私の浮気で15年別居中の夫が離婚の意向。夫名義の家に暮らす私はどうすれば?
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
・・あ、こんにちはあ
塩谷崇之:
はい
相談者:
すいません。
塩谷崇之:
はい。
えー、少しね、ちょっと事実関係を整理させてくださいね。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
え、まず15年ん、前、えー、別居する、少し前の出来事としてえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーあなたが、あー浮気を、おー・・ま、したと、したんじゃないか?ということで、えー、揉めることがあったわけですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
それで、えー、それが発覚をして、まず、うー、浮気相手の奥さんに発覚をして。
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんの方からあなたに対して、
「わたしの旦那と浮気したでしょう」と、いうことで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
1千万円の・・いしゃ、慰謝料請求がなされたと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、えー・・これは、ん、なんですか?、その裁判とかにもなったんですか?、ん、そこまではいかない・・
相談者:
なりました。
塩谷崇之:
裁判になった、慰謝りょ・・1千万円の、慰謝料請求の裁判を起こされた?
相談者:
そう
塩谷崇之:
で・・
相談者:
だけどわたしには、
塩谷崇之:
うん
相談者:
何にも・・ないから、土地やなんかも・・お金も何もないから、
塩谷崇之:
うん
相談者:
支払う能力がないんですよ。
塩谷崇之:
はい
相談者:
・・だから・・それを旦那は、
「被害に遭った」つって、向こうの旦那から、300万を、請求さ・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
請求したんです。
塩谷崇之:
えーとね、えーあなたのご主人が・・あなたの浮気相手に対して300万の請求をした。
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、ですから・・二つの請求があったわけですよね?
相手の奥さんからあなたに対して1千万の請求。
相談者:
はい
塩谷崇之:
それからあなたのご主人から・・浮気相手に対して300万の請求。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、300万の請求についても裁判になったんですか?、あの、あなたのご主人・・
相談者:
いや、ないです。
塩谷崇之:
それはしなか、なかった?
相談者:
・・しなかったです。
塩谷崇之:
じゃ・・えー裁判を起こされたのはあ・・あーあなたなんだけれども、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
えー最終的にこの、おー、二つの・・家庭の関係を、どういう風に・・えー解決をしようかというところで、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
あなたのご主人が・・浮気相手から、300万円の慰謝料を受け取って、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、あなたはもう、おー相手の奥さんに、いー、は・・支払うお金もないので支払わないと。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
そういうことで・・え、解決をしたということなんですね?
相談者:
はい・・そうです。
塩谷崇之:
はい・・それで・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
土地・・については、あなた名義だったけれども、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
これをあなた名義のままにしておくと・・えー浮気相手の奥さんの方から?
相談者:
はい
塩谷崇之:
抑えられてしまうかもしれないということで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーそれを、ご主人名義に変更したわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、これあなた、は、これは了解は、してなかったんですか?
相談者:
・・いや、したくても、しー、しられないんですよね。
塩谷崇之:
あー・・
相談者:
わたしは。
塩谷崇之:
あなたの方も、ま・・後ろめたさがあったんで・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
ご主人から・・そういう風に、強く言われたんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
・・えー、それに対して反対できなかったと。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
うんー、じゃ、えっとお、へん、ん名義を変更させられたということだけれども、ま、あなたは・・渋々、それに了解をして、自分で判を押して、
相談者:
はい
塩谷崇之:
変更したわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい。分かりました。あ、ようやく分かりました。
はい、それで、えーと、今日のご相談というのは、あー、そういう状況のもとで、えーあなたの方お・・は、
相談者:
はい
塩谷崇之:
お、離婚をした方が・・いいのかしら?と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
す、それをご相談、したいという、こと・・
相談者:
あはい
塩谷崇之:
ですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
んー、分かりました、あの・・や、あなたがね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
離婚をしたいんであればあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もう、これ15年間別居してますし、
相談者:
はい
塩谷崇之:
子どもも、あのお・・大きくなってる、大きくっていうかもう、立派な大人ですのでね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあその浮気を・・したという、ま、浮気をしたかしてないかは別としてですね。
あなたのそういう、うー、浮気をしたっていうことがね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー夫婦仲を壊す原因になってたんだとすれば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その・・えー直後というのはね。その直後っていうか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その数年、んー、間のうちは・・えー、あなたの方からは離婚請求できないんですけどね。あのまあ、
相談者:
ああ
塩谷崇之:
有責配偶者といってね、離婚請求できないんですけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
もう15年も経っていて、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
もう夫婦としての実態もなければ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー子育て、するために一緒にいる必要もないし、
相談者:
はい
塩谷崇之:
であれば・・えー、あなたが、
「離婚をしたい」と言えばね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、ま、ご主人も、応じてくれるかもしれないし、
相談者:
はい
塩谷崇之:
仮に応じてくれなかったとしても、離婚すること自体は可能ですね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で・・えー、ま、その時にはね、えー
相談者:
はい
塩谷崇之:
その夫婦で築いた財産をどう分けるか?っていうような話は・・出てくるんですけれども、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
恐らくあなたが一番気にしてんのはその、不動産が、今、ご主人の名義のままになってるから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それはそのまんま、ご主、わ、別れると、そのまま、永久にご主人の方に行っちゃうんじゃないかと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうことを多分気にしておられるんだと思うんですが、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、あなたが、ま、その、ご主人に対してね、これを・・えーと、売ったとか・・或いは贈与した・・とかね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
譲ったということではなくて、便宜上、名前を変えただけ、だと・・いうことであったんだとすればね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、しかもご主人も・・いや確かにそうだと。別にその時に、えー、不動産を、お、売り買いしたわけじゃないし、
相談者:
はい
塩谷崇之:
名義を替えただけなんだと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうような話、であるんだとすればね・・ご主人もそれを認めるんだとすれば・・えーその登記を、元に戻してくれと。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
つまり、いー、不動産の所有権は、ご主人には移ってないんだから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー名義だけ替えただけなんだから。
相談者:
はい
塩谷崇之:
その名義が間違ってんだから戻してくれという、ことは・・一応、ま、法律上は可能なんですね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
これ通謀虚偽表示って風にいうんですけれども。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
はい。あの、通謀、虚偽表示、あの二人でね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
示し合わせて・・虚偽の、おー・・概観を作った。ま、登記を、おー、改めたとかね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういうことがあった場合には、えー、それは、無効だという、まあ、あー、民法の規定がありますんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それに基づいて。名義を、も、戻してくれと。
ご主人が「嫌だ」と言っても、えー、「名義を戻してくれ」という請求をすることはできるんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
・・うん、ただ、ま、それをね、するのは一番最後であって、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、離婚をする協議のね、えー、離婚を、あなたの方から・・
「もうそろそろ離婚をしたい」と。
「もう、すっきりさせたい」ということで、離婚を申し入れて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、ご主人との話し合いの中で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ、「あの不動産の不動産の名義変更は・・あの時は、あー、浮気相手の、あー、奥さんの方から・・請求がされるということで・・その浮気相手の奥さんの方に取られちゃわないように・・便宜的に替えただけだったよね?」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で「これは先祖から、あー、受け継いだ大事な土地だから、えー、きちんと名義は元に戻して欲しい」と。
そんなような感じの、交渉をしてね、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
えーその離婚の協議の中で、そういう交渉をして行くっていうことは、十分可能だと思いますんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたがどうしても離婚をしたいんであればそういう風にね・・あのお・・
相談者:
あ・・
塩谷崇之:
真摯に、ご主人に対して・・自分の、考えをぶつけて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ていうことでいいんじゃないかと思います。
相談者:
はい、分かりました。
塩谷崇之:
はい。でまあ、でも、離婚をね、あのお、二人共したくないのにね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その世間体え、を気にして離婚をするっていうのは、まあわたしはそれはどうかなっていう感じはするんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
別に今のままにしておくっていうんだって、それは・・ありだと思いますよ。世の中には・・え、籍は入ったけれども別居しているっていう状態の夫婦っていうのはたくさんいますんで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
・・でもう、お子さんもね、お子さんが小さいんだったらまたちょっとそれは・・色々不都合出て来るかもしれないけども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
もうお子さんもそういう意味では関係ないわけでしょうから。
相談者:
はい
塩谷崇之:
あのお、そこはもうご主人と、も冷静に話し合いをして。
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの二人のために、離婚をした方がいいのか?、このまま、にしておいた方がいいのか?っていうことは、もう、もう15年前の話ですからね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それをもう今更、持ち出して感情的になることもないでしょうから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい、腹を割ってきちんと話をしてみたらいいんじゃないかと思います。
相談者:
はい、分がりました。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相手の男は慰謝料なんて払う必要が全然ないやん。
極悪の美人局やな。