連れて来た彼女は未婚の母。あけすけな息子に拒否反応起こして口も利いていない
テレフォン人生相談 2018年4月9日 月曜日
長男21歳が家に連れて来た彼女が未婚の母だったことに動揺してしまった。母親としてこの二人の交際をどう捉えるべきか?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女53歳 夫54歳 長女24歳 長男21歳 次男16歳 母 6人暮らし
今日の一言: 客観的事実は一つでも、それぞれの人が認識する事実は人の数だけあります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
53歳です。
加藤諦三:
53歳。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
54歳です。
加藤諦三:
54歳、お子さんは?
相談者:
えとー、長女が24歳。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、次が、えー、長男が、20、1歳。
加藤諦三:
はい
相談者:
次男が、えーと10う・・6歳。
加藤諦三:
はい。
で今、5人で暮らしてんですね?
相談者:
えーと、あと、わたしの母と、同居しています。
加藤諦三:
あ、お母さん、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?
相談者:
えっとお、長男の、21歳の、
加藤諦三:
はい
相談者:
長男、の事なんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、彼女が・・出来て、
「これから遊びに行きます」って連(れん)・・て、言われられて、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そしたらそのお、乗って来た子、の、車に、
加藤諦三:
はい
相談者:
えと、チャイルドシートが付いてて、
加藤諦三:
・・はい
相談者:
えー!、まさかな?、って、えー?、と・・思って、で、まあ・・いー、で、わたし、そのまま仕事に行ってしまったので夜、ま、帰って来て、
加藤諦三:
ええ
相談者:
えと、確認、ま、息子に、確認したら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「子どもいるよ」って・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
うーん、言って、で・・
「え?、なんで、なんで、そん、そんな」・・
そんな子って言ったら、失礼だけど、そういう事、そ、「えー?、何、なんで?」って、ちょっとわたしも動揺してたら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「そんな重要な事?それが」とかって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう、感じなんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・あのお、小さい頃からもう・・慎重派で、こう、石橋叩いても渡らないような、
加藤諦三:
はい
相談者:
子だったのに、そういう・・子と、ま、出会って、付き合・・って、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、家に連れて来たり、し、ちょっと・・す、わたしも受け入れられなくて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で・・あの、「絶対」、あのお・・「子どもが出来ちゃったとか」・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あと、その、今、いる子ども?
加藤諦三:
うん
相談者:
「連れて、家(うち)に遊びに、来るとか」
加藤諦三:
うん
相談者:
「そんなの婆ちゃんに知れたら、嫌だから、ショック受けちゃうから、そういう事だけはもう、絶対」、やめ、「しないでね」って・・いう風に、突然、ま、そ、そういうのが頭に浮かんだんで、もうその時に、バーって、言、言っちゃったんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
「わたしは反対だし」っていう感じで。
加藤諦三:
うん
相談者:
そしたら、ま・・息子は、
「え!、マジで?」とかって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
「なんでそんな事」・・みたいな、反応で、
加藤諦三:
うん
相談者:
んま、今、で、ま、それ、それ以降ちょっと、口を利かなくなっちゃって、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、仕事から帰って来ても、自分の部屋に、スーッと、行っちゃったり、居間には、寄るような事がなかったんです。
加藤諦三:
ああ
相談者:
そういう事が続いてたんですね。
加藤諦三:
そうすっと、口い、利かなくなっちゃってるから、今どうなってるかは分かんないんですね?
相談者:
で・・ええ、でも、あのお・・息子の車とか、
加藤諦三:
続いてんの?
相談者:
移動するのに、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと中の、車に乗ったら、こう、小っちゃい・・子どもの靴が置い、置いてあったり、
加藤諦三:
はい
相談者:
子どもが遊ぶボール?
加藤諦三:
はい
相談者:
が、置いてあったり(苦笑)。
加藤諦三:
ええ
相談者:
だからまだ、あー、まだ、付き合ってるんかなあって思っては、
加藤諦三:
うん
相談者:
いるんですけどお。
加藤諦三:
それでその彼女っていうのは何歳ぐらいの方?
相談者:
えー、21さ、同じ年
加藤諦三:
あ
相談者:
か、21歳なんです。で、
加藤諦三:
同い年ですか・・
相談者:
うん。
で、結婚はしてなくてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、未婚で産んだらしいんですけども、
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
・・だからそういう・・なんだろ・・ちょっと・・
加藤諦三:
で、そこら辺のところも、
相談者:
うん
加藤諦三:
あの、あなた、まだ分かってない・・わけですね?
未婚で産んだんだか?、結婚で産んだんだか?
相談者:
「子どもが出来たんで」、う、約束、「『結婚しようね』って約束したけども」
加藤諦三:
はい
相談者:
「その、男の人は逃げちゃったんだよ」って、
加藤諦三:
あーなるほどね。
相談者:
それは息子から、聞いたんですね。
加藤諦三:
はい、はい、はい、はい
そうすっと・・子どもの靴がある、ボールがあるって何歳ぐらいですか?
相談者:
んー、ちょ、ん、小っちゃい靴だからまだ、い・・1、2歳・・なような・・
加藤諦三:
1、2歳・・もう、
相談者:
靴が・・うん
加藤諦三:
もうちょっと・・行ってそうな感じ・・ボールがあるっていうから、もうちょっとかな?と思ったんだけど・・
相談者:
ゴム、うん・・
加藤諦三:
ま、いいや
相談者:
ゴムボール・・ですね。
加藤諦三:
うん、だから・・ま・・あ、はい
相談者:
キャラクターのついてる・・
加藤諦三:
はい。
そいで・・今は息子さんは働いてんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
か、会社勤めは、き、仕事の方はきちんと、ま、真面目にやってるわけね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そこには、
相談者:
お弁、お弁当は作っとけば、持って・・く、挨拶はしなくても、お弁当は持って、スーッて、会社に・・行っちゃうような今・・感じで・・
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、あのお・・好きな女性が出来たから、その一緒に、あ、その彼女と・・暮らし始めるってんじゃなくて、ま、家(うち)には、ちゃんと帰って来てるわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
住まいというか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
生活の中心は、
相談者:
はい
加藤諦三:
こちらの家にあるわけですよね?
相談者:
家に、はい、ちゃんと、仕事も行ってます、はい
加藤諦三:
うん。仕事もきちんとしてると。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あのお、さっき、あなた、あの、「石橋叩いても渡らないような」その「慎重な子だった」と。
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ・・言われてましたけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに・・あなたの言う事をよく聞く、す、素直な良い子だったんですか?
相談者:
子ども3人の中では、一番・・言われた事はするし、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で別に・・中学ぐらいの反抗期でも、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、男の子だから、ま、口数は少なくなったけれども、別に、反抗するような、
「うるせ、ババア」とかそういう事は・・言わない、子でした。はい
加藤諦三:
要するにこう、この・・21歳の彼女との関係を、
相談者:
ええ
加藤諦三:
あー、母親として、
相談者:
うん
加藤諦三:
どういう風に見てったらいんだろうか?って事ね?
相談者:
そう、はい
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
であの・・はい
加藤諦三:
今日はあのスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
あー・・あーま、すいません、お願いします。
加藤諦三:
あの伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
いつも読ませてもらってます。
他人事なら祝福できても、やっぱり回答者の方々にとっては自分の身に起こった事ではないですものね。
親はある時期から子どもを追い越せないです。追いついてもいけなくなります。切ないなぁ。
女のカンがあるならば
まず間違いなく当たる
悲しいかな、この母の予感は遠からず見事的中し
息子は自ずと不幸になる
建前や世間体で相談したのはどちらであろうか・・