電話の向こうで奇声を発する36歳の娘は薬より除霊。170万を支払う母親
テレフォン人生相談 2017年8月22日 火曜日
娘が「霊が憑いた」とパニックに。病院に行ったが改善せず、娘は焦るばかり。占い師に見てもらったら、高額な請求が来た。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女71歳 夫は13年前に他界 36歳の娘と二人暮らし
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします
相談者:
よろしくお願いします
ドリアン助川:
え、今日はどういったご相談でしょうか?
相談者:
あの、ずっと子どもが、あの、霊に憑(つ)かれましてね、
ドリアン助川:
え?
相談者:
あの、霊が、あの、自分について来るっていうふうでね?
ドリアン助川:
はぁい
相談者:
そいで、あの、誰々さんの霊が、あの、わたしに襲いかかって、あの、「殺してやる」、で、「どうだかあ」、言うて、そういう声がするとかいうふうで・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、ま、本人は「恐い、恐い」とか言っております。
ドリアン助川:
はい、えーと、お子さんというのは?おいくつですか?
相談者:
あの、娘です。
ドリアン助川:
お嬢さん?
相談者:
はい
ドリアン助川:
おいくつですか?
相談者:
あの36歳
ドリアン助川:
36歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたさまは?
相談者:
わたしは71歳
ドリアン助川:
71歳
相談者:
そいで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、なんかね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
喘(あえ)ぎ声(*)のような風でね、
(*)たぶん呻(うめ)き声の言い間違い
ドリアン助川:
ええ
相談者:
こう、「う~~、う~」って、こんなような風でね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、本人は・・あの、本人いうかね、娘はそういう喘ぎ声でやって来る言うて・・
ドリアン助川:
うーん・・あの、娘さんは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、ご結婚なさってるんですか?
相談者:
ううん、あの、独身です
ドリアン助川:
独身?
相談者:
はい
ドリアン助川:
独身?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、一緒に暮らしてるんですか?
相談者:
はい、そうです、同居です
ドリアン助川:
ええ
で、娘さんは仕事は?
相談者:
今ちょっとあの、休んでおります。
ドリアン助川:
それは、そのことで?
相談者:
あのね、あの、たまたま、あの、自分の、あの資格の、ケアマネの勉強してまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、その資格を取るようで、ま、一旦ちょっと職を、あのお、退いて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、勉強しようと、いうのが・・結局、人と、こう、話するのが無くて、本人は、あのお、パニックというかね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
しっかり・・わ、親からは、「しっかり勉強して、資格取るんだよ」、それから、そこの学校の先生にも、「絶対資格を取って」、っていう、それが、すごく、あのお、プレッシャーになったとか、ことも、あ、あったんですけどねえ。
ドリアン助川:
んん
あのお、36歳のお嬢さんが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
精神科に掛るような症状ってのは無かったんですね?
相談者:
あのね、たまたまね、ちょっと、たまにい、あのお、アレだからいうふうで、あのお、月に一回くらい、あの、軽い薬を貰ったりとかね?
ドリアン助川:
はい、それ、
相談者:
そういうことはしておりました。
ドリアン助川:
それはどういうことで?
相談者:
なんかね、自分が眠れなかったり、何かだから、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、ずうっと精神科に、たまに、く、あの、薬を貰いに行くっていう風で・・
ドリアン助川:
眠れないということで?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん、それはいつ頃からですか?
相談者:
それはね、も、ずっとです。
ドリアン助川:
ずうっと?
相談者:
はい
ドリアン助川:
たとえば10代の頃から?
相談者:
ううん、あのお、二十歳過ぎてからです
ドリアン助川:
二十歳過ぎてから?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーと、二十歳までは特に変わったことはなかった・・
相談者:
はい、無かったです。
ドリアン助川:
無かったんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、二十歳を過ぎてから、
相談者:
はい
ドリアン助川:
眠れないとか、そういうことが起きるようになって・・
相談者:
なんか、自分でね、なんか、あの、そういうとこ、あのお、インターネットで調べたり、して行っております・・
ドリアン助川:
はい
で、行って、まあ、あのお、精神安定剤のようなもの・・
相談者:
うん、たま、ああ、飲んでたんですね。
ドリアン助川:
うん・・
で・・えー・・それまで仕事の上でトラブルを起こしたこととかは?
(電話口の向こうで意味不明な奇声)
相談者:
トラブルいうんかね、なんか、まあ、ちょっと人間関係では割りと上手く行かないことがね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの、たまたま、あったみたいですね。
(電話口の向こうで意味不明な奇声)
ドリアン助川:
あ、なんか声が聞こえますけど・・
相談者:
はい、なんか、本人がね、こう、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
(奇声が続く)
また、あの、・・そういう霊が来るとか言ってね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ええ
ドリアン助川:
(奇声が続く)
あー、もお、そういう、今・・聞こえてるようなことが起きてるわけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
大丈夫ですか?、今喋ってて。
相談者:
うん、大丈夫です。
ドリアン助川:
大丈夫ですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
今どんな状況ですか?、あのお、おこ、お子さんは?
相談者:
まあね、なんか、こう、あの、夜にですね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、寝てるときになんか、たまたま、そんなにね?
ドリアン助川:
うん
相談者:
あのお、そういう、霊の、喘ぎ声いうか、したりなにか、が・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
一時、あのお、少なくなり、なったとか言ってますけどね。
ドリアン助川:
んん・・
あのお、旦那さん、はいらっしゃる・・?
相談者:
あのお、もお、13年前に亡くなりました。
ドリアン助川:
あ、そうですか
相談者:
はい
ドリアン助川:
そうすると、お嬢さんと二人暮らし?
相談者:
はい、そうです
ドリアン助川:
ふうん・・
あのお、そうするとね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーっとお、霊がとり憑くとか、そういうこと、始まってからあ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
精神科、の、病院には、行かれました?
相談者:
あ、わたしね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、2ヶ月くらい前にね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、先生に言ったら、そ、そう言ったら、先生は、あのお、じゃあ、あの、薬をちょっと強くするのをね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、たまたま、そのね、ちょっと、あの、テストがあるから、それ、それまでえ、そのテストにはせっかくね、その、資格のテストを受けたいからあ、いうふうでね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、先生にも、アタシ言ったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほ、ほうしたら、じゃあ、あの、強い、ちょっとアレですか、これから強い、あのちょっと薬を出しときまあす、言うてね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
言われて、ほんで、あの、本人も、強い薬を、あの、今飲んでると、結局、あのお、胃を悪くしちゃうし?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
んで、一時は眠れ、眠れたようだけれど、また、あの、最近なんか、ちょっと、そんなのがあるって言うんですよねえ。
ドリアン助川:
ううん・・
で?、先ほどちょっと聞こえた声、ではですね、
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
えー、悲鳴のような、声にも聞こえたんですが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
普通の生活をすることは大丈夫なんですか?
相談者:
大丈夫です
ドリアン助川:
大丈夫ですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ふうん・・
よくあのお、まあ、あのお、色々お、言葉が聞こえてくる・・えー、あるいはそのお、皆んなに見られてる、監視されてるとかですね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
様々な症状があって、でえ、行くとお、まあ、あのお、精神科あの先生が、あの、診断してくださるってことがあると思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーっとお、その先生は何とおっしゃってます?
相談者:
ぼうそお、言うんかね、ぼう、あの、どういったらいい・・幻が出る言うんかね、
ドリアン助川:
妄想?
相談者:
うん、ああ、妄想、「妄想ですねえ」言ってね、
ドリアン助川:
うん
相談者:
あの、おっしゃったんです。
ドリアン助川:
はい
あのお、この、霊に取り憑かれてるというのは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
本人が言い出して、
相談者:
はい
ドリアン助川:
から、割りとこう、毎晩のように起きることなんですか?
それとも、そのお、えー、時々これが起きるのか?
どうなんですか?
相談者:
あのね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
一時はね、もう今はちょっと恐いから、「お母さん、あの、一緒に寝て」ていう・・ことも、あ、ある、あったんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そんで、今も、ま、あの、おんなじ部屋で寝てるんですけどお、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、一時いはね、そのお、占い師の先生にね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんか、あの、どうしたらいいか?とか、あのお、除霊をしてもらう、ね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、除霊って、こう、あの、その人が来んようにしてください、来んようにしてください、って、
ドリアン助川:
はい、はい
相談者:
なんか、そういうふうで、自分で電話して、もお、ずうっと電話で、そいで、わたしもまだ、あの、当時、仕事行ってて、あのお、仕事してたもんでねえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あんまりそういうの分からなかったんです。
ドリアン助川:
ええ、ええ、ええ
相談者:
ずうっと、そういう試験勉強ばっかで、自分・・もお、ちょっと、あのお、すごい、あのお、こう、圧迫いうんかね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そんなような、なっちゃっ、なってる。
ドリアン助川:
ううん・・
で、その、試験勉強っていうのは続けてるんですか?
相談者:
うん、もおね、テストは、あの、済みました。
ドリアン助川:
済んで?
相談者:
テストには、あの、行きましたけど、
ドリアン助川:
うん、あの、合格はしなかった?
相談者:
ううん、もちろん、なんか出来なかった、
ドリアン助川:
あ、そうすると現状としては、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、その、試験に向かって、勉強するということも無くなり、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、仕事が、今あるわけでもないですね?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
そしてえ、
相談者:
だけどお、たまたまねえ、あの、他の所で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、採用になりまして、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あのお、もお、2,3日、後に、ちょっと、あの、色々、い、行く予定して・・ですけどね。
ドリアン助川:
という状況なんですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
しかし、今、そのお、霊の声が聞こえるってのはまだ続いてるわけですね?
相談者:
そおですね、時たまね。
ドリアン助川:
で、せ、精神科の医者、お医者さんにも掛かったわけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、今日の、回答者の先生なんですけど、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、やはり精神科医の先生です。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、え、紹介いたします、高橋龍太郎先生です。
よろしくお願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
いつものドリ助潰し相談で残念
こうなってしまった背景
相談者の非なる常識、矛盾を突かずして
ただ現状の内容だけにとらわれた回答
リスナーの糧になる要素は少ない
が、怖えぇ声・・
今頃
この母子どうなっているのか?
管理人さんが仰るように救いは母子が
一緒にいるって事。
母親がなくなる前に手を打とうよ
声を聞いてないのでわからないけど
相談者の方、最後、もっとしっかりしないとって言われてムクれてますよね。
統合失調症のこと全く知らないんだ。
病院の先生、どういうつもりなんでしょうね。
少し前だったら狐憑きとか信じてる人けっこういたし、お婆さんなら仕方ない。
知らないことって不幸だなぁ…