ボケた成年後見人が車の修理代をムダに尋ねてヤブ蛇女がいきり立つワケ
テレフォン人生相談 2018年6月7日 木曜日
父は寝たきりの叔父の世話をしていたが、父も高齢になり6年前に叔父の成年後見人を選任し、その父も今年亡くなった。
先日、母親に叔父の成年後見人から、事故ったので修理代に叔父のお金を充てたいと連絡があり、母も承諾した。
成年後見人の車の修理代を被後見人が負担するのはおかしいのではないか?
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女54歳 今年他界した父85歳 母83歳は実家で一人暮らし 入院中の父の弟82歳未婚
柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし?
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
あ、えっとお、わたしの叔父の・・
柴田理恵:
うん、はい
相談者:
えーと、遺産について・・ご相談し、たいと思ってお電話したんですけれども。
柴田理恵:
はい、あなた、おいくつですか?
相談者:
えーと54です。
柴田理恵:
54歳・・
相談者:
はい
柴田理恵:
結婚してらっしゃるんですか?
相談者:
はい
柴田理恵:
で、叔父さんの遺産という事は、
相談者:
はい
柴田理恵:
お父さんお母さんは?
相談者:
えーとおー・・実家に、
柴田理恵:
うん
相談者:
母が1人で暮らしておりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
父は今年亡くなったんですけれども。
柴田理恵:
あー、おいくつで亡くなったんですか。
相談者:
えっと80う・・5です。
柴田理恵:
5、5歳で。
相談者:
はい、で、父の、弟なんですけれどもお、
柴田理恵:
はい
相談者:
今まで生涯一度も結婚してなくって、
柴田理恵:
はい
相談者:
ずっと独身だったんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
で、10年程前に、
柴田理恵:
はい
相談者:
病院に入院した時にベッドから落ちてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
えっと頭を打ってえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
それからあ、あのお、寝たきりになってしまったんですね、
柴田理恵:
ああー、はいはい
相談者:
それで・・えっと最初のうちはわたしの父があ、面倒看てたんですけれど、あの病院の、支払いとか、
柴田理恵:
あ、はい
相談者:
お見舞いとか、身の、周りの事やってたんですが、
柴田理恵:
はいはいはい
相談者:
えっと・・父も、自分が具合が悪くなってえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
えっと6年前に、
柴田理恵:
うん
相談者:
成年後見人さんに、
柴田理恵:
うん
相談者:
叔父の全てを、お願い、して、今、まあ、6年経つんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
父が今年亡くなって、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、成年後見人さんが毎月、
柴田理恵:
はい
相談者:
その叔父の、病院に、支払いとかを・・してくれていて、
柴田理恵:
はい。お預け・・
相談者:
叔父の全て、お任せして、
柴田理恵:
はい、じゃ叔父さんはまだお元気でいらっしゃって?
相談者:
あ・・元気というか・・
柴田理恵:
いうか、あ・・
相談者:
あの、もう・・ほ、ほ、ほとんど植物人間みたいな感じなんですけど、
柴田理恵:
あーあ
相談者:
あの、胃ろうで、栄養を摂っていて、
柴田理恵:
あーあ
相談者:
で、あの意識がないので、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、自分で意思を表明するような事は出来ないんですけれども、
柴田理恵:
ふうん
相談者:
ま・・
柴田理恵:
あの・・
相談者:
はい
柴田理恵:
叔父さんおいくつですか?
相談者:
あ、えっと82です。
柴田理恵:
はい。じゃ・・その・・叔父さんが残、された・・
相談者:
はい
柴田理恵:
遺産の中で、
相談者:
はい
柴田理恵:
叔父さんは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、自分の、こ、入院代みたいのを出してらっしゃるわけですね?
相談者:
え、そおーうですね、それを後見人さんが代わって払ってる、ていうか・・
柴田理恵:
払ってちゃんとこう、やってる・・
相談者:
はい
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
で、えっと、その後見人さんから、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、実家に・・
柴田理恵:
はい
相談者:
電話がありまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
母が取った電話の中で、
柴田理恵:
はい
相談者:
叔父の病院に、
柴田理恵:
うん
相談者:
支払いに行く際に、
柴田理恵:
うん
相談者:
自分の車に乗ってその病院に・・行く時、事故を起こしたそうなんです。
柴田理恵:
あ、後見人さんが?
相談者:
はい
柴田理恵:
はいはい
相談者:
それで、そのお・・「車の修理代を」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「叔父のお、お金から、出したいんですけど」っていう電話だったそうなんです。
柴田理恵:
ああー、はいはい
相談者:
はいで、母はあ、
「じゃあ」あの「どうぞ」って、了承しちゃったみたいなんですけれども(苦笑)、
柴田理恵:
あらららら、うんうんうん
相談者:
これは何ていうんでしょう?、なんかちょっと、腑に落ちないというか、
柴田理恵:
そうですね。
相談者:
あの、後見人さんがご自分で・・起こした事故っていうか、自分の過失、なのに、
柴田理恵
うーん、そうですね。
相談者:
なんで叔父さんの、お金から(ため息交じり)修理代が出るのかなっていうのがちょっと不思議だったのとお・・
柴田理恵
うーん
相談者:
でももしかしてそのなんだろ?、叔父の、支払いに行く途中のその仕事としてその・・業務をしている最中だからあ、叔父のお金から払わなきゃいけないのか?、も、よく分からないし、
柴田理恵
うーん
相談者:
ま、わたしがそれを文句言う立場でもないっていうか、も、後見人さんに・・
柴田理恵
うーん
相談者:
すべて、お預けしてるし、いいんですけど、
柴田理恵:
うーん
相談者:
気になるのはその、なんで・・叔父のお金で、その・・後見人さんの車を直さなきゃいけないのかが1つ不思議なのと、
柴田理恵:
そうですね。
相談者:
はい
柴田理恵:
うん
相談者:
あとやっぱりその・・何ていうんだろ、その後見人さんも、
柴田理恵:
うん
相談者:
この、6年前に、お願いしてから、月日が経って、
柴田理恵:
うん
相談者:
今、あの、70代後半に、なっていて、
柴田理恵:
あはい、はい、はい
相談者:
でなんか、叔父の通帳を、無くしてしまったりした事があったりとか、
柴田理恵:
はあ、はあ、はあ
相談者:
あの、後見人さん、自体がちょっとボケて来ちゃってるんじゃないかな?って・・
柴田理恵:
あー
相談者:
思う事もあって、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんか、もし今後・・こういう事故が起こらないとも限らないし、
柴田理恵:
うーん
相談者:
「この間は払ってくれたんだから、今回も払って下さい」って言われても困るし、
柴田理恵:
うーん、そうですね。
相談者:
多分、その事自体を母に了承の電話が来るのもなんか変な気もするし、
柴田理恵:
そうですね。
相談者:
尚且つ、すいません、母も、実はその83で、父を今年亡くしてから、
柴田理恵:
はい
相談者:
凄く、こう、判断力が落ちて、
柴田理恵:
あーあ
相談者:
あの、認知症とまでは言わないんですけど、
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
ま、あの・・電話切ってすぐに、話した内容忘れてしまったり・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
する事もあるので、
柴田理恵:
いや、そういうもんですよ。
相談者:
その母が・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
ええ
柴田理恵:
そういうもんだ。
相談者:
母が「どうぞ」っていうのが、その、許可っていうか・・
「いいですよ」っていう事に、なっちゃうのもなんか・・
柴田理恵:
うーん、そうですね。
相談者:
すいません、なんかちょっと話が色々で、変なんですけど、
柴田理恵:
いや・・
相談者:
一番お尋ねしたいのは、やっぱり、修理代は、叔父の、お金え(ため息)から・・
柴田理恵:
そうですね。
相談者:
出るのかどうかがちょっと不思議だなって思って。
柴田理恵:
うーん、ああー、分かります。
相談者:
はい
柴田理恵:
ま・・お母さんにしてみりゃね?
相談者:
はい
柴田理恵:
そういう後見人の人から・・急に電話あって
「こう、こういう事、こういう事」って言われたらま・・言って・・
相談者:
いやあ・・
柴田理恵:
しまいがちですよね?
相談者:
はーい
柴田理恵:
うーん
相談者:
あと、ま・・あの、わたしがなんか後見人さんのところに連絡をしてしまって、
柴田理恵:
うん
相談者:
もしなんかこう嫌な気持ちにさせてしまって、この後、叔父の、せ、お世話をしてもらえなくなっちゃっても困るなとか。
柴田理恵:
あー
相談者:
なんかそういう事を考えてみたり・・
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
分かりました。
相談者:
あ、あすいません。
柴田理恵:
はい。では今日の回答者の先生を・・
相談者:
はい
柴田理恵:
ご紹介します。
相談者:
はい
柴田理恵:
弁護士の坂井眞先生です。
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
先生お願いします。
(回答者に交代)