毎朝、庭から見えるモノに苛まれる。スレ違いで自分から離婚した男の執着と後悔
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
ええ・・あのお、あなたの、価値観でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
男性でね?
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう人が立派っていうか、どういう人が、価値があるような・・ま・・尊敬しちゃうっていうか。
相談者:
えっとお・・仕事でデキると思える人、思われる人?
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、そういう・・感じかな。そういう人がいい・・
加藤諦三:
できつ・・うん
相談者:
てきはなりたい・・今の仕事で。
加藤諦三:
で、逆に言うとお・・仕事のできない人っていうのは、価値がないんだよね?
相談者:
そういうふうに考えてしまう・・ことがあります。
加藤諦三:
ええ。あなたの価値観は、徹底、して、業績主義なんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
「仕事ができない、あいつは駄目だよ、あんな奴は」って、
相談者:
はい
加藤諦三:
「あれはもう人間の屑だよ」って・・そういう価値観なんですよあなた今まで。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・だけど本来のあなたはそういう価値観を持つ人間じゃないんですよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・だから今まで自分が分からなかったんじゃない?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で今自分が分かったからあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・これから・・生きる方向っていうのは、見えて来んじゃないの?
相談者:
はい
加藤諦三:
まさに・・大原先生が、未練、執着、後悔・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
という、
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
それでえ、一番大きいのが後悔でしょう?
相談者:
後悔、ええ
加藤諦三:
だけどこれ、取り返せんじゃない?
相談者:
・・価値観をここで変えなきゃ駄目ですね。はい
加藤諦三:
そうですねえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・ほいでえ・・ま、大原先生・・も、奥さん浮気してないかもしれないってこと言いましたけども。
相談者:
はい
加藤諦三:
僕もそう思うんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
実は性的に、欲求不満なんのは、あなたの方なんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、その自分の性的欲求不満を、妻に、投写しちゃったんですよ。
相談者:
はいはい、そうです、はい
加藤諦三:
「妻が浮気しました」と。
相談者:
はいはい
加藤諦三:
「わたしはこんなに立派な人間です」と。
相談者:
うんそう、自分が・・正しんですよ。
加藤諦三:
じ・・
相談者:
考え的に、ええ
加藤諦三:
それで自分が正しいだけじゃないんだよ。
大原敬子:
(笑)
相談者:
はい
加藤諦三:
んもう、もう一つ言っていい?
大原敬子:
クスクス
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が正しいということに固執するんだよ。
大原敬子:
そう(笑)
相談者:
そうです、間違いなくそうです。はい
加藤諦三:
だけれど、すでにその考え方では、これから先、て、生きて行けないようになってます。
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました?
相談者:
分かりました。
加藤諦三:
ええ、これから人生・・明るいです。
相談者:
(苦笑)・・はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
あのね・・今あなた、これまで悩んだ事、全部無意味じゃないですよ。
相談者:
は、ありがとうございます。
加藤諦三:
よろしいでしょうか。
相談者:
はい、すいません。
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
ありがとうございました。はい、すいません、失礼いたします。
加藤諦三:
人生のある時期に、価値観の修正、これは非常に大切なことです。