酒の誘いにも乗って来ずそっけない父親。関係を良くしたい息子
(回答者に交代)
田中ウルヴェ京:
はーい、よろしくお願いします。
相談者:
お願いします。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
えーと、ちょっとお父さんの心理を読んでみたいと思います(笑)
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
えーっと例えば・・うんと、あなたに少し助けていただきたいんですが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お父さん自身は、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
人格的にも(笑)
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
息子さんから見て、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
すっごく悪い人ですか?それとも・・そうじゃないんですか?
相談者:
うーん、いい人だと思います。
田中ウルヴェ京:
人格的には別に・・悪い人じゃないですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
オッケイ。で、えっとお、あなたのこととか妹さんのことを、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
愛してるのか?憎んでるか?どっちだと思いますか?
相談者:
えー・・
田中ウルヴェ京:
へっふふ(笑)
相談者:
その二つだったら、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
愛してる方、だと思います。
田中ウルヴェ京:
えと、それは、どんなあ・・理由からそういうふうに息子としてのあなたは思いますか?
相談者:
・・まあ、僕があ・・まだ社会人・・高校卒業してえ、仕事お、はじめて、最初の会社ですはね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
が、ま、いう、世間一般でいう、ブラック企業っていうか、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
朝8時から、夜の2時まで、で・・月の給料が、10万、ぐらい、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
っていうので、で、まあ親父も親父なりに凄い、体のこと心配して。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
そのお、ま自分のコネとかあ、その周りの友だちからっていうので、色々仕事を・・
あの「こういう会社があるけども、そこ辞めてこっち来いよ」っていうのを、真剣に探してくれた・・行動に関しては、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
まあ、心配してくれたんだなっていうのがあったので。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
・・まあ・・そういう面では、まあ、ちゃんと考えてくれてるんだなっていうのがあ・・あ、今ありますね。
田中ウルヴェ京:
ん、なるほど。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
でわあ、感情表現が下手なんでしょうかね?、それとも・・行動が間違っちゃう?、ちょっとね、それ・・違うんだな。
相談者:
あー
田中ウルヴェ京:
なんかこう・・うん
相談者:
あー
田中ウルヴェ京:
分かります?
相談者:
どっちかっていうと感情表現の方が、
田中ウルヴェ京:
おー
相談者:
下手だと思います。
田中ウルヴェ京:
例えば、ん、あのお、感情って大きく分けて4つあるんですけどね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
例えば、い、4つのうち2つが良い感情で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
もう2つが悪い感情って呼ばれるものなんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
悪い感情って、大きく2つあって、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
カーッとなって、その心拍数とかがバーっと上がっちゃって、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
凄く怒った、怒る感情とか。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ビビっちゃう感情とかっていうその心拍数が上がった、悪い感情ってのがまず1つなんですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
でもう1つ悪い感情、今度心拍数が・・下がったままの、
「もう疲れちゃった」とか諦めちゃったとか、落ち込んじゃったとか。
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
そういうのも悪い感情の、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
部類なんですよね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
この・・心拍数があがる、怒るーとか、あとは、落ち込むーとかこういう感情は、お父さんはよく出ました?、それともあんまり出さない。
相談者:
うーーーん、言葉に出してないけど、態度では・・
田中ウルヴェ京:
態度では、怒ってそう、それとも焦ってそう?
相談者:
怒ってそう。
田中ウルヴェ京:
怒ってそう。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
なるほど。落ち込んでる様子は・・息子としては見たことがありますか?
相談者:
いや、ないですね。
田中ウルヴェ京:
あー・・今度・・プラスの良い感情の方は、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
同じように心拍数が高ーくなってる良い感情っていうのが。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
こう、嬉しいとか、楽しいとか、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ラッキーみたいな、感情と、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あとは・・心拍数が、あまり上がらない良い感情っていうのでえ、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
落ち着いてるとか、リラックスしてるみたいな感情があるんですけど。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
この2つは、お父さんから、見て取れたことあります?
相談者:
うーんと、あります。
田中ウルヴェ京:
ある。
相談者:
もうホント昔なんですけど、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
えーっと、家族でえ・・潮干狩り?
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
行った時に、ちょうどその・・浜辺のビーチで、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
なんかイベントやってえ、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
貝殻に番号が書いてあって。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、それをお、なんか・・ステージで呼ばれたら、なんか、豪華・・商品プレゼントみたいなので当たった時に、凄い喜んでたのは、記憶はあります。
田中ウルヴェ京:
逆はありますか?、落ち、着いてる、とかリラックスしてるう、とか、優しい感じの?
相談者:
ちょっと、それはちょっと分かんないんだけど、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
あのしょうが、正月は1回みんなで実家に集まる時にい、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
なんかあ・・あの頼んでもないのに、なんかすき焼きの肉とか、
田中ウルヴェ京:
うふ(笑)
相談者:
カニだとかを、買って来た時はあ、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
なんか機嫌、いいのかなあ・・
田中ウルヴェ京:
えーっと、恐らく、お父さんは、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
何かそのお・・お父さんの、人間としての根本の部分で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
なんかすっごく自信がなくなっちゃった、なのか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
何かそのも、存在意義みたいなものがあ、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そのお、ま、自信喪失ですよね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
みたいなものが・・あったりしてえ。暖かい感情を、他人に表現しにくくなっちゃったみたいなことが、あると、お、思いますか?、息子の立場から。
相談者:
うーん、何となくそんな気はします。
田中ウルヴェ京:
うーん。もしできるなら、あなた自身が、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
上手に感情表現をするっていう、お手本を見せたらいいと思うんです(笑)
相談者:
はあ
田中ウルヴェ京:
こういうその、感情トレーニングって・・結果的にはあなたがお父さんっていう立場になって、子育てをする時にも・・凄くよく使えるものなので、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あのぜひ、自分のためにも実践していただきたいのですが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お父さんに対してのお・・一番・・あなたに、表現してもらいたいのが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お父さんと・・こういう関係なのは、僕、悲しいんだっていうようなことなんですよね。
相談者:
うんうんうん
田中ウルヴェ京:
実は・・人が、悲しいとか、寂しいって思う裏側は、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
愛されたいってことなんですね。
相談者:
うーん、そうか、はい
田中ウルヴェ京:
だそれを、もしもあなたが、やあそりゃあ、い、一人しか父親っていないしい、僕にとってはこの状況凄く悲しかったんだ。
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
のような・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご自身の感情の話をすると、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
実はあ、お父さんのせいにならないんです。
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
よくね、人ってその・・うんとお、お父さんのせいでイラついたんだとか、お母さんのせいで、落ち込んでるんだみたいに、人は言うんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
人間の感情って、自分が勝手に作ってるに過ぎないので。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ホントの感情ってこんなふうに出すんだみたいなことをお・・あなたがやれるとお・・少しは突破口にはなるかもしれません。
相談者:
なるほど。
田中ウルヴェ京:
悲しいとか、寂しいとか、ホントは・・お父さんのことありがたいと思ってるんだとかあ、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
その、できるだけ、感情って実は凄く大事なことなんだっていうことを、あなたとか妹さんとか・・みんなでえ・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
こう、出して、少しはその、感情の大事なことが分かるといいんですけどねえ。
相談者:
そうですね。
田中ウルヴェ京:
うーん
相談者:
一回努力してみます。はい
田中ウルヴェ京:
はい
(再びパーソナリティ)