国際結婚夫婦の20年。堪えられない異文化が夫の人前での裸踊りの今さら
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?あのお・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・二十歳の、時、日本に来てね。文化の違いの中でね?
相談者:
はい
加藤諦三:
本当お、に、この事分かってくれっていう、本当の心からの理解が中々できない、かったっていう体験が多いんじゃない?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
だから、ご主人もコミュニケーション、が、あまり、ん、上手じゃないけれども・・あのお、あなた達ほど、コミュニケーションを必要としてる・・カップルも少ないんですよね。
相談者:
・・(鼻をすする)そう思います。
加藤諦三:
ちが・・うん
相談者:
はい
加藤諦三:
違った文化のとこで育ってるからあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
同じ言葉とか、同じ仕草とか、同じ行動が、も、こ、今回も場合は裸踊りだけれども。
・・同じ事が全く違った意味を持っちゃうんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
あの、夫婦じゃなくて、恋人ど、同士でもあるんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
僕の知ってる例で言うと・・恋人の顔を見てね、
相談者:
・・はい
加藤諦三:
「お前、ブスだなあ」って言って。
そこで本当の信頼関係がお互いの中にできたっていうの。
本当の事が言える関係っていうのが、本当の信頼関係なんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・だけど・・なんか今、あなた・・あんまり周り、し、信じられなくなってんじゃないのかな?、辛くて。
相談者:
・・そうですね、自分一生懸命頑張ってるのことに対して、
加藤諦三:
うん
相談者:
(鼻をすする)あまり旦那とお・・
加藤諦三:
うん
相談者:
旦那の両親とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
(鼻をすする)あまり分かってくれなくて、
加藤諦三:
分かってくれないと思います。
相談者:
自分を、こんな頑張ってるのに、
加藤諦三:
うん
相談者:
(鼻をすする)誰も見てないって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと悔しい。
加藤諦三:
悔しいよね。
相談者:
悔しい・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
(鼻をすする)
加藤諦三:
でこんなに、頑張ってんのに・・分かってもらえないっていう虚しさだよね?
相談者:
・・そうですね。(鼻をすする)
加藤諦三:
だけども・・本当の事を言い合って・・ぶつかり合ったら・・本当の信頼関係っていうのはできますよ。
相談者:
分かりました(涙声)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに前向きになれないっていうのはね・・あなたが今、本当の自分でなく生きているからなんです。
相談者:
分かりました。
加藤諦三:
23年間、外国に来て・・これから素晴らしい人生が、開けると思います。
相談者:
はい、ありがとうございます。失礼します。
加藤諦三:
どのような状況で言われたかによって、言葉の意味は違って来ます。