:
ええ、うん
高橋龍太郎:
マイペースでやれるから。
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
今だから、凄くいい環境にいると思います。仕事場をね?
相談者:
ああ、な、なるほどね。
高橋龍太郎:
うーん、それから、
相談者:
うーん、うん
高橋龍太郎:
ま、周りが嗅ぎ回る、たってえ、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
ええ、そんな、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あの、時間掛けて、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あなた1人を、どうこうしようなんて時間はみんな持ってないから、
相談者:
あ、そうですね(笑)
高橋龍太郎:
まあ、まあ、
相談者:
いじゃ・・
高橋龍太郎:
一瞬そういう風にい、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
何か振る舞う事があっても、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
大体、翌日にはみんな忘れてると思うので、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
あんまり深刻に考えなくてもいいと思うけれど、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
基本的に言うとね?
相談者:
うん
高橋龍太郎:
まあ、あなたは、典型的な、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
その、アルコール依存症の家族に生まれる、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
子ども達って事になりますね?
相談者:
そうですねえ。
高橋龍太郎:
そうするとお、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
どういう・・事が、子ども達の、気持ちの中に現れるかっていうと、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
自分に対する、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
自信がない子どもが生まれるの。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ね?、要するに、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
父親っていうのは、まあ、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
言ってみれば、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
まあ、社会の代表者みたいなもんだから、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
その社会の代表者が、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あなたを支えるどころか、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
暴力を振るったり、暴言を吐いたり、して、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ずーっと、あなたを、まあ、言ってみればやっつけて来ると、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
自分は誰からも・・支えられていない、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
しかも、一番重要な父親から、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
社会の中に、出てくう、上での、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
バックボーンって、背骨、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ね?、自分の生きてく姿勢を、もらえてないので、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
自分自身に対して、ずーっと自信がない生き方を、する事になっちゃうの。
相談者:
あ、確かに、わたし、そうかもしれない・・
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
自分で、自信がね、ないですね。確かに。
高橋龍太郎:
そうだね。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
で、それを、普通は、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
お母さんが補ってくれて、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
その自信のなさを、お母さんが、補って、「あなたは、いい子よ、出来る子よ」って言ってくれる事で、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
欠けた部分を、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
取り戻して、自信が、父親から貰えなくても、お母さんが補ってくれるっていう事で、バランスが取れるの。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ところが、その、お母さんも(笑)
相談者:
うん
高橋龍太郎:
今度はきつい調子で、あなたを叱りつけて、
相談者:
確かにそうでしたね。
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
うんうん
高橋龍太郎:
「もっとちゃんとしなさい」って言い方呼ばわりすると、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
あなたとすればあ、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
逃げ場所がない。
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
で、その辛い、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
育ち方をして、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
普通だと、ここで、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
潰れちゃうのよ。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
潰れちゃってえ、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
もう、本当に、自信なく引きこもりになっちゃう子とか、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
或いはもう、本当にもう、逃げ場所がないので、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
もう、生きてる事を選べない子どもとか、たくさんいるの。
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
あなたはそういう時に、
相談者:
うん、ええ
高橋龍太郎:
そっから逃げ出すように、小学校でありながら、
相談者:
うん、うん
高橋龍太郎:
家出まがいな事したり、授業をさぼったり、
相談者:
ええ、ええ
高橋龍太郎:
これはもう、素晴らしい事なのよ。
相談者:
そうなんですか?(苦笑)
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
そうやって、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
大人の暴虐から自分が逃げ出すっていう意識があったり、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
現実の行動力を、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あなたが持っていたって事が素晴らしいの。
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
で、結果的に、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
そういう力があるので、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
ま、都会い、の、上手く、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
多分、都会ではなかなか上手く認められなかったと思うけれど、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
もう一度、実家に戻った時にい、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
同じタクシー会社で、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
10年近く仕事してるんでしょ?
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
うん
高橋龍太郎:
それが、あなたの基本的な、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
生命力になってるわけ。
相談者:
あー、なるほどね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
だから、も、ホントに自信持っていいのよ、あなたがこういう、そんな酷い家庭に生きながら、
相談者:
うーん、ええ
高橋龍太郎:
仕事10年正社員で、続けられたあ、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
それから、セクハラまがいの嫌な、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
男から、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
5、6年そんな嫌な事言われてもお、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
最終的には、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
場所が変わったっていう事、で、すぐ、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
立ち直る事ができたっていう事、あなたに、
相談者:
ええ、ええ
高橋龍太郎:
非常に強い力があるって事です。
相談者:
ああ、そうですかあ。
高橋龍太郎:
だから、もう、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
何よりも、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
その自分の力をもう一度見直して、「あ・・」
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
「俺はできるんだ」っていう風に、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
自信を取り戻せば、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
もう、何の心配もないと思うよ、
相談者:
ああ
高橋龍太郎:
これから50年、
相談者:
そうですかあ。
高橋龍太郎:
うん、まだ、80が、寿命だとすると、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
30年生きなきゃなんないから、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
お嫁さんもらってもいいし、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
何か趣味はあるの?
相談者:
趣味は、読書とかあ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
たまに映画とかコンサート見に行ったりとかあ、
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
あとは、今は、ちょっと余裕がないので、やりませんけど、旅行だとかね。
高橋龍太郎:
あー・・
相談者:
うん、そう
高橋龍太郎:
旅行なんか凄くいいね。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
もちろん読書も映画もいいし、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
そういう風に、
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
現実の人間関係の、小さい事にこだわらないで、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
社会を少し大きく、先人の書いた、本の中で遊ぶのもよしい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
現実の、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
地方を巡って旅行するのもよし。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
あのお、これからあ、は、その、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あんまり小さい事にこだわらなくて、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
おっきく、1人の人間よりもおっきな対象を選んで、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そこと会話するようにしなさい、自信を持って。
相談者:
はい、分かりました。
高橋龍太郎:
うん、うん、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
全然心配しなくて良いと思うよ、これからの先のあなたの未来は。
相談者:
あ、分かりました。
ありがとうございますう。
(再びパーソナリティ)