17歳女子高生が家庭不和の中で見つけた立ち位置と処世術。図星突かれて声色変わる
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
大原敬子:
あなたが、最初おっしゃられましたね。
相談者:
はい
大原敬子:
「希望の大学ではない。わたしは努力が足りなかった」
相談者:
はい
大原敬子:
努力が足りない云々ではなくって、あなたの場合、今、とにかく・・人お、を見ると緊張するんですね、凄く。
相談者:
はい
大原敬子:
で非常にね、あのお・・雰囲気はいいんですきっと、優しくってね、お愛想もいいし。
相談者:
はい
大原敬子:
だけど極端に人を嫌ってるんです。
相談者:
・・
大原敬子:
ですから、お勉強してても・・続かないんです。疲れて。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、努力が足りないんではなくって、努力を続けようと思っても、
相談者:
はい
大原敬子:
一週間は絶対に頑張るんです。
相談者:
はい
大原敬子:
極端な話。
相談者:
はい
大原敬子:
だけれども・・何か、ふっとよぎった時に・・「もういい、どこでもいいや」って思ってしまうんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
その繰り返しで、今日(こんにち)、大学が、ま、決まりました。
相談者:
はい
大原敬子:
ホッとすると・・今度はまた・・あなたのプライドと・・虚栄心が、
相談者:
はい
大原敬子:
「この学校では嫌だ」って思い出すんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でもね、
相談者:
はい
大原敬子:
それはあなたの心がいつもそうしてるだけなんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたの価値観が、この、この大学を・・そう思ってるだけなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
常に、あなたの基準が、これからですよ・・一定してないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
怒りと・・怒りとですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
逆に、怠惰。
相談者:
はい
大原敬子:
それを常に、あなたは・・怒りが、怒りの上に歩く時には頑張るんです。
相談者:
はい
大原敬子:
頑張っても・・途中で「何やってんだろうな・・もういいわ」、もう怠惰に行く。
相談者:
はい
大原敬子:
その繰り返しの中の、今日(こんにち)の・・大学の、決まったところなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから、努力が足りなかったとかっていうんではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは全部知っていた。こうなることは分かっていたの。
相談者:
はい
大原敬子:
今日の一番怖いことはいいですかあ?
相談者:
はい
大原敬子:
ここで一つあなたは問題を作るんです必ず。
相談者:
はい
大原敬子:
問題を作って・・今度は家族にですね・・あるいはご両親に、
相談者:
はい
大原敬子:
「わたしは・・もっと勉強すれば良かった」
相談者:
はい
大原敬子:
「この大学は嫌だ・・夢も希望もない」っていうことで・・脅しにかかるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっと両親は・・あなたのパニックが怖いでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、正当な理由をあなたは必ず付けますから。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、そこでまた、逃げられるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
常にあなたは、プライドと逃げ、プライドと逃げの、生き方で、今日まで来たんです。
相談者:
はい
大原敬子:
今日も、あえて、
相談者:
はい
大原敬子:
自分で、問題提起を出して、
相談者:
はい
大原敬子:
そして、「こういうアドバイスであったのよ」って・・「もう一度勉強してごらん」って、他に、違う学校もあるかもしれない、いろいろありますよね。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの表面的に捉えれば、「今日努力が足りなかった、両親もこんな酷い両親だった」
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
だから、「わたし、もう一度夢のある、人生夢がもうないんです」って、「辛いんです、絶望なんです」って言った時に、
相談者:
はい
大原敬子:
表面的に・・あなたの言葉の表面的に捉えると、
相談者:
はい
大原敬子:
今まであなたそれで来たんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
「あ、そう」って、あなたの言葉を信じて・・あなたの浮遊してる言葉だけを・・大人が真剣になって聞いて、
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、この大学止めて、一年もう一度頑張ってみるってなった時に・・あなたは、「やった」って思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
こんなこと、繰り返していいと思う?
相談者:
ダメです、直し、どうやったら、直りますか?
大原敬子:
自分で分かってるの?、もう、必ずあなた今まで小さい時から、
相談者:
はい
大原敬子:
自分が・・逃げの時に作ったものが、
相談者:
はい
大原敬子:
嫌になると、
相談者:
はい
大原敬子:
必ず問題を起こして、
相談者:
はい
大原敬子:
正論を言って、
相談者:
はい
大原敬子:
そしてまた逃げて行くって人生ってことが分かりますか?
相談者:
分かります。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ今日からですね、
相談者:
はい
大原敬子:
この、今決めたところの大学は行きなさい、ちゃんと。
相談者:
行きます、はい
大原敬子:
騙されてもいいから一年間行くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
自分で一度やってみること。
相談者:
はい
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
・・はい
大原敬子:
やってもしないのに、「努力が足りなかった」って、じゃあなぜ決めたの?ってなりませんか。
相談者:
はい
大原敬子:
わたくしが一番気になるのはこれからあなたが成人する時に、あなたの、言葉だけを・・捉えて、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの言葉、の、よ、操るように・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが人生を生きて行った時に・・最終的に責任は誰が負うのかしら?と思う時ありますよ。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
今日の相談は・・また楽しようと思ったんですあなたは。
相談者:
はい
大原敬子:
そのための、今日の人生相談、だったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、わたしは、あなたが好きです。ここまで素直に認めてくれたんですもんね。
でも、もう一度言います。これだけあなたは、静かで落ち着いた声なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
最初のあの、震えた声と・・怒りが、
相談者:
はい
大原敬子:
どこにあるか?
相談者:
はい
大原敬子:
きっと幼児期、両親に・・忠実にいい子だったと思いますよ。
相談者:
はい
大原敬子:
素直でいい子で、父親の価値観、母親の価値観に、あなたは合わしてたんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それが今、物凄い憎しみとなって・・自分で操作できなくなったんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そして身に着けたことが・・人生を・・表面的には立派に。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、両親を、し、しっかりと両親の性格をあなたは牛耳っていて、
相談者:
はい
大原敬子:
その中で生きようとするけれども・・社会は、両親だけではないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
これだけ落ち着いて聞いてるんですよ。今ね、あなたがその、自分っていうものに向き合えば・・頭が痛くなる、偏頭痛、パニック、
相談者:
はい
大原敬子:
過呼吸、それから、やるぞーって異常なエネルギー、
相談者:
はい
大原敬子:
それから、異常な怠惰。ある時は凄く綺麗に生きる。
相談者:
はい
大原敬子:
それ非常にねえ、紆余曲折のね、そのお、寒暖の差の激しい生き方をすることを、
相談者:
はい
大原敬子:
これも一つの個性でいいんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
人生にまで持って行かないでいて欲しいなと、思います。
相談者:
はい
大原敬子:
とにかく、わたくしの答えは・・今、あなたが・・「努力が足りない云々」っていうことは嘘です。
相談者:
はい
大原敬子:
努力は足りないことは知っていました。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?、今パスポートで、大学・・っていうことは、「ほら、お父さん、お母さん、わたしは大学行ったでしょ」
相談者:
はい
大原敬子:
「でもね・・この大学は嫌なの」っていうことで、あなたはスルリと逃げることを、今やってしまっては、いけないですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
・・じゃ、加藤先生に伺ってみますね。
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)