性質の異なる二つの悲劇を混在して訴える女に容赦ない今日の格言
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのホントに優しい・・あの言葉いただいて、
相談者:
はい
加藤諦三:
僕もあの・・あなたの選択は間違っていないと思いますよ。
相談者:
(鼻をすする)はい
加藤諦三:
これはもう、別れるためのいい機会ですよ。
相談者:
・・うん、なんか・・
加藤諦三:
ですから・・今のあなたの・・
相談者:
うん
加藤諦三:
夫と、この4歳の子どもの方を選ぶというのは・・間違いないと思います。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、断ち切るんだったらハッキリ断ち切った方がいいですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・ん、断念ていうのは、も絶対に人生に必要な事なんです。
あっ、自分の母親こういう母親だった。
この断念って物凄い辛いですけれども、
相談者:
もーう(しゃくりあげ)はい
加藤諦三:
どんな辛くても、この断念をしない限り、先は拓けないんです。
相談者:
(鼻をすする)はい(泣き)うーん、はい
加藤諦三:
今一番危険なのは・・
相談者:
(鼻をすする)はい
加藤諦三:
人に同情を求める事なんですよ。
相談者:
はあ、そうですね、はい
加藤諦三:
人に同情を求め出すと、期待するだけの同情は人から来ないですから。
相談者:
(鼻をすする)はい
加藤諦三:
今度は人を恨み出すの。
相談者:
うーんー、はい(鼻をすする)
加藤諦三:
だから・・必要なのは、断念なんです。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
同情じゃないんです。
相談者:
・・うん
加藤諦三:
この覚悟が決まれば・・必ず道は開けると思います。
相談者:
はい
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
ありがとうございます。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい。すいません失礼いたします。
加藤諦三:
自己憐憫(れんびん)には、救いがありません。
アナキン・スカイウォーカー
最強最高位のジェダイマスターとなれたはずの男である
珍しい。この状況で”恨み”とならず
それでも戦っている稀な相談者じゃないのかな?
捨てるほかなし、捨てさるのみ
怒り、後悔、己自身すべて程よく捨てるべし
死ぬほどの怒り
死ぬほどの後悔や悔しさ
どうしようもない卑しい欲
皆ある、いつか起きる
外から来たようで実は内から出た炎は
いつのまにやら身を滅ぼし
しばらくすると何かを恨む
ゆ・る(し」)・せ・ま・せ・ん
恨み辛み、極まった連中だらけの人生相談で
相談者が踏みとどまれるのは
子供を持った若い親だからだろうね
加藤先生の「人を恨みだす」の言葉が伝わるといいな
ダークサイドに落ちると戻ってこれなくなるぞ!
フォースと共にあらんことを