妻からの三下り半に悩みつつ次の相手も視野。ただ寂しいだけの沖縄男58歳

(回答者に交代)

坂井眞:
はい、よろしくお願いします。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

坂井眞:
あのお・・ご夫婦の、問題・・もちろん・・弁護士として、色々扱うんですけども、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、今日、のご相談を聞いていると、

相談者:
はい

坂井眞:
あの
「妻が、『離婚をしてくれ』と言って来たんですよ」

相談者:
はいはい

坂井眞:
・・で、ま「今回初めてなんです」と、「凄くショックだった」って、言う、う、ってらっしゃるんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
まだ・・あのわたしとしては・・どうして奥さんがそういうこと・・今、言い出したのか?っていうことは、今ひとつピンと来ていないし、

相談者:
あーはい

坂井眞:
で、もう一つはね。あなたがどうしたいのか?っていうところが・・あんまり、こう、お話になってる事に出て・・来ないんですね。

相談者:
あ、はいはい(咳払い)

坂井眞:
えーと、それは深いところでは、もちろん・・当然色んな感情はあるんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたとしては、ホントは、どーうなんだ?、どう思っているんだ?、どうしたいのか?っていうことをまず決めないと、

相談者:
はい

坂井眞:
わたしもお、なんか・・あんまり・・ちゃんとしたアドバイスできないじゃないですか。

相談者:
まあ・・は、ハッキリ言って離婚はしたくないですね。

坂井眞:
離婚したくない?

相談者:
うん、はい

坂井眞:
そこはほんとハッキリしてるんですかね?

相談者:
・・うんそうそう・・おも、思いますね。

坂井眞:
で・・別れたくないのはなぜ?

相談者:
・・寂しくなるからじゃないですかね。

坂井眞:
・・寂しくなるから。

相談者:
ん、うん、半分以上そう・・だと思いますね。

坂井眞:
それはじゃ側に奥さんじゃなくても誰かいればいいんですか?
すいません、失礼なこと言って(苦笑)

相談者:
多分そうかもしれません。
・・心の中で、またさが、もう一人・・彼女探そうかなと思う、ところもありましたから。

坂井眞:
ああそう。
あのお、いや、やっぱり、この人にいてもらいたいとかいう感情はあんまりないんですかね?

相談者:
いやありますよ。ありますけど、万が一あのお・・離婚した時にはあ、

坂井眞:
うん

相談者:
・・あのお・・やっぱり一人では生活できないから・・また探すんじゃないかなあ・・と心の底で思ってましたね。

坂井眞:
なるほど・・あのま・・

相談者:
・・で、今のにょ・・

坂井眞:
うん

相談者:
今の女房とも一緒になったの、こういう形でしたから。

坂井眞:
それね、さっきお聞きしたらね。

相談者:
うん

坂井眞:
で、もちろんそのお・・別れたあとには、またあのお、一人で居続けるのも・・嫌だからっていうのは凄くよく分かるんですけど、

相談者:
あーはい

坂井眞:
とりあえず今はほら、まだ、別れるかどうかあ・・決めようっていう、別れる前に話だからね。

相談者:
あーはいはい

坂井眞:
それを言われてる時に、
「別れちゃったらまた探すのかな」って言われると、ちょっと先走ってませんか?っていう感じがするんですけど。

相談者:
あーあーあー、すいません、すいません。

坂井眞:
いやいや、す「すいません」っていうよりも、言い方変えると・・
「別れたくない」っていうことお、の根っこが、それだけのことなの?っていう感じなんですよ。

相談者:
だけども、あのお、自分が、でき、あ、け「離婚したくない」って言っても、あ、あのお女房が、
「是非とも離婚したい」て言ったら、どうしようも前に、進まないんじゃないかあと思ったりするんですよ。

坂井眞:
そうそう、それはね・・それはもうおっしゃる通り。
あの、奥さんが・・絶対、心を翻さなかったらそういう手続きになります。
あなたが「絶対嫌だ」って言ったら。

相談者:
はい

坂井眞:
そうすると、この夫婦が、一緒にいる意味があるかどうか?、破たんしてるかどうか?っていうことを裁判所がクールに判断をして、

相談者:
はい

坂井眞:
小さい子どもさんがいるとね。子どもを二人で養育しなさいよっていう問題があるけど、そういうもんなくなっちゃ・・なくなりますから、

相談者:
あーはい、はいはい

坂井眞:
ホントにそこだけ見ますよね。

相談者:
はい

坂井眞:
でそれはその通りなんですけど。わたしが折角あの、お電話掛けていただいて、あの、お話したいのは、

相談者:
はい

坂井眞:
そうなる前に、あなたは本当はどうしたいのか?っていうのを、ちゃんと決めないと。

相談者:
はい

坂井眞:
それは「どっちがいいでしょうかね」じゃなくて、あなたにとって、この人はホントに一緒に居たい人なのかどうかってのちゃんと見つめないと。
答えがなかなか出せないわけですよ。

相談者:
あーはいはい

坂井眞:
でホントに、「別にまあ・・や、30年一緒にいたけど、別れても別な人見つければいいや」て言うんだったら・・

相談者:
はい

坂井眞:
じゃ、奥さんが本気で言うんだったら別れてあげればいいと思うし。

相談者:
はいはい

坂井眞:
あなたにとって、「や、そういう話じゃない」と。

相談者:
・・あ、はい・・

坂井眞:
あのお、最初はそういう、さっき言ったように、ちょっと寂しい時に一緒になっちゃったのかもしれないけど、

相談者:
はいはい

坂井眞:
そのあと・・30年も一緒に、暮せたわけじゃないですか?

相談者:
あーはい、そうですね

坂井眞:
離婚せずに。

相談者:
はい

坂井眞:
でお子さんもちゃんと、立派にもうすぐ成人っていうとこまで来て、

相談者:
はい

坂井眞:
そういう歴史を刻んで来た関係、があるわけで。
それがその・・昔みたいに「じゃ、次があればいいや」っていう話なのか・・そうじゃないのかっていうことをちゃんと見つめないと、

相談者:
はい

坂井眞:
答えが出せないし、

相談者:
はい

坂井眞:
そこまで見つめて、
「やっぱりここまで考えたから一緒に居てくれ」って言ったら奥さんも、気持ち変わるかもしれないじゃないですか?

相談者:
あーはいはい

坂井眞:
「や、別れた方が・・あなたが幸せになるかもしれないから、それでもいいけど。でも、寂しいからやっぱり一緒に居てくれないか?」って言うと、なんか・・言われた方も、そんな程度か?って思うような気がするからね(苦笑)

相談者:
あーはいはいはいはい

坂井眞:
そこんとこをやっぱりちょ、ちゃんと考えて、

相談者:
あーはいはい、分かりましたね。

坂井眞:
その辺をちょっと考えてみて・・なんか・・

相談者:
うん

坂井眞:
どうですかね、出て来ますかね?、ちょっとじゃ、加藤先生に・・

相談者:
うん。わ、分かりましたね。

坂井眞:
はい

相談者:
あ、自分の・・あん、あ、先生言った意味分かります、分かりますね。

坂井眞:
はい

(再びパーソナリティ)

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