亭主関白がモラハラだと分かったら堪えられなくなった結婚37年の女
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願い致しまーす。
坂井眞:
「本音は別れたい」っておっしゃったけど、
相談者:
はい
坂井眞:
ほ、ホントですか?
相談者:
・・ホントです。
坂井眞:
・・あのもう・・こんな夫とは・・ホントは一緒に居たくないんだと思ってらっしゃり・・ますか?
相談者:
・・思ってます。
坂井眞:
それはいつ頃から思ってたんですか?
相談者:
・・えー・・と、ま、実を言いますと、22年前にあのお・・一人息子を亡くしてますので、
坂井眞:
うーん
相談者:
その息・・子お、が、病気、で、亡くなったんですけどお、
坂井眞:
うん
相談者:
「息子が死んで、お前が生きてんのが悔しい、お前が死ねばいい」って、言われたそん時からずーっと思ってます。
坂井眞:
・・それはまあ深い話ですよね、ちょっとね。
相談者:
はい
坂井眞:
・・息子さんはまだ、あれですか、赤ちゃん・・とか、小さかったのかな?
相談者:
・・いえ、13歳でした。
坂井眞:
あーじゃもう・・中学生か、13歳っていうと
相談者:
そうです、はい
坂井眞:
ええ。大変な、経験だと思うんですけど。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そんな大変な時に、
相談者:
はい
坂井眞:
「息子が死ぬぐらいだったらお前が死ねばいい」って言われちゃったんですか?
相談者:
はい
坂井眞:
でそれはまあ結構、重たい、話なんだけど。
相談者:
はい
坂井眞:
その頃から・・何?、ちょっと・・もう嫌だなっていう気持ちがあったんですか?
相談者:
・・ええ、その頃お・・ま、その時は凄い・・思いましたけど、その前からも思いましたけどお・・そんなことばかり考えてたら生きて行けませんからあ、
坂井眞:
ないもんね
相談者:
はーい
坂井眞:
で、そうすると、今日の、あのお、ご相談の・・そこのポイントがよく見えなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
もし最初のお話のように・・なんか怒りっぽくてえ・・時々、まああのお・・手、手が出たり?
相談者:
はい
坂井眞:
急に怒り出したり、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、酷いこと言ったり、
相談者:
はい
坂井眞:
・・っていうのが長く続いて来て、もう嫌だと。で、それはモラハラっていう言葉を知ったからとか、
相談者:
はい
坂井眞:
当てはまるとかじゃなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
もうこんな生活は嫌だっていうんだったら、分かるんですけど。
相談者:
はい
坂井眞:
そこがホントにそうなのか?どうなのか?が、ちょっとよく見えないん、ですよ。
相談者:
・・
坂井眞:
これはもうちょっと相談してみたいなと思った・・ポイントはどこにあるんですかね。
相談者:
・・うーーん、とにかくあの暴言吐くとかあ、
坂井眞:
うん
相談者:
あのお、人を威嚇するとかあ、
坂井眞:
うん、うん
相談者:
暴力を振るうとかあ、
坂井眞:
うん
相談者:
そういうようなあ・・ま、男の人とか、主人に対してえ、
坂井眞:
うん
相談者:
女の人って、奥さん・・とか子どもって、そんなに我慢して生きて行かなきゃいけないんですかね?
坂井眞:
いやそんなことはないと思いますよ、だから、モラハラっていう言葉も市民権を得たし、
相談者:
はーい
坂井眞:
駄目でしょっていうことが・・段々、良識になって来ているわけだから。
相談者:
はい
坂井眞:
別に我慢して行かなきゃいけないわけじゃないけど。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたは今ままでそれを言わなか・・言わないで来たわけじゃないですか。
相談者:
はい
坂井眞:
で、もう、こんな事を続けられるんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
◆#別れたいというぐらいの気持ちになってるんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
・・それはちゃんと・・まず伝えてみることですよね。
相談者:
・・あ、本人にですねえ?
坂井眞:
そうそう、「こういうのは、ほんっとに嫌なんだ」と。
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
「あなたは何気なくやって来ているだろうけれども」
相談者:
はい
坂井眞:
「こっちがこれまで」、あの「何にも言わなかったから、大したことじゃないと思っているかもしれないけれども」
相談者:
はい
坂井眞:
おー、「30年以上こんなことを続けられていたら」
相談者:
はい
坂井眞:
「もう、ホントにとても嫌で・・一緒にいられないぐらい嫌なんだ」と・・
相談者:
はい
坂井眞:
いう話をやっぱり伝えないと、恐らく・・全然分かってないでしょ?相手は、ご主人は。
相談者:
多分分かってないと思います。
坂井眞:
うん。分かってないから続けてると思うんで。
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、それをまず伝えて、ちゃんと話をして・・それでも全然変わらないっていうんだったら・・それは別れえ、る、別れないの話になるかもしれないけど。それで変わってくれたら別に別れなくてもいいんでしょ?・・今の・・
相談者:
でも、かわ・・でも変わる・・あのおー・・確率をわたしは全然ないと思ってます。
坂井眞:
だったら別れたら?
相談者:
・・ええ
坂井眞:
で、例えばね、
相談者:
はい
坂井眞:
そういうことを言って、もっと暴力振るっちゃってね、
相談者:
はい
坂井眞:
・・ドメスティックバイオレンスになって怪我しちゃうとかね。
相談者:
はい
坂井眞:
そういう話だったら「止めなさい」と、「早く逃げなさい」って僕言いますけど。
相談者:
はい
坂井眞:
今んとこ、そういう話じゃなさそうなんでね。
相談者:
はい
坂井眞:
・・本音は別れたい、もう嫌だっていうところの、中身がちょっと見えないんでね。
相談者:
・・そうですかあ
坂井眞:
うん
相談者:
・・でも決してもう若、若い年じゃないですよね、58になってしまいましたのでえー
坂井眞:
うん、なんかね、その・・これまで我慢して来たのに、このまま別れるのは癪に障るってい・・言いたいこと分かるような気がするけど、
相談者:
はい
坂井眞:
あんまりそこにこだわって時間をズルズル中途半端にしてるのは、意味がない、ような気がします、わたしは。
相談者:
はい・・
坂井眞:
ホントに、いて嫌な人だったら・・ホントにそう思うんだったら・・元気なうちに、次始めた方がいいんじゃないですか。
相談者:
あーそうですね。
坂井眞:
ま、もちろんね、そこで・・どうやって生活するかとかいう問題出て来ますけどね。
相談者:
あはい
坂井眞:
それも含めて具体的に考えることですよ。
相談者:
・・はい
坂井眞:
うん
相談者:
そうですね・・分かりました。
(再びパーソナリティ)