（回答者に交代）

大迫恵美子：
もしもし？

相談者：
はい、もしもし

大迫恵美子：
はい、こんにちは

相談者：
こんにちは、よろしくお願いいたします。

大迫恵美子：
困りましたねえ

相談者：
困りました、フフ

大迫恵美子：
あの、要するに、その

相談者：
はい

大迫恵美子：
払うだけの、お金がないと、いうことを言うばかりっていうことなんですか？

相談者：
そうですね、はい

大迫恵美子：
ふうん・・
あのお、で、会社は休業ってことなんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
倒産に向けた手続きは何もとっていないんですかね。

相談者：
はい、あのお

大迫恵美子：
それは、とってないって言ってるんですか？

相談者：
はい、経営者は

大迫恵美子：
ええ

相談者：
倒産、もしたくない、破産もしたくない、っていうことでえ

大迫恵美子：
ふうん

相談者：
と言い切ってますし、皆んなに早く、お金を払いたい、ためにそういうことが出来ないとかっていうふうな、ことを言っております。

大迫恵美子：
うん、ただね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、そう言っているだけで、会社が動いていなければ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
お金は入って来てないんじゃないんですかね

相談者：
あ、入ってきてない・・ですね

大迫恵美子：
うーん

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、ま、それね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
例えば、ま、法的は手続きをとってえ、強くう・・ま、請求してみるというようなことを他の方々と一緒に話したりはなさってないんですか？

相談者：
あ、それはあ、一応、しました、

大迫恵美子：
はい

相談者：
基準局の方にも相談に行きましたりい、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
あの、あの、弁護士さんなんかにも、相談はしております、があ

大迫恵美子：
はい

相談者：
なかなか、基準局の方では、倒産も破産もしてないのでえ、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
なにも、手を打てないということなんですね。

大迫恵美子：
うーん

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのね、まあ、払ってくれない、任意に払ってくれないところに対してはあ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それは、ま、法的手続きをとるしかないんですけどね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、本来的にはそれは賃金は、ちゃんと、決まっていたわけですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それを払う義務があるのでね、法的手続きをとって「払いなさい」という判断っていうのは、ま、出ると思いますよ、裁判所でね。

相談者：
ええ、ええ

大迫恵美子：
ただ、問題は（苦笑）、その、会社から取れない、かどうかの問題ですよね。

相談者：
ええ・・そおです・・

大迫恵美子：
まあ、破産したくないとかね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
あのお、倒産、させたくないとかって、それは、経営者は勝手なこと（苦笑）言ってますけどお、

相談者：
あ、そうなん・・

大迫恵美子：
これ、ま、たとえば、倒、破産事件になっていればね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
未払い賃金っていう立替制度っていうのがあって、

相談者：
あ、はい

大迫恵美子：
聞いたことありますか？

相談者：
あ、はい、あります

大迫恵美子：
あのお、それで払ってもらうことが出来るんですよ。

相談者：
はい

大迫恵美子：
でも、それが、ま、破産してくれないので（苦笑）、使えないっていうことですよね。

相談者：
そお、ですね、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
何ヶ月も、掛かるので、っていうことで、

大迫恵美子：
ん、何ヶ月かは掛かってもね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
それは、ま、払ってもらえるわけですから。

相談者：
ええ

大迫恵美子：
今のままだと、何ヶ月待っても払ってもらえませんよね。

相談者：
そおですね、わたしたち、から見れば、倒産なり、破産なりしてえ、あの、そういう立替払いを利用してくださればあ、助かるなと思って、は、いたんですけども、経営者、としてみれば、そういうことは一切しないっていうことでえ・・

大迫恵美子：
あの、ま、それしないっていうのはね

相談者：
ええ

大迫恵美子：
経営者はそれは、自分が社長でいたいからとか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、色々ね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
あの、考えているのかもしれませんけどお、払わなきゃいけないものを払わずにいるわけですからね。

相談者：
ええ

大迫恵美子：
したいとか、したくないとかっていう（苦笑）レベルではないと思うんですけどお、

相談者：
ええ、ええ

大迫恵美子：
だから、そういう、そのお、どうしてもそんな身勝手なことを言ってね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
払いもしないのに、やるべきこともやらないっていうことになるとお、

相談者：
ええ、ええ

大迫恵美子：
ま、んん、非常に難しいですけど、皆さん、の方からね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
そのお、払いなさいという裁判所の判断をもらってえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、それでその、会社の、工場の財産をなんか売っちゃうとかね。

相談者：
ええ、ええ、ええ

大迫恵美子：
何か、その、差し押さえちゃうとかあ。

相談者：
ええ、ええ、ええ

大迫恵美子：
そういうことを考えるしかないですよね。

相談者：
ああ・・

大迫恵美子：
そいで、あの、お給料ってのはね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
２年間で時効になってしまいますので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう、ちょっと経ってますよね。

相談者：
そお、ですね、もお・・

大迫恵美子：
一番、あの、未払いの、一番最初、から、何年経ってますか？

相談者：
あ、あのお、まだあ、１０ヶ月くらい・・

大迫恵美子：
ん、

相談者：
ですね、はい

大迫恵美子：
でも、あのお、１０、（苦笑）まだ１０ヶ月って仰ってるけど、も１年近く経っちゃってますよね？

相談者：
そおですねえ、はい

大迫恵美子：
あのお、時間、すごく早く経ちますよ。

相談者：
はい・・分かりました・・

大迫恵美子：
あのお、それね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
どうしよう、どうしよう、って皆んなで連絡取り合っているうちに、

相談者：
はい

大迫恵美子：
一ヶ月、一ヶ月、時効に掛かっていって、

相談者：
はい

大迫恵美子：
失くなってしまいますよね

相談者：
そおですねえ・・
で、あの、まだあ、あの、１月中にとか、２月中に、払い、払いますって何回も、それが繰り返しで、来てるんですね。

大迫恵美子：
うん・・それはね、

相談者：
払います、払いますっていう感じでえ、それがもう、今まで、に、このお、長い年月が経ってしまったのでえ・・ほんとに、

大迫恵美子：
あの、それを言ってくるのはね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
そういうふうに言えば、

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう、騒がないと思っているからですよね。

相談者：
あ・・はい

大迫恵美子：
皆んな、あのお、待ってるので、ま、今月払いますよって言ったらあ、ま、今月は黙ってると。

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、一月経ってしまって、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
次の月になってしまったら、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
あー、申し訳なかったですね、今月こそ払いますよ、ってね。
だから、じゃ、しょうがない、また待ちましょうっていう、ことであればね。

相談者：
ええ、ええ

大迫恵美子：
ま、結局、２年はすぐ経ってしまうと思いますよ。

相談者：
ああ・・そうで・・はい

大迫恵美子：
で、労働者の、権利ってのは、やはり、そういうエネルギーを使うには、何百万とか何千万とかっていうお金の話しではないのでえ、

相談者：
ええ、ええ

大迫恵美子：
えー、ま、泣き寝入りしちゃう人もいるのかもしれませんけどお

相談者：
ええ

大迫恵美子：
やっぱり、そのために、そのお、団結、することが認められてるわけですから、

相談者：
そうですね、はい

大迫恵美子：
他の方々とお、ま、歩調を合わせてね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それで、きちんとその、法的手続きをとってえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
何かその・・向こう・・その会社が困るようなことをね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
起こさないと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
今のままだと、会社は、一番楽ですよね。

相談者：
そおですね、はい

大迫恵美子：
今月払いますって通知出しとけば、

相談者：
はい

大迫恵美子：
皆んな黙ってるわけですからね。

相談者：
そうですね・・はい

大迫恵美子：
で、おそらく、このまま、ずうっと繰り返して、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、２年、になるのを

相談者：
２年・・

大迫恵美子：
待ってると思いますよ。

相談者：
あ、はい

大迫恵美子：
だから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、「どうしよう？」っていう、もう１年も経っているのに、

相談者：
はい

大迫恵美子：
どうしよう？って言ってえ、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、右往左往してる場合でもないんじゃないかと思いますよね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう、やるんならやるで始めないと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、時間が足りなくなると思いますよ。

相談者：
あ、はい、分かりました、納得・・

大迫恵美子：
だから、そこ、ま、きちんとね、

相談者：
はい、皆さんと、

大迫恵美子：
あのお、覚悟を決めないと（苦笑）

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、やっぱり、「どうするう？」みたいなことでね、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
そおんな、じゃ、ま、も、ちょっと待ってみようか、みたいなこと繰り返すようなお友達とね（苦笑）

相談者：
ええ

大迫恵美子：
一緒だと、あんまり力にならないのでえ、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
そこは、あの、きっちりい、見極めてね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ほんとに、その、お給料欲しい人なのか？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あるいは、まあ、諦めてもなんとかなるなあ、と思ってる人なのかはね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
キチンと、皆さんを見て、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、ほんとにやるっていう人と、

相談者：
はい

大迫恵美子：
一緒に、あの、ま、弁護士に相談して、

相談者：
はい

大迫恵美子：
法的手続きをとって、

相談者：
はい

大迫恵美子：
会社から実際にお金を取ることを考えないとね。

相談者：
ええ

大迫恵美子：
で、そうやって、そのお、突きつけるとね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その分はとっても、無理、払えないっていうことになれば、

相談者：
ええ

大迫恵美子：
破産するしかないので、破産すると思いますよ。

相談者：
ああ、そうですか、はい、分かりました・・

大迫恵美子：
そうすれば、

相談者：
そうすれば、はい

大迫恵美子：
あのお、はい、皆さんのね、立替払いの制度が使えるわけですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
どうしよう？って言ってては、流されてしまうので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
きちん、きちんと手順を踏んでいく、ように、決めるなら決める。

相談者：
はい

大迫恵美子：
決めた人と一緒に組んで、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その、スケジュールをちゃんと動かしていくと。

相談者：
はい

大迫恵美子：
いうことが必要な段階だと思いますけど。

相談者：
あ、はい、分かりました

（再びパーソナリティ）