妻からの三下り半に悩みつつ次の相手も視野。ただ寂しいだけの沖縄男58歳
テレフォン人生相談 2017年8月14日 月曜日
夫婦喧嘩のたびに飲みに行ったり、仕事をサボってたら、妻から「離婚してくれ」。離婚したくない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男58歳バツイチ 妻48歳 娘19歳
今日の一言: 相手にしがみ付きながら「出て行け」と言う。恋愛依存症といいます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
・・あ、もしもし
加藤諦三:
はいテレフォン・・
相談者:
お世話になります、お・・
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
最初に年齢教えてください。
相談者:
えーと58歳ですね。
加藤諦三:
58歳、結婚してます?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
奥さん何歳ですか?
相談者:
48ですね。
加藤諦三:
48歳、お子さんは?
相談者:
えーと、19歳の女の子がいますね。
加藤諦三:
はい、分かりました。でどんな相談ですか?
相談者:
えーと、夫婦関係でちょっと・・女房に、あの、「離婚してください」て言われてるもんで。
加藤諦三:
・・あそうですか。
結婚、生活については何年なんですか?
相談者:
入籍して20年ぐらいになりますかね。
加藤諦三:
20年・・で、もちろんその「離婚してくれ」って言われたの、今回初めてですね?
相談者:
初めてですね。
加藤諦三:
初めてですね?、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
で、「離婚してくれ」と・・言われたのには、なんか奥さんの側からす、すると・・こういうことで離婚してくれとかっていう、なんか理由があるわけですか?
相談者:
いやちょっとずつしか言わないんですよね、あのお・・夫婦喧嘩あ、なんかしたら、自分で口で負けたら「出て行け」とかしか言わないもんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
そういうのがあ・・積もり積もってえ・・爆発したんじゃないかなと思ってはいるんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
自分も、反省するとこは、たくさんあるんですけど。
加藤諦三:
ええ
その、「反省するところ、たくさんある」っていうのは・・た、例えば、どんなことですか?
相談者:
あの、喧嘩してあのお・・
「出て行け」とかしか言わないしい・・
加藤諦三:
はい
相談者:
して、女房と喧嘩したらやっぱりい、あの、心の中が、面白・・く(無く)、て、外に飲みに行ったり。
加藤諦三:
はい
相談者:
して、翌日仕事休んだりしてたんですよね、時々。
加藤諦三:
なんか好き勝手やってるね?
相談者:
あは(苦笑)だから・・
加藤諦三:
うん
相談者:
まあ昔から、「自己中心的」って言われてたんですよね。
加藤諦三:
あ、奥さんから?
相談者:
あうーん
加藤諦三:
うーん、そうすと小さな喧嘩色々あったあ、ようですけど・・ん、あ、どれぐらいですか。年に2、3回?
それとも月に一回とか・・どの程度?
相談者:
ここの最、この一ヵ月はあ・・4、5日に一回じゃないですかね。
加藤諦三:
んま、しょっちゅう喧嘩してんじゃない?
相談者:
うん、しょっちゅうしてますね。
加藤諦三:
ああ
相談者:
もう、
加藤諦三:
はい
相談者:
口利く、口利くともう・・怒ったものの言い方しか言わないもんで。
こっちも、またカチンと来て・・あの、言うんですよね。
加藤諦三:
じゃもう、とにかく、お互いに、怒りを持って・・一緒に生活してるみたいなもんだ?
相談者:
ん、でしょうね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、自分の心のそ、心の底では、離婚した方がいいのか?、もう、今、まよ、頭の中が迷っててどうしようもないんですよね。
加藤諦三:
うーん。
それであな、たあ、は、今、まだ働いてるわけですね?58というと。
相談者:
あ、はい。仕事してます。
加藤諦三:
奥さんは、共働き?
相談者:
・・パートしてますね。
加藤諦三:
パート・・そ、ま・・お互いに働いているわけですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
うーん・・奥様、ちょっとあなたにキツい、言い方だけれどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・好きではなくなって来てんの・・のと違うのかなあ?
相談者:
・・かもしれまんね。
加藤諦三:
例えば「離婚をしてくれ」って言われて、あなた「嫌だ」って言いますよね?
相談者:
はいはい
加藤諦三:
したらこれから先、どういう生活になると思う?
相談者:
・・もう離婚・・あのお・・するとお・・女房が多分出て行くと思うんですよね。
加藤諦三:
「離婚すると」ってあ、あなた離婚、
「分かりました」・・つって離婚ん、に、判子押せるわけ?
相談者:
や、だからも、今はも、迷ってるんですよね、押した方が・・ちゃんとしたい、形式取った方がいいのか?、できれば・・元の鞘に戻って、あの、生活をしたいんですけど。
加藤諦三:
うんー、元の鞘にもど、も、生活したいでしょ、あなたは。
相談者:
うんー・・
どうしていいか、分からないんですよね。
加藤諦三:
いや、「どうしていいか、分からない」って、あなたそう簡単に僕、離婚んー・・に判押せないと思うけど。
相談者:
・・あ、お、押し切れないと思いますね。
加藤諦三:
そうでしょ?
相談者:
うん、そうですね。
加藤諦三:
だから・・正直に言うと、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日どうも、離婚の相談で、電話掛けて・・もらったようだけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた自身が・・判子押せないよ。
相談者:
・・あー・・はいはい
加藤諦三:
まあ、これはあの・・家庭裁判所から、そのホントの裁判になってね、
相談者:
はい
加藤諦三:
これは、ま、裁判で離婚って言われれば、それは押すも押さないも、離婚ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた自身が・・判子押すっていうことは、僕はできないと思うけど。
相談者:
・・あ、できないでしょうね。
加藤諦三:
できないでしょ?
相談者:
うん、だから口ではあの離婚の用紙持って来るから、「押せよ」って自分、口では言ってるんですけど、
加藤諦三:
ん、そうそう、も、口ではあ、そういうこと言うんだけれども、
相談者:
うんー
加藤諦三:
実際にはできないんだ、あなた。
相談者:
うんー・・い、や、役所に取りに行き切れないんですよね(苦笑)
加藤諦三:
ああ・・
それで19歳のお嬢さんって・・あ、初婚ですか?
相談者:
あー、自分は2回目ですね。女房は初めてですけど。
加藤諦三:
あ、ほんで、19歳のお嬢さんは?
相談者:
今の女房との子どもですね。
加藤諦三:
子どもですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、前の離婚は、どうしてですか?
相談者:
前のお・・女房は、あのお・・浮気されちゃいまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
あ、あのお、自分が・・殴ってすぐ出て行きましたね。
加藤諦三:
ああ・・で、浮気されて殴ってえ・・出てって、「あーさっぱりした」じゃなくて、それ結構・・心に傷が付いてるよね?
相談者:
付きましたね。して・・あの時寂しかったもんで、
加藤諦三:
そういうこと
相談者:
今の女房と知り合わなかったら、忘れき・・きれなかったんじゃないかなと思うんですよね。
加藤諦三:
というよりも・・今の、ごしゅ、奥さんが好きなんじゃないんですよ。
相談者:
あーはいはい
加藤諦三:
前の・・奥さんと別れた寂しさを紛らわすために結婚してるんですよ。
相談者:
そうかもしれませんね。だから、あのお、今の女房と同棲しててもお、
加藤諦三:
ええ
相談者:
前のお、女房が籍外さなかったんですよ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
だから10年間ぐらいは今の、にょ、あの女房と同棲してえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
して、今の子どもがオメデタしたもんだから、
加藤諦三:
ええ
相談者:
あのお・・前の女房に電話して、
加藤諦三:
うん
相談者:
「外そうね」ていうことで、ちゃんとお・・あの外して、
加藤諦三:
うん
相談者:
今の女房と籍入れたんですけど。
加藤諦三:
うーん・・
でね?
相談者:
はい
加藤諦三:
前の奥さんとの・・離婚が非常に心に傷が残っている。
相談者:
はい
加藤諦三:
さらに・・恐らくあなた・・結婚、その前の奥さんと、結婚する前に、なんか非常に、辛い別離の体験ってないですか?
相談者:
いや、そういうのはないですね。
加藤諦三:
そういうのはない?
相談者:
ない、ないですね。
加藤諦三:
そうすと一番ん・・その・・別れた辛さってのは前の、奥さんとのあれね?
相談者:
あ、そ、それですね。
加藤諦三:
それだね?
相談者:
うん
加藤諦三:
で、今度別れるっていうことは・・その前え、の離婚ん、の、悲しさを刺激されるんだよね?
相談者:
・・ああ、なるほどね。はいはい・・ああ・・
加藤諦三:
だから、あなた自身が・・成長する以外にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしようもないと思うんだけれども。
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
こういう心理的なことよりも具体的にですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうすべきかっていうことが色々、こう・・あると思うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は、その・・法律の問題を超えて、人間関係の様々な、問題に、大変詳しい、弁護士の、坂井眞先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、はいお願いします。
(回答者に交代)