家庭内別居の60代夫婦。離婚を申し出る不倫妻。今後の生活費が心配な男
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
あ、こんにちは、お願いします。
塩谷崇之:
はい、はい・・えーとまず、えーとあなたの方は、お給料安くなったとは言ってもお・・自分一人の生活を維持する、ぐらい、は・・お給料はあるんですよね?
相談者:
あのお、もし・・出てアパートとか借りた場合は、
塩谷崇之:
うん
相談者:
どうでしょうね。
塩谷崇之:
あーあ、ちょっと今、どのぐらいの収入があるのか伺ってもよろしいですか?
相談者:
あ、大体、月い、15、6ですね。
塩谷崇之:
15、6万?
相談者:
そこにい・・年金ん、が少し・・入って来るんで、月20万、あるのかなあ?・・そのぐらいですね。
塩谷崇之:
うーん、も、年金はもう、受け取れる・・
相談者:
老齢年金なんで・・
塩谷崇之:
はい
相談者:
65までの。
塩谷崇之:
うーん、なるほど。
相談者:
で、その後になって、今度、年金になった場合、別れた場合は・・折半ってこともないんでしょ?あれ。
塩谷崇之:
ん?、年金分割の話ですか?
相談者:
そうです分割・・
塩谷崇之:
あーそれはちょっとね、ケースバイケースなんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
何とも言えないですけれども。
奥さんの方は・・どのぐらいの収入があるんですか?
相談者:
えっと7、8万って言ってましたね。
塩谷崇之:
月7、8万?
相談者:
はい
塩谷崇之:
なるほど。で、年金は?
相談者:
年金はよく分かんないですね。ちょっと・・親からもらった不動産の方があるんで。
塩谷崇之:
うん
相談者:
申告が別で、自分でやってるんで。親からの不動産の収入う、でね、
塩谷崇之:
うん
相談者:
少し駐車場みたいなことやってるみたいで。
その方で・・入って来るんで。
塩谷崇之:
ふーん
相談者:
まあ、まあ、できるんじゃないかって・・思ってんじゃないすか。もし売っても良さそうなことも言ってましたね・・全部。
塩谷崇之:
不動産所得があるわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
なるほど。
えっと、あなたと奥さんとでね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、一緒に結婚生活する中で・・築きあげた財産っていうのは、何かないんですか?
相談者:
多少の退職金ぐらいですよね。まあ・・
塩谷崇之:
退職金?
相談者:
はい
塩谷崇之:
はあ・・退職金は、あ、その、おー60歳で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
退職した時にもうすでに受け取っているわけですね?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
それは、えーと今手元に残ってるんですか?
相談者:
・・うーんと半分ぐらいしかないみたい(苦笑)
塩谷崇之:
半分ぐらい?
相談者:
あーはい
塩谷崇之:
・・えー、それはあなんか奥さんとの間で分けたとか・・そういうことではない?・・
相談者:
いや、そういうことではないです。
塩谷崇之:
なるほど。奥さんの方は?
相談者:
どのぐらいあるかないか?よく分かんないですね。
塩谷崇之:
あー、預貯金とかっていうのは・・
相談者:
うーん
塩谷崇之:
あるかどうかは分かんない?
相談者:
#$%◆
塩谷崇之:
ふーん・・このご自宅の建物ね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー8対2で、共有だっていうことなんですが、これは結婚したから建てた物なんですね?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
なるほど、8対2にしたのはどうしてなんですか?
相談者:
・・若かったから、
塩谷崇之:
うん
相談者:
ローン組む時に、ちょっと・・借りるのに、
塩谷崇之:
うん
相談者:
足んないんで・・あの、二人の家の方がいい、じゃないか?って銀行さんの方から言うんで。
塩谷崇之:
なるほど。二人でローンを借りて、二人で返して行くような形だった?
相談者:
名義上で、ないですかね。
塩谷崇之:
名義上、あっ、
相談者:
あ、はい
塩谷崇之:
名義上はそうなってた?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ、でも実際には、えーっとあなたの、
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
収入の方で返して行ったということですか?
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんは月、な、7、8万の収入があるということですけれども・・今、か、家計はどうなってるんですか?
相談者:
えーと別々ですね。
塩谷崇之:
別々?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー別々・・
相談者:
要するに、光熱費とか、普通のあれは・・もうわたしの方の・・振込から全部、落ちちゃってるから、わたしの方から出てるけど、
塩谷崇之:
うん
相談者:
他の細かいのは・・もう別々です。
塩谷崇之:
うん、別々っていうことは、奥さんは奥さんで、自分の・・
相談者:
はい、はいはい・・
塩谷崇之:
収入を管理している?
相談者:
はい
塩谷崇之:
はあー、食事とかも今、別々なんですか?
相談者:
別々、別々です。
塩谷崇之:
あー、じゃもう完全にも家庭内別居のような、状態なんですね?
相談者:
うん、はい、そうです、はい
塩谷崇之:
あ、なるほど・・ふーん、分かりました、それとお・・うーん、奥さんが、ま、不倫中だというような話い、がありましたけども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
これはあ・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
どんな・・感じ、で不倫をしているか?っていうのは、あなたの方では把握はできてるんですか?
相談者:
はい。女房の方が書いた、あのなんて言うんでしょう、走り書きじゃないけど、日記っていうんだかなんか、それを・・見て持ってるんで、
塩谷崇之:
うん
相談者:
で、それをこう、いつこうだったとか、どこ行ったとか、どこへ遊びに行ったとか・・いつ泊まったとかなんとか、いって大体それが合ってるから、なんとも向こうは言いません。
塩谷崇之:
うーん・・いつ頃から・・不倫してたか?っていうのは分かります?
相談者:
えーっとね・・車なんかで一緒にいるのはあ、もう、4、5年前から見たんですけども。
塩谷崇之:
うん
相談者:
ええ
塩谷崇之:
で、えーと、あなたがその日記を・・今持ってるわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あーん、そのことは奥さんは知ってるんですか?
相談者:
いや、知らないと思います。
塩谷崇之:
知らない?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー・・あ、じゃ奥さんは、自分が不倫をしてることを、夫に知られてると、は、思ってない?
相談者:
うん、思ってます。はい、話したから。
塩谷崇之:
あ、あなたの方から話をしたのね?
相談者:
はいはい、はい
塩谷崇之:
で奥さんはそれに対しては・・「え、そんなことはしてない」とかっていうことは言ってないんですか?
相談者:
お、いや、だから、その日記を見て、
塩谷崇之:
うん
相談者:
いついつこうだったとか・・話してあるから、
塩谷崇之:
うん
相談者:
もう自分で、やってったのは知っ、分かってるから、
「なんでそんなこと知ってんだ?」とかっていう話になってたんで。
塩谷崇之:
うん
相談者:
ということは・・やっぱりそうだったんでしょ(苦笑)
塩谷崇之:
あー、じゃある程度、認めてるわけですね?、不倫ん、をしてることは。
相談者:
認めてるん、ええ、はい
塩谷崇之:
ああ、それについて・・もう、止めるとか止めないとか、そういう話もしてないんですか?
相談者:
あ、ないです、それは一切。もう向こうの方になんかぞっこんみたいです。
塩谷崇之:
あーん
相談者:
なんか凄いわ、昔の若い時みたいな感じですね(笑)
塩谷崇之:
あー、その不倫の相手の男性え、の、名前とか住所とかっていうのは分かってるんですか?
相談者:
分かってます。はい
塩谷崇之:
分かりました。
まあ、あのお、お金のことに関して言うとね、ま、もう、子どもはもう・・おー、ま、独り立ちしてるというか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
一緒には住んでるけれども、それぞれ、仕事を持っているわけですよね?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
だから、子どもの・・生活費のこととかっていうのは考えなくても大丈夫なんですよね?
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
はい。そうすると・・あと問題になるのは、離婚に伴って、財産分与・・つまり夫婦で、築きあげた財産をどう分けるかっていう問題と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
あと慰謝料の請求ですよね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、財産分与に関しては、一応、結婚してから・・あー、いしょ、ま、一生懸命、ローン払って来た不動産ていうのがありますんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、これ8対2っていう、そのまま・・適用するかどうかっていうのは、まちょっと・・難しいとこなんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーと、いずれにしても、この不動産を、例えば・・えっと、まこれ奥さんの、おー、土地の上に建ってるわけですから、あなたがそれを取得してもしょうがないですから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、奥さんに、その不動産ん、を、おー渡すんであれば、あなたがそれを、ま、いくらかお金で・・えーその分をもらうと。
いうようなあー話を・・して行くことになるんだと思うんですよね。
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
で、あと、ま、あのあなたの、手元にある退職金。
えー、あと半分ぐらい残ってるっていうことですけれども、これはまあ、あのお・・ま、夫婦生活ずっとしていく中で、築きあげた財産ということなので、場合によってはその、おー、半分?
相談者:
はい
塩谷崇之:
を、ま奥さんの方に、いー、渡さざるを得ない、かもしれないですね。
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい
塩谷崇之:
であと、奥さんの方に、ま預貯金があれば、
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
その預貯金っていうのも、その相続したお金っていうことではなくて、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
奥さんが仕事をして貯めていった、あー預貯金・・ある程度蓄えがあるんであれば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それも二人で分けましょうということで、
相談者:
あ、はい
塩谷崇之:
その辺りはあのお・・ま全部、お互いに開示をして・・これは、どっちが悪いとかいう事と関係なく、
相談者:
うん
塩谷崇之:
公平に、分けてくっていうことになって来ると思います。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
で、えーそれがもし、あのお・・ま、お互いに、どういう財産を持っているか分からないと。
で、えー任意に開示がなされないっていうことであれば・・ま、家庭裁判所にね、調停を申し立てて、
相談者:
ああ
塩谷崇之:
え、その調停手続きの中で、
「お互いに持ってるものは全部開示しましょう」と。
相談者:
うん
塩谷崇之:
いう風に、ま、裁判所の方からね、えー、言ってもらうっていう、ようなことで、えー、お互いの財産を把握して、それを分けるってことになって来ますね。
相談者:
うんうん
塩谷崇之:
それからこの不倫の、おー精算に関してなんですけれどもお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、不倫についてですね、ま、そこまで、しっかりした証拠があるんであれば、それについては奥さんに、慰謝料請求することは一応できます。
相談者:
あはい
塩谷崇之:
はい。ま、その不倫の内容、程度、期間、にもよりますけれども、
相談者:
うーん
塩谷崇之:
ま、恐らく、うー、ま・・えー100万、200万、300万ぐらいの・・間の、お金額になって来るんじゃないかなと思いますけれども、
相談者:
うーはい
塩谷崇之:
ま、それは、請求することができます。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、えーさらに奥さん、だけでなくて・・その不倫の相手の男性に対しても請求することはできます。
相談者:
うん
塩谷崇之:
はい。ただその相手の男性に、ま、あー、お金がなければ・・えー、その男性から、支払ってもらうことは難しいでしょうから、
相談者:
ああ
塩谷崇之:
奥さんに対して請求して、その請求する中でですね・・えー、ま、先程の財産分与の話と、く、組み合わせて・・えー、どういう風にして行くのか?っていうことになって来ると思うんですね。
相談者:
あーはい
塩谷崇之:
はい。だからそういう意味で、ま、あのお・・今、あ、離婚、ま、今すぐ離婚するとしてね、今、あなたの手元に、えー、あるお金、或いは奥さんの手元にあるお金、財産・・そういう物は、え、お、分けた時にはあなたの方に、いー、離婚後も、いくらかの、あのお、蓄えというかね、財産が、残る事にはなると思うんですね。
相談者:
うん
塩谷崇之:
だから、ま、それが、ま、今後の、おー、独り立ちした時の、生活の、ま、元手というかね・・え、原資になって来る・・んだと思いますけれども。
相談者:
あはい
塩谷崇之:
うん。で、あと、ま、あのお、今、月々15、6万の、収入があって年金が5万円程度あるということなんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そうだとすると、まあ、あのお、アパートとか借りて・・生活することは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
一応可能お、ではあるとは思うんですね。
相談者:
あ、はい。分かりました。
塩谷崇之:
はい。むしろね、あの・・ま、奥さんがいなくなって・・ま、一人で生きてくっていう・・そのお、金銭面だけじゃなくてね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もう少しこう、精神的なところでの不安っていうのが・・むしろ・・大きいのかな・・っていう感じはするんですけれども。
相談者:
あー・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
・・かもしれないですね、きっとね(苦笑)
塩谷崇之:
ねえ?、そうですよねえ。
相談者:
へへ(苦笑)
塩谷崇之:
はい。ま、もう、離婚することを決意しているんであればね、
相談者:
あ
塩谷崇之:
あの別に急ぐ必要はないのかもしれませんけれど、ただ・・不倫についてはね、あの発覚してから・・あの3年ぐらい経ってしまうとお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
う、えー、時効でそれ以上言えなくなってしまう可能性がありますんで、
相談者:
・・あ、はいはい
塩谷崇之:
はい
相談者:
分かりました。
塩谷崇之:
はい。ですからま、その、相手の男性がどういう男性なのか分かりませんけれどもお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、お金のことだけ考えるんであればね・・え、早めにその男性に対して・・訴えを起こすなりなんなりしておいた方が、
相談者:
あ、はいはい
塩谷崇之:
いいかもしれないです。
相談者:
分かりました。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい
塩谷崇之:
わたしの方からは、そんなところです。
相談者:
はい、はい、どうもありがとう・・
(再びパーソナリティ)