上階の騒音逆ギレ家族に殺意が湧く女。精神科医も相手への対処を考え始める
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
あ、はじめまして高橋です。
相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いしますう。
高橋龍太郎:
よろしくお願いします、よ、夜中の1時ぐらいまでの事もあるっていう時にい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ご主人はもう、当然お帰りだと思うんですけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ご主人は、どんな様子ですか?
相談者:
あ、もう主人も、何度も上にはやっぱり、お願いに行ったりはしてますう。
高橋龍太郎:
うーん、ご主人は、それを、どんな風な受け止め方、あなたと同じように、イライラしてる、それともご主人は案外・・そんなに、えー、あなたほど、イライラしてない?
相談者:
あ、同じですねえ。
高橋龍太郎:
イライラ?
相談者:
はい。天井叩いたり(苦笑)はい
高橋龍太郎:
あいや・・叩いたりしてるの(笑)はは、大変だねそれじゃ(笑)
相談者:
大変ですよ、もう
高橋龍太郎:
なるほどねえ。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
まあ、僕だったら少しでも余分にお金を貯めて引っ越しちゃうけど。それが一番イライラしないと思うけど。
思い切って、「引っ越しするので、引っ越し代出してくんない?」ぐらいは、言えないの?
相談者:
いやもう、逆切れとかもされてるのでえ、
高橋龍太郎:
あ、逆切れもされちゃってるの?
相談者:
されてます、はい
高橋龍太郎:
割とこう、人お、の、お話に耳を傾けそうなタイプの、ご両親じゃないんだ?
相談者:
そうですねえ・・・なかなかちょっと(苦笑)常識ではちょっと考えられない、対応ですねえ。これだけ何度もお願いしても、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
全然・・
高橋龍太郎:
あーそう・・
相談者:
改善していただけないとなると・・
高橋龍太郎:
じ、じ、うん、何もしてくれないから。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
あー
相談者:
ちょっと非常識にも程がある、なんて感じなんですけど。
高橋龍太郎:
あーなるほどね。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
うん、でもまあ、争い事にはしたくないって事だね?
相談者:
そうですねえ。
高橋龍太郎:
うーん。
あのお、怒りって感情のコントロールっていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、最近の、非常に・・トピックみたいなところがあってね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あのお、会社の上司やなんかも・・若い人に、非常に怒りを感じてるわけですよ、最近は(笑)。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あまりにも、常識が・・あえー、通じないっていうような事で。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
んで、その、怒りの、コントロールの仕方っていう本が、ベストセラーになるぐらい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
現代社会では、怒りについては・・ま、相当みんな、えーストレスを抱えてるの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
基本はね?・・あのお、怒りという感情お、は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間にとって、不快な感情なので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
できるだけ・・不快いー、の感情は、自分の、中に・・仕舞い込まないようにするメカニズムが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間には、割と働いているという事が、基本系なの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、例えば、本には、怒りの・・えー、持続は6秒間って書いてあります。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で6秒間辛抱すると、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、違う・・感覚に、移る事ができますよ、っていう、事なんです。
相談者:
6秒間ですか。
高橋龍太郎:
6秒間。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
っていう事は、その6秒の間にい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
・・で脳というのは・・同じ感情を二つ同時に、リアルな感覚で持つ事は、なかなかできないものなの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
同時進行で、二つの感情とか、二つの考えを、同時に同じ強さで持つ事はできないので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
怒りの感情に対して、別の感情を、ぶつけるっていう事をすると、怒りの方が静まって行くの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
でそれは、えー何でも良いんですよ。だからあ、自分が・・例えば、好きな・・物凄く好きな、えー、シンガーの・・歌でもいいし、さっき「ヘッドフォンで聴く」って言いましたよね?
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
それでもいいしい、それから、例えば・・そうなった時に、シャワーを浴びる、でもいいし。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それこそ、冷たい水を飲むんでもいいし。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
要するに、脳に、別の刺激が・・強い刺激が、加わると、怒りの感情は自ずから静まるって事なんです。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
だから、その事ばっかり考えてると、怒りが、もう、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
6秒以上に、また今度、また新しい怒りとして生まれるたびに、6秒ずつ、延長しちゃうので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
別の物を、被せて行くって事が、凄く大事です。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
うん。で、それをやるとお、えー、段々段々、あなたの頭の中に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
怒りを逸(そ)らす、要するに、独特のあなたなりの、脳の仕組みみたいのができて来ると、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そうなるとお、怒り、始めても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自然に、怒りが、大きくならないで、すぐ小さくなるっていう仕組みが、あなたの脳の中に、出て来るので、
相談者:
あー
高橋龍太郎:
そういうものを作るっていう事が一番大事な事。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、えー、外に行って、全力で走って来るとか、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
川辺に行って大声あげて来るとか、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それ何でも良いんです。要するに、その場の、6秒間が、更に沸点にならないようにするっていう事を、自分なりに、好きな方法で、対応すればいいって事になります。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
うん、そしたら、包丁握らなくても済むよ。
相談者:
あは(笑)
高橋龍太郎:
ふふん(笑)
相談者:
はい、分かりました。
高橋龍太郎:
うん
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい
今井通子:
でも、実際に包丁握った事ある?
相談者:
・・はないです。
今井通子:
そのお、ね?、今、ご近所の、騒音の問題っていうのは、これだけに限らず、
相談者:
はい
今井通子:
あっちこっちであって、殺人事件なんかも、起こっちゃうからねえ。
相談者:
うん、だからホントに、気持ちが分かるな(笑)と思って、いつも聞いてるんですけど。
今井通子:
そうですよね。うん
高橋龍太郎:
うーん
今井通子:
結局あれですか?、あなた方の方が、先に、えー入ってらして、
相談者:
はい
今井通子:
何年か遅れて?
相談者:
そうですね。
今井通子:
そこに入られた?
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、その前は、空き家だったわけ?
相談者:
その前にも、いらっしゃったんですけどお、
今井通子:
うん
相談者:
その時は、もうちょっと、子どもさん大きかったのでえ、
今井通子:
うん
相談者:
そんなに騒音は、気にはならなかったんですけれど、
今井通子:
あー、はは
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
はい
今井通子:
何階なんですかね?、そこの家は。
相談者:
えっと、上は、一番上なんですねえ。
今井通子:
・・うん
高橋龍太郎:
うん
相談者:
だから、多分、分からないんですよね、どのぐらい、こう・・音が響くのかって事が、
今井通子:
あ、あーなるほどね。
相談者:
自分たちは、味わってないので。
今井通子・高橋龍太郎:
うん
相談者:
だからもう、やっぱ、その点が何回、言っても分からないのかなとは思うんですけれど。
高橋龍太郎:
うーん
今井通子:
いや、それともう一つは、その・・えーとお、何階か・・結構高いところなの?、あのお、公園とか何かに、遊びに出てもら・・要はだから、あのお、「静かにして下さい」って頼みに行くんじゃなくて、
相談者:
はい
今井通子:
なんか、「公園とかに、遊びに行かせたらどうでしょう?」とか・・提案型のお、何ていうのかな?、お願いをしに行った方が、いいかなあと思うんだけど。その・・
相談者:
ああ、そういう風にも、言った事があるんですけれど、
今井通子:
うん
相談者:
そうしたら、凄くその時に、逆切れされてえ、
今井通子:
何て?
相談者:
「行ってますよ!」つって、凄い言われたんですよ。
今井通子:
奥さんに?
相談者:
ええ
今井通子:
奥さんと話してんの?
相談者:
そうです。
今井通子:
ご主人は?
相談者:
旦那さんは全然、掛け合ってくれないんです。
今井通子:
お話も、して下さらない?
相談者:
一度だけ話はしましたけれどお、
今井通子:
ええ
相談者:
「家の子は、ちょっと、他の子より、運動神経が良いんですよ」とかって言って笑ってられて、
高橋龍太郎:
うふ(笑)
今井通子:
ええ
相談者:
なん、こう全然真面目にちょっと・・あの、取ってくれてないというかあ、
今井通子:
うん
相談者:
うーん
今井通子:
あーそうなんですか。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
ええ
今井通子:
両方とも、ね、引っ越す予定がないらしいから、
相談者:
はい
今井通子:
直接、あんまり、行動しない方が良いんじゃないでしょうかね?
相談者:
やっぱりそうですかね?
今井通子:
うん
高橋龍太郎:
うん
今井通子:
直接行っちゃうと、拗(こじ)れちゃった時に、何が起こるか分からないので、
相談者:
ええ
今井通子:
直接は、止めといた方が良いと思いますよ。あの、変に・・直接だと、うん、拗れた時にちょっと・・危ないかもしれない。
相談者:
はい、ええ
今井通子:
うん
(再び回答者)
集合住宅の騒音問題といえば ピアノ殺人事件 ですね。私は当時子供でしたので、テレビで取り上げたワイドショーの情報を微かに覚えているだけでした。