私の浮気で15年別居中の夫が離婚の意向。夫名義の家に暮らす私はどうすれば?
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい。ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい。ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
ハッキリとものを言えない人というのは、心に疚(やま)しさがある人です。
(内容ここまで)
格言に尽きる。
しかし、やっつけもいいとこ。
お塩が。
塩谷 あー、ようやく分かりました。
何が、あー、だ。
じゃ何か?
- ただ浮気を否定すればいいだけのものを、不動産の名義を夫に変えてまで慰謝料請求に備え、
- なぜだか浮気を認め、
- そしたら裁判所は、浮気を認める女に財産がないからって、慰謝料をゼロにし、
- そいで浮気相手の男の方は、濡れ衣にも関わらず、女の夫から言われるがままに300万をポンと払ったと。
だから歩く六法全書って言われるんだよ。(アタシだけだが)
しかも、いつの間にやら女の方が離婚したがってることになってるし。
夫からぁ、
妻にぃ、
離婚話が来たのぉ!
もし夫がゴロツキだとすると、女の説明に近いストーリーは作れる。
- 浮気を認めて慰謝料が確定しても、はなから払わない計画。
- 財産がないので差し押さえもされない。
これで10年辛抱すれば時効で慰謝料の義務は消える。(今ココ) - なんでそんなことをするかと言うと全てはカネ欲しさ。
相手の男に私的に請求をして300万をぶん取る。 - 男がなぜ簡単に支払ったかと言うと、どうせ自分の妻が貰う慰謝料でプラマイゼロ。
払わなければ同じ裁判を起こすだけだと脅されたからだ。
肉を切らせて骨を断つってか。
やっぱり突っ込みどころ満載のストーリー。
さて、
通謀虚偽表示(つうぼうきょぎひょうじ)
つまり、売買も贈与も意志がないのに、妻と夫が示し合わせて、二人の間で名義を移したことを指すわけだが、特にお咎(とが)めもなく、元に戻せるらしい。
いや、この言い方は変だ。
通謀虚偽表示は無効であるという言い方が正しい。
ただし、もし夫から第三者の手に渡っていれば、それは第三者を保護しないといけないから、遡(さかのぼ)ってまで無効にすることはしない。
それにしても塩谷弁護士は、なんのてらいもなく、通謀虚偽表示を紹介するのね。
だって、夫が通謀虚偽表示を認める?
もし認めて妻の名義に戻されたら最後、名実共に妻の財産になる。
何が言いたいかって言うと、そんなことしたら財産分与の対象にすらならないってこと。
財産分与の対象は結婚してから築いた財産だけ。
妻が親から相続した不動産は妻だけの財産だ。
塩谷 主張することはできます。
その言いぃ方。
オールマイティじゃん。
「やってても、やってないと主張することはできます」
もはや職業病だな。
だから、歩く・・
も、いい。
今日は格言だけだったけど、加藤先生から直接、信用できないと言われてしまう女。
「二転三転する借金額、パチンコは勉強。息を吐くように嘘をつく離婚寸前の女40歳」
相手の男は慰謝料なんて払う必要が全然ないやん。
極悪の美人局やな。