自宅で浮気。使った避妊具も隠さず離婚を口にする妻。それでも迷う男
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
ん、え、あのお・・まさに、マドモアゼル愛先生おっしゃったように、びょ、病的な関係ですからねえ・・
相談者:
そう、ですか、はい
加藤諦三:
ま、奥さん・・と話してないんで、ハッキリしたこと言えないんですけれども、
相談者:
うんー
加藤諦三:
恐らく、これは推定ですけれど・・親から否定されてるんですよ。存在を。
相談者:
あーなるほど、はいはいはい・・
加藤諦三:
で、それによって・・自分が自分を否定してしまった。
相談者:
・・うーん
加藤諦三:
彼女自身は、ぜつ、自分で絶望しているんですよ、そして、ぞの絶望から・・抜けきれないの。
相談者:
・・あーなるほどですね。
加藤諦三:
だから・・人生に対する意味への意思はないけど、快楽への意思はあるわけ。
だから26歳の男性と、
相談者:
はい
加藤諦三:
も、ここまで信じらんないようなことを平気でどんどんやるわけです。
相談者:
はいはいはい
加藤諦三:
で、恐らくね、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼女にとっては結婚というものは、物凄い価値があるんだと思うけど。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
あなたと結婚したいわけじゃないんです。
相談者:
・・はいはいはい・・
加藤諦三:
結婚しているということの価値です。
相談者:
んーなるほど。
加藤諦三:
もっと言えば、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・女の生き方として、唯一価値のあるのが結婚だったんです。
相談者:
うん、うん、うん
加藤諦三:
だから普通・・結婚するう・・ってそれが価値あるんだったら、彼女のやったようなことね?
相談者:
はい
加藤諦三:
浮気ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
浮気のし方ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
こんなことあり得ないんですけれども、
相談者:
うんー
加藤諦三:
あり得るん、あり得るんです。その無意識にある、彼女の絶望感っていうものを・・理解すると・・彼女の、言動は・・非常によく理解できる。
相談者:
なるほど・・まあ、そうですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
うーん
加藤諦三:
絶望に向き合え、ば、そこから、新しい人生が始まる、彼女は。
相談者:
うーん、なるほど。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
どうも、失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございます。