担任に病院に診てもらえと言われる乱暴な小1の娘。間に合ったアドバイス
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
あ、こんにちは
三石由起子:
はい。あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
背中を押すとか、
相談者:
はい
三石由起子:
後ろから覆いかぶさるとか、
相談者:
はい
三石由起子:
目を突くとかっていうことは、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、ちょっかいを出すっていうことで、
相談者:
はい
三石由起子:
これ同じことなのね?
相談者:
はい
三石由起子:
程度の重い軽いもなくて、全く同じことなんですよ。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
これはね、あのお、
相談者:
はい
三石由起子:
何が原因か?っていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
コミュニケーション能力が不足しているわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
それコミュニケーション能力が不足っていうのは何か?っていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
語彙力の不足なのね?言葉の数が少ないんです。
相談者:
あ、言葉の数?はい
三石由起子:
言葉の数が少ないの。他の子より特別に少ないの。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、私何人も小さい子見てき、てますけど、
相談者:
はい
三石由起子:
気の短い子とか、
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっと手が出てしまうような乱暴な子っていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
あの間違いなく、このお、言葉の数が少ないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、例えばね?あの、「そんなことしたら可哀想でしょ?」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
「そんなことしちゃ駄目よ」って、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、親は、
相談者:
はい
三石由起子:
教えてるつもりかもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
それはね?あのお、行為を禁止する、ことだけなんですよね?
相談者:
はい
三石由起子:
それしちゃいけないっていうことだけ教えてて、
相談者:
はい
三石由起子:
じゃ、代わりに何をするか?っていうことを、
相談者:
はい
三石由起子:
全くう、こう、手段として、
相談者:
はい
三石由起子:
教えられてないのね?
相談者:
はい
三石由起子:
例えばね?
相談者:
はい
三石由起子:
「良い子、良い子ってするんだよ」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
「握手をするんだよ」なんていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
幼稚園の子なら良いですけど、
相談者:
はい
三石由起子:
手段として凄く幼稚なのね?
相談者:
はい
三石由起子:
そりゃ子猫お、がいたら、良い子良い子したりもできるでしょうし、
相談者:
はい
三石由起子:
それは、できると思うけど、
相談者:
はい
三石由起子:
小学生にもなった時にね?
相談者:
はい
三石由起子:
友達にいきなりそんなことっていうのは幼稚すぎてできないんですよ。子供だって。
相談者:
はい。そうですね。
三石由起子:
それ分かってるのね?
相談者:
はい
三石由起子:
これはね、あのお、
相談者:
はい
三石由起子:
何をするか?っていうとね、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはあの、そ、介護、とかしてて、
相談者:
はい
三石由起子:
お家に帰ってくるのも遅いでしょうし、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、時間は掛かりますけど、
相談者:
はい
三石由起子:
思ってるほどは時間かからないからね?
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり毎日絵本を読んでやらないと駄目です。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね、
相談者:
はい
三石由起子:
まだ小学校1年生に入って、
相談者:
はい
三石由起子:
新しい算数や国語の、
相談者:
はい
三石由起子:
勉強をする状態になってないの、この子の語彙力が。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、そうするとね?
相談者:
はい
三石由起子:
2年生や3年生になると、どんどん、どんどん落ちこぼれていきます。
相談者:
はい
三石由起子:
これ何で落ちこぼれていくかっていうとね?
相談者:
はい
三石由起子:
先生が言ってることが半分分からないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
言葉の数が少ないから。
相談者:
はい
三石由起子:
だからね、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、それはね、あなたがやってこなかったことだから、
相談者:
はい
三石由起子:
これから取り戻していかなきゃいけないんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
毎日絵本もね、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、ほんとに私厳しいこと言いますけどね?
相談者:
はい
三石由起子:
短い、幼稚園向けの本で良いですから、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
1日必ずノルマにして、10冊。
相談者:
1日10冊?
三石由起子:
ん、うん
相談者:
はい
三石由起子:
これ10冊超えるとね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりあの、声が枯れてきちゃうんですね、親がね。
相談者:
はい
三石由起子:
で、すんごく辛くなってくるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。でね?何をするか?っていったらね。
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、テープで吹き込んでもいいです。
相談者:
はい
三石由起子:
でもテープで吹き込む時は、
相談者:
はい
三石由起子:
ゆっくり読んでやって。
相談者:
はい
三石由起子:
「昔々おじいさんとおばあさんが」、なんて言わないで、
相談者:
はい
三石由起子:
「昔々」、くらいね?
相談者:
はい
三石由起子:
「おじいさんと、おばあさんが、おりました」、くらいのスピードね?
相談者:
はい、はい
三石由起子:
うん。そのくらいのスピードで、やっぱり10冊読む。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、それを毎日続けてください。
相談者:
はい
三石由起子:
それとね?
相談者:
はい
三石由起子:
夕飯の時でも良いし、
相談者:
はい
三石由起子:
ま、夕飯の時が良いかもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
今日あったことをね?
相談者:
はい
三石由起子:
ゆっくりと話をさせるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
これはどうやって、話をさせるか?っていったらね?
相談者:
はい
三石由起子:
「今日は何があったの?」なんて聞いてもね?
相談者:
はい
三石由起子:
言えないから(笑)
相談者:
はい
三石由起子:
その子はね?
相談者:
はい
三石由起子:
だからまずあなたの話からするの。
相談者:
はい
三石由起子:
「今日ね、お母さんは、」
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなお祖母さんと会ってきた」と。
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなお祖母さんはね?」
相談者:
はい
三石由起子:
「こんな風に髪がこんな風で、」
相談者:
はい
三石由起子:
「あの、こんなものを着ててね?こんな、あの、お花を、あの見てたお祖母さんがいましたよ」、みたいなことをまずあなたが言って、
相談者:
はい
三石由起子:
それから、「あなたは今日どんなお友達と会ったの?」って。
相談者:
はい
三石由起子:
それをやっぱり、「どんな、お洋服着てた?」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
うん、「どんな顔をしているの?」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
「何て言ったら笑ってくれるだろうね?」みたいなことをね、ゆっくり話をす、
相談者:
はい
三石由起子:
聞くんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
それをね、あのノートをね、
相談者:
はい
三石由起子:
1冊用意してね?
相談者:
はい
三石由起子:
子供がどういう単語を使ったかね?その時ね?
相談者:
はい、はい
三石由起子:
あの、メモを取りながらね?
相談者:
はい
三石由起子:
で、毎日それをやっていると、
相談者:
はい
三石由起子:
言葉の数が増えていきますから。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。あの、新しい言葉を、使った時には、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
繰り返してやって、褒めてやってね?
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、聞き取りをするのと同時に、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたも話してやる。ね?
相談者:
はい、はい
三石由起子:
あのお、いきなり話してごらん?とかっていうのはもう、全然できませんからね?
相談者:
はい
三石由起子:
それでね、やっぱり言葉を、
相談者:
はい
三石由起子:
増やしてやることが大事なんですよ。
相談者:
ああー
三石由起子:
つまりね?このまま放っておくとね、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
もう2年になって3年になったりしたら、もう完全に、言ってること分かんなくなりますから。
相談者:
はい
三石由起子:
先生が言ってることも分かんないし、
相談者:
はい
三石由起子:
友達が言ってることも分からないし、
相談者:
はい
三石由起子:
何を言われても、ほら被害妄想、の子だったらさ?
相談者:
はい
三石由起子:
馬鹿にされてるように思うかもしれないし、
相談者:
はい
三石由起子:
悪口言われてるように思うかもしれないし。
相談者:
はい
三石由起子:
もしそれが、コンプレックスと一緒になるとね?
相談者:
はい
三石由起子:
もっともっと心を病んだり、してしまうのね?
相談者:
はい
三石由起子:
だから今ならまだ私は、間に合うと思うんですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
だからね、2か月?
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとあなたの責任なんだからさ。
相談者:
はい
三石由起子:
ま、色々大変だったとは思いますけど、
相談者:
はい
三石由起子:
ここは、もう、後で、ね?
相談者:
はい
三石由起子:
取り返すっつったって、これは母親がなかなかできることじゃないんで。
相談者:
はい
三石由起子:
今だったらまだ母親の力で何とかなるところなんでね?
相談者:
はい
三石由起子:
努力してやってください。
相談者:
はい
三石由起子:
で、これはね、間違いなく、そのノートを買ってきて、
相談者:
はい
三石由起子:
記録を取らないと通じ、あのお、なんかこう、励みにもならないし、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたも分からないしさ。
相談者:
そうですね、はい
三石由起子:
うん、うん。で、あのお、記録を取ればね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたの励みにもなるし。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だから、ちょっと頑張ってそれえ、い、やってみないかな?
相談者:
はい
三石由起子:
うん、あたし、今凄く良いアドバイスしてると思うんだけど。
相談者:
そうですね、はい
三石由起子:
うん。やってみてください。
相談者:
はい
三石由起子:
それでその、心の問題とかなんか、どっかに相談に行けっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとまだ早いような気がするんですよ。
相談者:
はい、なんか、
三石由起子:
うん
相談者:
そうですね、大学病院に去年は行ったんですけど、
三石由起子:
うん(笑)
相談者:
それでも、別に解決方法はなかったですけどね、まだ。
三石由起子:
でしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だからね、やっぱり、言葉を増やしてやるっていうのは親にしかできないことで、
相談者:
はい
三石由起子:
しかも一緒に暮らしている人間にしかできないことだから。
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっと頑張ってやってみない?
相談者:
はい
三石由起子:
うん、やってください。
相談者:
はい
三石由起子:
はい
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
はい
(再びパーソナリティ)
有効だとは思いますけど、シングルマザーのかたにはかなりつらいんじゃないの。家のことと仕事やって絵本も読めってのはなかなか。