制裁を加える方法は?相手は他界した兄の家族。その無理筋な理由
テレフォン人生相談 2016年11月5日 土曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女55歳離婚して4年 息子と娘の子ども2人 長男26歳と2人暮らし 兄弟6人で両親と長男が他界している
今日の一言: 感情的合理性と知的合理性は別のものです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致しまーす。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
55歳。
加藤諦三:
55歳、結婚してます?
相談者:
えーとお、してました。
加藤諦三:
ました、えーとお、離婚してから、どのぐらい経つんですか?
相談者:
4年。
加藤諦三:
4年ですか。で、今は、お一人で、暮してしてんですか?
相談者:
えっと、子ども2人い、いたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
男と女で、
加藤諦三:
はい
相談者:
男の子と、一緒に生活してます。
加藤諦三:
一緒に生活・・でその男の子息子さん何歳ですか?
相談者:
26
加藤諦三:
26歳。
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
えっとお、相続の権利は、ある者が、
加藤諦三:
はい
相談者:
まだ移行してない土地の所有物を、
加藤諦三:
はい
相談者:
勝手に持ち出しているので、制裁を加えたい。いひ(笑)
加藤諦三:
あ・・あは、分かりました(苦笑)ちょっとその、ぐ、具体的に、あれして下さい。そうすると?、具体・・うう、的に言うとどういう事ですか?
「所有物を持ち出してる」とかっていうのは。
相談者:
えっとお、わたくしい、の、実家なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと、土地の名義が、
加藤諦三:
はい
相談者:
3名の・・共同名義なんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・
加藤諦三:
その3名は?、あなたと?
相談者:
兄い、に、2人なん・・
加藤諦三:
お兄さん、あ、お兄さん2人ね?
相談者:
ええ、で・・
加藤諦三:
はい、の3名になってる。
相談者:
ええ
加藤諦三:
土地建物みんな、両方ですか?
相談者:
土地だけです。
加藤諦三:
土地だけですか。はい
相談者:
はい・・・で・・
加藤諦三:
それで、その、はい
相談者:
あのお、わたし兄弟6人なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
んでえ、3人ん、その、相続は放棄してえ、いるんですね。
・・でえ、そのお、3人・・共同名義の1人が、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーっと、12年前に、亡くなったんですね。
加藤諦三:
・・そうすると、3名のうちの・・1人という意味ですか?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
・・と、現在は何人?、2人?
相談者:
2人。
加藤諦三:
2人。
相談者:
はい、その名義に残ってるのは。
加藤諦三:
のはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、あなたとお兄さんだけね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。それで?
相談者:
で、土地には、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーっとお、亡くなった・・兄い・・と、奥さんが、
加藤諦三:
はい
相談者:
生活してたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、去年ですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
そ、相続放棄したあ、兄いー、のひ・・が、
加藤諦三:
はい、相続放棄した兄が、はい
相談者:
病気とかが・・あって、仕事ができなくなって、
加藤諦三:
はい
相談者:
独身で、住むところがなかったもんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・その実家に戻ったんですね。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
そしたらその、あのお、兄よ・・え、1人でいた兄嫁が、
加藤諦三:
は・・
相談者:
一緒に「一緒に生活するのは、嫌だ」っていう事で、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、そのあ、兄の・・子どもが、3人いるんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
男の子の・・方のところに何か、い、行くっていう事で、家を出たんですね。
加藤諦三:
その・・お兄さんのお嫁さんがですね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その時に・・権利を放棄して、出て行ったんですよ。
・・一応、口だけなんですけども(笑)
そう言って去年ん、の、話なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・なんかそのあ、兄嫁が出てった後に、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・娘さんが、近くに嫁いで、兄嫁え・・の、娘さんが、近くに嫁いでたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのかぞ、おー、くが、あの、うちの、実家の・・えーっと、農業機械とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
家を・・建て替えようと準備してた材木とかを持ち出したらしいんですね。
加藤諦三:
はい。そのお、持ち出した事が許せないという・・
相談者:
か、許せないもんで、なんか、制裁を加えれないものかどうかって・・
加藤諦三:
というこという事ですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、今日はスタジオに、弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
「感情を整理する」ことが必要でこそあれ困難であることが良く分かります。相談者も頭では制裁加えることがナンセンスだと理解しても感情が追い付いていなかったのでしょう。なので、「自分に納得できる答えが欲しい」というのがポロッと現れたのだと思います。