離婚後の2世帯住宅を巡り母娘で腹の探り合い。子連れ娘の思惑を大迫女史が解説
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
はい
大迫恵美子:
はい、こんにちは。
相談者:
はい、こんにちは。
大迫恵美子:
うん
相談者:
ありがとうございます。
大迫恵美子:
いいえ、えとね、少し分からないところがあったので、聞いても良いですか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、まあ、要するに、これ二世帯住宅のようなものをお建てになったんですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、えーその時に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そのお、建物の、
相談者:
はい
大迫恵美子:
名義い、を、
相談者:
はい
大迫恵美子:
全部、お婿さん名義にしたんですか?
相談者:
いやあ、それが・・わたし詳しい事は分からないんですけど、2分の1、3分の2っつう感じでしたみたいなんですよ。
大迫恵美子:
あ、あの、建物を、
相談者:
あ、は・・
大迫恵美子:
3分の2と、3分の1に分けてえ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
3分の1だけお婿さんの分だったって、
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうんですね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
はい
相談者:
たて、それで建てたのは、婿の名義、全部は、め、婿の、ローンの、支払いは、婿のものなんです。
大迫恵美子:
あー、はいはい
相談者:
はい、そ・・
大迫恵美子:
名義っておっしゃってるけど、それはローンとお、
相談者:
うん、はい
大迫恵美子:
不動産の名義と、別なんですね?
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
はい、それで住宅ローンは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、お婿さんの名前で組んであるって事ですね?
相談者:
はい、そうです。
大迫恵美子:
はい
相談者:
それを、離婚と同時に、娘に、「残りは、全額払え」と。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、それはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えーとお、お分かりかどうか、ちょっとお、おー・・分かりませんけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、離婚協議の中でね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、お婿さん名義のお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ローンなんだけれども、
相談者:
はい
大迫恵美子:
おー、「娘さんが払いなさい」という話なのか、
相談者:
はい、そうなんです。
大迫恵美子:
あー、そうですか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの銀行からローンを借り換えて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
借主を、娘さんにしたと、いうような事ではないんですね?
相談者:
それは、できないらしいんです。
大迫恵美子:
あー、なるほどね、はいそうですね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
普通はできないと思いますので、
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
そうするとお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、お婿さんのお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ローンを、
相談者:
はい
大迫恵美子:
離婚の条件に従って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
娘さんが払って行くけれども、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お家は、あー、明け渡して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、まあ、名義も、
相談者:
はい
大迫恵美子:
娘さんの名義に代えますよ、と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
こういうふにしたっていう事ですね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
はい、それでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、「今のうちに、名義を書き換えなさいよ」と言われているのは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お家の、名義ですか?
相談者:
全部だと思うんです。全部・・
大迫恵美子:
土地もって事ですか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あー・・
相談者:
要するに、主人が亡くなっ・・た先に亡くなった場合の話ですがあ、
大迫恵美子:
はい
相談者:
そしたら、半分が、わたしの分で、
大迫恵美子:
はい
相談者:
あとの半分が、子ども達の分ですね?
大迫恵美子:
そうですね。
相談者:
それを、のつもりでいたんですよ。
大迫恵美子:
はい
相談者:
それで、またわたしが亡くなった時は、またその、あた、わたしの分が、二人の子どもになるわけですよね?
大迫恵美子:
はい
相談者:
で、そういうつもりでいたんですけども、
大迫恵美子:
はい
相談者:
ここへ来て、娘が・・「お父さんの名義も、わたしの名義に、代えた方が良いんじゃないの?」っていて、言って来たんですよ、全部。
大迫恵美子:
うーん、恐らく、その、下の、お嬢さんからすると、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、お父さまに、な、ん、万が一の事があってもね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、自分がこの家に住み続けると。
相談者:
はい
大迫恵美子:
それからまあ、恐らく、お母さんも、住み続けると。
相談者:
はい
大迫恵美子:
これを、大前提に考えているんだろうと思うんですね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうするとお、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、このお家を残しておくと、
相談者:
はい
大迫恵美子:
いう事が、あー、大切・・
相談者:
残しといて、自分たちも、孫たちも、一緒に住んでるもんですから、
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、そうしないとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
恐らく、心配している事は、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お父さまに万が一の事があった時に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
相続税を払わなくちゃいけないと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうすると、その、相続税分のね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お金の用意が無ければ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
このお、不動産を手離して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お金に換えなければいけなくなるんじゃないかと。
相談者:
あー・・
大迫恵美子:
その事を心配して、いませんかね?
相談者:
はいはい
大迫恵美子:
あのお、ま、お子さん、を、二人連れてえ、えー、ま、離婚してしまって、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の収入はないとすると、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お、非常に心細い存在なのでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・住むところも無くなったら大変だと。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
お父さんに、もしもの事があった時に、自分と子ども達も、どっかへ、ね?、出て行かなくちゃいけなくなったら大変だと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうような思いがあってえ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それを何とか避けるためにね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・どうやってこの家を守りぬくかっていう事しか、頭が働いていなくてね?(笑)
相談者:
なかったんですかねえ。
大迫恵美子:
うーま、お・・
相談者:
でもこれはね?
大迫恵美子:
うん
相談者:
あのお・・話し合ってた事なんですよね。
大迫恵美子:
あー・・
相談者:
わたしがな、先の場合は何にもないですけども、
大迫恵美子:
はい
相談者:
お、主人が残った時には、
大迫恵美子:
はい
相談者:
その残りを、子ども達2人で分けるっていう事になってたんですよね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
それで、お姉ちゃんの方が、もし、こっちに、あの、贈与の分を・・くれるか、半分に、貰うか、その時は、またどうふになるのか分からないんですけども・・そういう感じだったんですけど。
大迫恵美子:
あの、まあ、今伺ってる範囲ではね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、その、下のお子さんは、自分の、立場で、おっしゃっているんであってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、だから、あ、何かあった時に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お姉ちゃんが現れてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「じゃ、も、これ、売って」
相談者:
はい
大迫恵美子:
「みんなでお金で、ザクザクっと分けましょう」って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
い、言うと、いう事もね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、お父さんやお母さんは、それも、おー、当然考えてるんですよ。っていうね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
えー、そこの思惑の違いにい、
相談者:
はい
大迫恵美子:
下のお嬢さん気付いてないんじゃないんですかね?
相談者:
だと思うんですう。
大迫恵美子:
うーん
相談者:
それで、何でこれを、「わたしの名義に代えた方が良いんじゃないか」って、言って来たのが、それが・・分かんないんですよ。詳しく・・問い詰めてないので。
大迫恵美子:
うーん、ま、そこは聞かないといけないですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・その聞いた時にね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「だって、この家は、そのお、わたしたちが住んで行くんだから」と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうような事をね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
妹さんがおっしゃったとしたら、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんとしてはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、「親の気持ちは」
相談者:
はい
大迫恵美子:
あー、「姉妹(きょうだい)平等なのでね?」
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、「わたしたちにもしもの事があった時は」
相談者:
はい
大迫恵美子:
「二人で分けてもらわないと、困るのよ」と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
だからあ、その、「そのためにお家が維持できない時にはね?」
相談者:
はい
大迫恵美子:
「売ってでも」
相談者:
はい
大迫恵美子:
「二人で分けてくれないと、困りますよ」と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこは、はっきりと伝えて、おかないと、
相談者:
あ・・
大迫恵美子:
いけないんじゃないですか?
相談者:
それは、伝えてあるんです。
・・それは、伝えてあるんですよ。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
それでも、まだ「自分の名義に」と言うんですか?
相談者:
はーい
大迫恵美子:
でも絶対に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
妹さんの名義にしてしまうとね(笑)
相談者:
はい
大迫恵美子:
お姉さんのところに、半分は行かないですよ。
相談者:
そうですよね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
だから・・
相談者:
それで、行かないのと、同時に、この子に、対しての、税金が相当掛かって来ますよね?
大迫恵美子:
ま・・問題は、税金ではなくてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、姉妹のうちの一人にだけ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あげてしまう事になる事の方が、
相談者:
はい
大迫恵美子:
問題だという風に、
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
親御さんは思ってらっしゃるんでしょ?
相談者:
はい、思ってます。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
だから、それはお断りするしかないですよね。
相談者:
あー、一度、みんなで話し合うしかないですね。
大迫恵美子:
うん、ま、話し合うっていうね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
必要もないかもしれない。
相談者:
あ、そうですか。
大迫恵美子:
というのはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、話し合いではなくて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、親御さんが、通告するべき事だと思いますね。
相談者:
あ、分かりました。
大迫恵美子:
それはあのお、子どもの立場としてはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
納得するとかあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
しないとかあ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういう・・話ではないのでね?
相談者:
あー、はい
大迫恵美子:
「親としては平等に分けますよ」と、
相談者:
はい、「親としてはこうふに思ってるよ」って事をね?
大迫恵美子:
えー、で、こうふにしますよって事ですからね?
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
あの、ただね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
恐らく妹さんが考えてる事は、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あいう、今、まあその自分たちがお家に入ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
一緒に暮しているわけだから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
今後、そのお父さんに万が一の事があってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そのあと、お母さんが残されて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
一緒に自分たちと暮らしているんだから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、お母さんが体が弱ったりした時にはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分が面倒を見る事になるんだから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分が親の面倒を見ればね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、お姉ちゃん、には少し遠慮してもらって、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分が、この家に、
相談者:
はい
大迫恵美子:
いー、残ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、住んで行く事ぐらい、許されていいと。
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうふうに思ってるのかもしれないですよね。
相談者:
あー、はい
大迫恵美子:
そこはま、あの妹さんとしてはそれなりに自分としても、
相談者:
はい
大迫恵美子:
負担があるんだから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、負担に見合うね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、見返りを要求しても構わないんじゃないかっていう風に、
相談者:
あー・・
大迫恵美子:
思っているかもしれませんね。
相談者:
そういうんでしょうかね?
大迫恵美子:
はい、ま・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
それは聞いてみないと分からないですよ(笑)
相談者:
ええ
大迫恵美子:
推測ですからね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、逆にお姉ちゃんの立場からするとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、妹はあ、自分が面倒を見るって言ってるけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
今までの様子を見てるとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、ローンさえも、お父さんに払ってもらうんだから、
相談者:
や、はい
大迫恵美子:
面倒を見てもらってるのは自分でしょ?って、
相談者:
そう
大迫恵美子:
思うかもしれませんので(笑)
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
人それぞれ、そのお、それぞれの思惑でね?
相談者:
ええ、え
大迫恵美子:
色んな事を考えてる可能性はありますよね?
相談者:
えーだから、このローンを、あのお、親が払ってるっていうのは、姉の方には言ってないんですよ。
大迫恵美子:
あー、はい
相談者:
ええ
大迫恵美子:
まあ、おっしゃるように、り、平等にって思ってらっしゃるんなら、
相談者:
はい
大迫恵美子:
妹さんの方に名義を移す事はできないですよね?
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)