猛勉強で入った私立中1孫の不登校。女68歳が持つ情報はやっぱり断片的
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
はい、こんにちはあ。
大原敬子:
あの、親が、
相談者:
え
大原敬子:
或いは、えー、おばあちゃんちが、相談して来る時の、情報源なんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
非常に、曖昧なんです。
例えば、今回の場合ですね?
相談者:
はい
大原敬子:
「急に、行かなくなった」って言うんですね?
相談者:
はい、そうです。
大原敬子:
人間は、急はないんです、実は。
相談者:
・・・
大原敬子:
小さな小さな事があるんです。・・それを見ていなくって、或いは見て見ぬふりか、
相談者:
はい
大原敬子:
こんな事はどうでも、ないだろう、
相談者:
はい
大原敬子:
大した事はないだろう、というところが、大きな、ある日突然、「急に」ってなるんですね。
相談者:
うーん
大原敬子:
わたし達の人生で、「急に」ってないんですよ。
相談者:
うーん、そうでしょうね。
大原敬子:
よく、なぜ、突然来たんだろうって事、ないんです。
相談者:
うーん、うん、そうですね。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
と思いますと、これ、急ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
この、えーっと、受験をする1年2年前からですね?
相談者:
はい
大原敬子:
この坊やちゃんの中にある・・それはなぜ言えるかというと、先程、ゲームって言いましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
お子さんにすると、これはほとんどの方言うんですけどね?
相談者:
はい
大原敬子:
例えば、こんなケースがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「もう、今年の夏は凄く勉強しました。もう、親は何も言う事ありません。」
相談者:
はい
大原敬子:
って言いますね?
相談者:
はい
大原敬子:
新学期が始まりました。
相談者:
はい
大原敬子:
そうしますとね、えー、まあ、んー、「まあまあ、勉強してるんじゃないですか?」って言うんです、親は。
相談者:
はい
大原敬子:
で、子ども達に聞きますと、
相談者:
はい
大原敬子:
「夏休みは学校に行ってないんだ」って、「体力がある」って、
相談者:
はい
大原敬子:
「だから、勉強できるけれども」
相談者:
うん
大原敬子:
新学期に入ったら、
相談者:
はい
大原敬子:
「学校に行っていて、勉強はできない」
相談者:
はい
大原敬子:
親は、「寝ないで勉強しろ」というメッセージを子ども達は受けるっていうんですね。
相談者:
うん、そうですね。
大原敬子:
と、そうすっと、この坊やちゃんの場合にですね?
相談者:
はい
大原敬子:
今言ったように、「いい?冬休みも」子どもが、子どもが「行きたいっ」とはあり得ないですから。
相談者:
うーん
大原敬子:
この猛特訓を受けた時に、
相談者:
はい
大原敬子:
「入ったら良い事があるのよ」「あなたのために、行きなさい」って、「あなたのために」って、「入ったら何でもさしてあげる」っていう事を、
相談者:
はい
大原敬子:
もし、親が言ったとしますね。
相談者:
はい
大原敬子:
そしたら、このお子さんは、そうか、一生懸命頑張って、
相談者:
はい
大原敬子:
そして受かったなら、
相談者:
はい
大原敬子:
あの、大好きなゲームが出来るかもしれないって、思ってるかもしれないんです。
相談者:
あー・・
大原敬子:
ところが、入ると、親は、
相談者:
はい
大原敬子:
「いい?、『ゲームをして良い』とは言ったけれども」
相談者:
うーん
大原敬子:
「あなたの学校は受験校よ」って。
相談者:
その通りです。
大原敬子:
「そんなにやっていいの?」ってなった時に、
相談者:
はい
大原敬子:
「親は、嘘をついた」ってなるんですよね。
相談者:
そうです、その通りですね。
大原敬子:
そうですか。
相談者:
はい
大原敬子:
そうして考えると、このお子さんが、不登校になるのは、突然急にではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
不満と怒りですよね?
相談者:
うーん
大原敬子:
そして、学校の先生に、目を合わせられないっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
学校ではないからです、実は。
相談者:
・・・
大原敬子:
怒りです。
相談者:
なんか、あるわけですか?
大原敬子:
両親か、あなたか?
相談者:
ふーん
大原敬子:
そういう事を言って、申し訳ないんですけどね。
相談者:
いえいえ、はい
大原敬子:
とういう事なんですね、これは。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜかっていうと、
相談者:
はい
大原敬子:
このお子さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
冬休みの猛特訓してますね?
相談者:
はい
大原敬子:
こういうお子さんってのは、ほとんどが、
相談者:
はい
大原敬子:
いい学校に行きたいってのは、親が言うから。
相談者:
ああ
大原敬子:
子どもにとって、いい学校か悪い学校か分からないんです。
相談者:
はい、はい、そうですね。
大原敬子:
親が、「あの学校に行かなければ、幸せになれない」とか、
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、子どもにとっては、
相談者:
はい
大原敬子:
一番の、その何て言うかしらね?、神様のような存在は、
相談者:
はい
大原敬子:
「行け」と言った親ですよね?
相談者:
ふんふん、そうですね。
大原敬子:
しかも今、単身赴任って、聞きましたので、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんが、好きだけど嫌い・・大っ嫌いだけど、怖い。
相談者:
うんうん
大原敬子:
こういう気持ちがあるわけです。
相談者:
そうです、そうです。
大原敬子:
その上にですね、
相談者:
はい
大原敬子:
今度は、お母さまは今回、いっさ、一切出て来ないんです。色が見えないんです。
相談者:
うーん
大原敬子:
あなたの、は、話で。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたのお話の中にですね?
相談者:
はい
大原敬子:
これはホントにキツいかもしれませんけども、
相談者:
はい
大原敬子:
お孫さんを思う気持ちは、す、分かりますけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
我が子ではないんです。
相談者:
そうですよね。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
そしてね、不思議な事に、子どもってのはね、「こんな母親、何?」って思っていても、
相談者:
はい
大原敬子:
やっぱり、母親の悪口を言われると、嫌うんですね。
相談者:
うーん、そうですね。
大原敬子:
ね?
相談者:
うん
大原敬子:
「おばあちゃんが大好き」っていうお孫さんっていうのは、
相談者:
うん
大原敬子:
母親がすんごい、いっぱい色んな事言いますね。
相談者:
はい
大原敬子:
と、お母さんが、「勉強したように言ってよ」って、「嘘をついたんだよ」って言った時に、
相談者:
はい
大原敬子:
「・・あのね」って、「ごめんね」って、「おばあちゃんの子どもなの」って、
相談者:
うーん
大原敬子:
「そうか、分かった分かった」っていう事を言えば良いんですけども、
相談者:
うーん
大原敬子:
おばあちゃんが、
相談者:
うん
大原敬子:
実の娘を忘れてしまって、
相談者:
はい
大原敬子:
孫と一緒に悪口を言った時に、
相談者:
はい
大原敬子:
このお孫さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
どちらもつけなくなってしまうんです。
相談者:
・・うーん
大原敬子:
つまり、今ですね。
相談者:
はい
大原敬子:
このお孫さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
おばあちゃんにも本音が言えない、
相談者:
うん
大原敬子:
お母さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
僕の2年間、
相談者:
はい
大原敬子:
1年間を、
相談者:
はい
大原敬子:
騙したお母さん。
相談者:
はい
大原敬子:
好きだけど、嫌い。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、学校に行かなければ、
相談者:
はい
大原敬子:
50日間で、
相談者:
はい
大原敬子:
あの苦労した・・
相談者:
はい
大原敬子:
受験が、
相談者:
はい
大原敬子:
高校で行けなくなる。
相談者:
はい
大原敬子:
これ今のお子さんなんです。
相談者:
そうです。
大原敬子:
それを、不登校と一つに決めてしまうと、
相談者:
はい
大原敬子:
そして、学校に行って、「先生とカウンセリング受けろ」とかって、言われても、
相談者:
はい
大原敬子:
僕の心の一つ一つの解決は、
相談者:
はい
大原敬子:
誰もしてくれないっていう事を、彼は、今、うずくまって、もがいてるんです。
相談者:
うーん
大原敬子:
まとめますとですね。
相談者:
はい
大原敬子:
今日からですね、
相談者:
はい
大原敬子:
おばあちゃんは、
相談者:
はい
大原敬子:
「あなたが可愛くって、つい」
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さんの事を、色々愚痴を言ってしまったけども」
相談者:
はい
大原敬子:
「おばあちゃんにとっては、お母さんって命に大事な人なんだ」って、
相談者:
はい
大原敬子:
だけど、その命より大事なお母さんに、
相談者:
はい
大原敬子:
希望を与えて、2年間か、3年間か、分かりませんけども、
相談者:
はい
大原敬子:
塾のお勉強・・
相談者:
はい
大原敬子:
「よく頑張ってくれたね」って、
相談者:
はい
大原敬子:
「疲れたんでしょう」って、
相談者:
はい
大原敬子:
「休みなさい」って、
相談者:
はい
大原敬子:
そして、学校に行って、
相談者:
うん
大原敬子:
先生とちゃんとお話をするからって事です。
相談者:
はい
大原敬子:
で、これはですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
ご主人さまは、週一帰って来ますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
事実を話して、
相談者:
はい
大原敬子:
ご主人さまと・・お嬢さんが、
相談者:
はい
大原敬子:
学校に、
相談者:
はい
大原敬子:
行くべきです。
相談者:
うーん
大原敬子:
そして、先生にですね。
相談者:
はい
大原敬子:
この残された物を、どうしたら、
相談者:
はい
大原敬子:
そのお、「今、子どもの心が、凄く、傷ついてます」と。
相談者:
はい
大原敬子:
「どうしたら、何か、他に、対策はないですか?」っていう事を聞くんです。
相談者:
はー
大原敬子:
人間は、
相談者:
はい
大原敬子:
あの、北条時宗じゃないけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
人生、どんづまりの時に、
相談者:
はい
大原敬子:
どんづまりをどんづまりと思う人は、
相談者:
はい
大原敬子:
諦めの早い人なんですね。
あの、蒙古来襲で来た、あの、北条は、何をしたかっていうと、
相談者:
はい
大原敬子:
今、出来る事をするって事なんですね。
相談者:
あー・・
大原敬子:
わたしいつもね、この言葉好きなんです。
もう駄目だって、他人がね?
相談者:
うーん
大原敬子:
「あなたもう駄目よ」と言われていても、
相談者:
うーん
大原敬子:
そうだ、今出来る事をしようって事なんですね。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
あなたが身近で出来る事は、
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さんを、
相談者:
はい
大原敬子:
よくここまで頑張ったっていう事を、
相談者:
はい
大原敬子:
お孫さんを褒める事。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、学校の先生と、
相談者:
はい
大原敬子:
詰め、どうしたら良いかという、細かな詰めをする事。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
そこから先に、一歩が出るんじゃないでしょうかね?
相談者:
はい、分かりました。ありがとうございます。
大原敬子:
どうですか?
相談者:
はい、分かりました。ホントに・・
大原敬子:
分かって下さいますか?
相談者:
はい、はい、分かりました。
大原敬子:
すぐ、すぐに、
相談者:
はい
大原敬子:
一からやってみて下さい。
相談者:
はい、ありがとうございます。
大原敬子:
先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)