夫が他界して友人にも逃げられボッチになって寄ってきたのは財産目当ての弟
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
はい、こんにちは、よろしくお願い致します。
中川潤:
あの、これ弟さんて、所帯持ってんの?
相談者:
持ってますけども、
中川潤:
はい
相談者:
えとお、もう20年近く、奥様とは別居お、されて・・い・・
中川潤:
じゃ、一人暮らしなんだ?
相談者:
いえ違います。あの・・
中川潤:
あ、別の女性と一緒に暮らしてるわけ?
相談者:
はい
中川潤:
ああ
相談者:
そうです、そうです。
中川潤:
まーだから、あなたとしてはそのご質問との関係でいうと、その弟さんからあ、に・・ともかく遮断したいと・・いう事なんでしょうね?、その、後見人どうこうっておっしゃるのは。
相談者:
はい、あのお・・わた・・しが亡くなってしまった後に、
中川潤:
はい
相談者:
も正直、
中川潤:
はい
相談者:
あのお・・誰にも、例えば・・ま、その時点でいくら預貯金が残るかは分かりませんけれども、
中川潤:
はいー
相談者:
自分の身内にも、
中川潤:
はい
相談者:
遺産っていう形で残したく、ないんですね。
中川潤:
はい、はい
相談者:
それを、
中川潤:
はい
相談者:
残ってたとしたらば、
中川潤:
はい
相談者:
なんか、ど・・自分がお世話にな・・った、
中川潤:
はい
相談者:
施設・・ですとか、
中川潤:
はい
相談者:
障害者支援センターですとか、
中川潤:
はい
相談者:
なんかそういったところに、あの、お金を寄付したいなと。
中川潤:
今からその準備をしておきたいと。
相談者:
しておきたい、はい
中川潤:
という事なんですか?
相談者:
そうなん・・はい
中川潤:
あー
相談者:
もうあのお、近々、
中川潤:
うん
相談者:
えーと、こうせい役場っていうんですかね?
中川潤:
はいはい、公証役場っていうんで・・
相談者:
公証役場
中川潤:
はい
相談者:
に行って、
中川潤:
はい
相談者:
あのお、遺言書を?
中川潤:
はい
相談者:
ですか?
中川潤:
はい
相談者:
えーと・・わたしに、何かあった時の・・のち、
中川潤:
はい
相談者:
の事をこうして欲しい、あーして欲しいっていう事を、
中川潤:
はい
相談者:
あの全部作っておこうかなと。
中川潤:
・・はい
相談者:
でその、時に、
中川潤:
はい
相談者:
その、一緒に、手続きとかができないものかな?と思いまして。
中川潤:
はい
相談者:
はい
中川潤:
あの、あなた、自身に万一の事があった時の・・
相談者:
はい
中川潤:
財産が、
相談者:
はい
中川潤:
それなりにお世話になったところへ・・
相談者:
はい
中川潤:
あのお、行くような形を取りたいとか。
相談者:
はい
中川潤:
で、そういう事についてその遺言というね?遺言・・
相談者:
はい
中川潤:
遺言書作ると。
相談者:
はい
中川潤:
いう事はそれはそれで、あのお・・いいんだろうと思うんですが、
相談者:
はい
中川潤:
あの・・う、その・・
相談者:
はい
中川潤:
実際に、その後、そういう事態が起きた時に、
相談者:
はい
中川潤:
その遺言、遺言通りきちんとやってくれるかどうか?っていう・・そこも、きちんとしておきたいと・・
相談者:
はい
中川潤:
いう事もあろうかと思うんですね?
相談者:
はい、はい、そうですね、はい
中川潤:
で、そういう事のための制度、として、
相談者:
はい
中川潤:
1つございますのは、
相談者:
はい
中川潤:
あの、任意後見。
相談者:
任意後見?
中川潤:
任意
相談者:
はい
中川潤:
あの、成年後見・・あの、人って、さっきおっしゃったじゃないですか?
相談者:
はい、はい
中川潤:
で、それとは別にね?
相談者:
はい
中川潤:
ご自身が元気な時に、
相談者:
はい
中川潤:
自分が信頼できる人・・
相談者:
はい
中川潤:
に、自分で、やっぱり公証役場行って、公正証書で作るんですけども、
相談者:
はい
中川潤:
任意後見契約・・
相談者:
はい
中川潤:
ていうのをあらかじめしておくという、方法があるんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
で、
相談者:
はい
中川潤:
その、特定の方を、一番好ましいと思うのは、あの・・信頼のできる弁護士・・
相談者:
はい
中川潤:
に、その、そうすっと、い、遺言もセットなんですけども、
相談者:
はい
中川潤:
あのお、任意後見契約を結んでおいて、
自分が信頼して選んだ人に・・後見人になってもらえると。
相談者:
はい
中川潤:
で、自分に、体調、が、あー、判断能力に問題が、不安が出て来た時には・・
相談者:
はい
中川潤:
後見の開始・・いー、の申し立てをしていただいて、
相談者:
はい
中川潤:
その人が・・財産を守る、あなたのために、財産を使うと。
相談者:
はい
中川潤:
管理するという任意後見人を選んでおくと。
相談者:
はい
中川潤:
いう制度を利用されるのが一番だと思うのね。ただ、いずれにしてもねえ・・
相談者:
はい
中川潤:
あの・・誰に頼むのか?っていうのがやっぱり一番の問題なんです。
相談者:
そうですよね。
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
で、できうれば、奥様の・・
相談者:
はい
中川潤:
あのお、お親しいご友人やなんか。
あのくれぐれもその弟さんに相談したら駄目よ、今の。
相談者:
あ、はいはい、うん
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
あの、ご友人やなんか、からですね、
相談者:
はい
中川潤:
信頼できそうな・・
相談者:
はい
中川潤:
間違いのなさそうな弁護士・・
相談者:
はい
中川潤:
を紹介してもらって、実際に、あなたが、何度か、ご相談をされて、託するに足りると、いう判断、をした段階で、そういう制度を利用されるっていうのが、今の奥様の、あの、オファーに対しては一番適切な制度だとは思います。
相談者:
あのお、お話の内容はよく分かりました。
中川潤:
はい
相談者:
えっと・・今までに、そういったあの弁護士さん、とかっていう関わりを持った事が、ないです。
中川潤:
うん
相談者:
と、あとは、えっとお、主人を亡くしてしまって、
中川潤:
はい
相談者:
わたしが、ちょっと病気を発症してしまった事によって、
中川潤:
はい
相談者:
えっと、信頼を、おいてた、
中川潤:
はい
相談者:
友人・・
中川潤:
はい
相談者:
とは、
中川潤:
はい
相談者:
えーと、ちょっと疎遠にな・・ってしまったんですね。
中川潤:
はあ、はあ、はあ
相談者:
ていうのは、
中川潤:
はい
相談者:
・・「なんでそんな病気になってるの?」と。
その、「ご主人亡くして悲しいのは分かるけど」
中川潤:
はい
相談者:
その「病気につけ込まれるような」
中川潤:
はい
相談者:
「そんな、人とは」・・「お友だちい」・・「関係は」・・「続けられない」ていう事を・・
中川潤:
うん
相談者:
言われてしまいまして、
中川潤:
はい
相談者:
あの・・先生がおっしゃったように、
中川潤:
はい
相談者:
あの、ホントに信頼できる友人も・・
中川潤:
はい
相談者:
いなくな・・ってしまいましたし、(涙声)
中川潤:
あらあら・・
相談者:
ほんっとに先生1人なんです。(涙声)
ほんっとに1人なんですよ。
中川潤:
うーん
相談者:
こういうお話も(震えた声)、
中川潤:
うーん
相談者:
誰にも、言えずに(震えた声)、
中川潤:
うん
相談者:
自分で処理をしなきゃいけないですし、
中川潤:
うーん
相談者:
弁護士さんを、どうやって(震えた声)・・
中川潤:
うーん
相談者:
探したらいいのかも、ちょっと分からない。
中川潤:
うーん
相談者:
ごめんなさい(泣き)
中川潤:
うーん
相談者:
・・申し訳ないです(泣き)。
ホントに、ほん・・とに困ってます。
ほん・・とに困ってます。
中川潤:
・・その、ご友人の方、とは、
相談者:
はい
中川潤:
あなたが体調を崩した事・・
相談者:
うん
中川潤:
で、
相談者:
はい
中川潤:
向こうから、
相談者:
はい
中川潤:
「縁を切るわよ」・・
相談者:
はい
中川潤:
って言われてしまったって、
相談者:
はい
中川潤:
そういう事なんですか?
相談者:
あの(鼻をすする)・・いずれは・・
中川潤:
うーん
相談者:
お互いに、年を取ってしまって、
中川潤:
うーん
相談者:
お互いに助け合って、
中川潤:
うん
相談者:
生きて行ければいいねっていう事を・・で、長い事・・
中川潤:
うーん
相談者:
ホントに、おん、友人関係を、続けて来ましたけれども、
中川潤:
はい
相談者:
わたくしが病気を発症した事によって、わたしも介護を今度・・ひょっとしたらその方が・・請け負わなきゃならないかもしれない・・
中川潤:
はい
相談者:
・・そういう事なのではないかな?と・・
中川潤:
ただ・・
相談者:
「わたしが」・・
中川潤:
うーん
相談者:
「あなたの介護をするために」
中川潤:
うん
相談者:
「友人」・・「でいたわけじゃないよ」っていう事で。
中川潤:
うーん
相談者:
「先々、介護が必要になるのを分かってるのに」
中川潤:
うん
相談者:
「このまま友人関係は続けられない」っていう事で。
中川潤:
うーん
相談者:
はい
中川潤:
例えば、あの・・ご主人の、知り合いかなんかで・・ともかくその・・おー、どなたか弁護士なりを紹介してもらえそうなルートってのは、有り得ませんかあ?
相談者:
まったくないです。
お互いに再婚してからというものは・・
中川潤:
はい
相談者:
1年365日ありますけれども、
中川潤:
はい
相談者:
・・360・・4日は離れた事がない・・お互いに、
中川潤:
はい
相談者:
お互いを、凄く必要としてて、
中川潤:
はい
相談者:
他のものを、シャットアウトして、
中川潤:
はい
相談者:
わたし・・に、100%・・向き合ってた人だったので、
中川潤:
はあ
相談者:
はい、あの、そうい・・った・・関係の、お知り合い・・とかっていうお話も聞いた事ないですし、
中川潤:
あー
相談者:
だから、はい。まったくホントに思い付かないですし、
中川潤:
うん
相談者:
わたしも、お友だち、いなくなってしまいましたし、
中川潤:
うーん
相談者:
ないです。
中川潤:
どーうにもないんであれば、
相談者:
はい
中川潤:
ま、結局はその・・法律相談、みたいな窓口になってしまうけど、
相談者:
はい
中川潤:
奥様がお住まいのところにい・・あの、各う、都道府県に、
相談者:
はい
中川潤:
弁護士会っていうのがあって、
相談者:
はい
中川潤:
相談の窓口というのが、あるから、
相談者:
はい
中川潤:
そこで、お尋ねになって、
相談者:
はい
中川潤:
どなたか弁護士、と、お会いになってみて、
相談者:
はい
中川潤:
あのお、波長が合いそうでなければ、
相談者:
はい
中川潤:
また日を違(たが)えて、
相談者:
はい、あ・・
中川潤:
そういう形で当たるしか、ちょっとなさそうですねえ。
相談者:
うん、はい
中川潤:
それをちょっとお勧めするしかないと思います。
相談者:
はい・・はい
中川潤:
はい
相談者:
分かりました。はい
中川潤:
よろしゅうございますか?
相談者:
はい・・はい#$%◆
(再びパーソナリティ)
友人の話あたりで度肝を抜かれました。
ふつう、言いたくても言えないよなぁ~「病気じゃ、むり」とか。
きっとこの方、だんだん筋力が落ちていずれ寝たきりになる難病じゃないのかな。
再婚同士二人の世界が幸せ…ならばそれでいい
というわけにはいかない
一人で産まれてきたからには一人で死んでいくのが運命
きれいに人生を閉めるのはほんとに難しい
人生100年時代
第2、第3の人生も考えておかなきゃね
オレオレ詐欺がなくならない理由
弱さの中にあるズルさ
得ることは考えても、与えようとはしない
そんな生き方の結果が”寂しさ”である
他人からは興味を持たれず
己自身も納得できない生き方の現実
寂しさに極まった人達には
非、常識的なお芝居をしても
本当に信じることをダマす側は知っている・・
弟御には腐りものを嗅ぎつける、ハイエナの如し才があり
相談者は、腐敗した死肉の如き”だらしなさ”を自覚していない