憎い母でも世話をするのは娘の自分しかいない袋小路。依存してるのはどっち?
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうもこんにちは
相談者:
あ、こんにちは
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
お願いしますう。
マドモアゼル愛:
あのお・・なんかあ・・58歳でえ、今、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あなたの・・心の中に渦巻いているのは憎しみだけ・・になっちゃってるじゃない?
相談者:
・・そうですね。
マドモアゼル愛:
そのウェートがどんどん大きくなって来るとお・・お母さん苦しまないのよ。
あなたが・・死んじゃう可能性があんのよホントに。
死んじゃうってのは・・こ・・あのお、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
うん、心の意味でね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこまでだからあなた自身が今、い、ある意味で結構・・追い込まれてるう・・ていうことは分かるよね?、だからね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで・・人間が、本当に苦しい時い・・一番、問題解決する時い、に、必要な条件がいくつかあるけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
基本的にストレス圏から離れるっていうことが一番大事なのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん。
物理的に離れることって大事なのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、い・・憎い憎い両親から離れて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
他の世界に行っても、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そのまま持ってったしまったものがあるのよ、あなたの中に。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
要するに・・それが見えない檻になってるよね、やっぱり両親のね。
それでそれの、その檻によって自分は生涯、離婚もしたしい・・
え、離婚は他の原因あんのかもしれないけれども、わたしの人生を棒に振った・・わたしは、母によって自分の人生を・・駄目にされたという・・考えを持ってるわけよ。
相談者:
はい。その通りです。
マドモアゼル愛:
ね。
僕はね、それが・・間違いだと思うの。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
あなたが弱かったからだと思うの。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
あのお・・嫌な家から、だったら出りゃよ、良かったんだもん、だって。
・・結婚だってチャンスはあったんだもん。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
弱かったからじゃない。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
この視点は大事なのよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
今も弱いままだから解決できないのよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
感情的反応をしているだけなのよ。
自分から見た面の・・問題点も、公平に、考えた方がいいと思うよ、でも。
・・それはどう?
相談者:
・・どうすればいんでしょうか、あは(苦笑)
マドモアゼル愛:
うん、ん、自分が弱かったっていうのは、どーお?、じゃ。
今の家は誰の家なの?、す、あなたが住んでいる家は。
相談者:
わたしの家です。
マドモアゼル愛:
これは、お母さんお父さんが残した家なの?
相談者:
い、いいえ、違います。
マドモアゼル愛:
自分で買ったんだ。
相談者:
・・そうです。
マドモアゼル愛:
あ、ホント。
じゃ・・どこにも遠慮する必要ないじゃない今の立場は。
本当は。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
心理的に・・僕、あん・・わたしはあの人嫌いだと。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もう実際ホントに憎むほど嫌いなんだから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「死んでもらいたい」って言うぐらいなんだから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
突き放す事は、心理的に本当だったらできるよね?
今できないでいるから苦しいんだけれども。
相談者:
はい・・はい
マドモアゼル愛:
じゃ、なんで、切り離せないんだと思う?
・・謝ってくれないから?
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
謝ったって同じだよ。
きっとお母さんが今「お前悪かったね」って言って謝っても、あなたスッキリしないと思うよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
益々・・怒りが、増して来ると思うよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
となると・・じゃ何に怒ってんだろうか?、本当は。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
自分の運命を、自分で築けなかった弱さに対して怒ってんじゃないの?
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
結局はあの嫌いなお父さんやお母さんに・・依存してたんじゃないの?、どこかで。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
もっと言えば、あの憎いお母さんがいないと、今、もしかしたら・・生きる意味がなくなっちゃうんじゃないの?、あなたの中に。
相談者:
・・そんなことはないと思います。
マドモアゼル愛:
そしたらそちらにシフトすればいんじゃないの?
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
それが楽しかったら、母の問題は小さくなるよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
なぜ大きくなるの?、母の問題が。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
シフトすべきものに対する信頼とか愛情とか・・楽しさがないからじゃない。
相談者:
・・そうですね。
マドモアゼル愛:
・・だからお母さんだけに捕らわれちゃうわけだよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・自分の人生をどっかで・・本気で・・スタートさせようという、スタート地点を、まだ得ていないんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・今がだ、チャンスなんだよ、だから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんなんか、あなたを、不幸にする力なんかないんだよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
あなたが力を与えてるだけなのよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
今、可哀想な、もう、憎い憎いあなたの力がないと生きて行けない弱い存在だよ・・お母さんは。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
いいじゃない、もう勝ったじゃない、そういう意味でも。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
あなたはどんどん、そんなあ、とこと関係のない世界を築いてけばいいのよ。
そしたら余力で・・病院が・・変える時の・・荷物の世話ぐらい・・鼻歌混じりでできるようになりますよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね
相談者:
分かりました。
マドモアゼル愛:
まあ僕う、の言い方、厳しかったかもしれないけれども・・あのもっと専門的に・・あの、加藤先生が・・上手くきっとお話、いただけると思います。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ちょっとお待ちくださいね。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相談者に信田さよ子さんの著書を勧めたい。自己顕示欲と支配欲に憑りつかれて、どこまでも「女」を突き通す母親がゴマンと出てくるから。