向かいの家に懐き育てられた子供時代。59歳の女を苛む母への不信感
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
あの、最初、お話伺った時ね?・・ん何か、何かにつけて淡白な、興味を持てないお母さんなのかな?っていう気がしたんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
も、全然違いましたね。
相談者:
うんうんうんうん
ドリアン助川:
今、話を聞いていたら。
相談者:
うん
ドリアン助川:
あの、ホントに相手の、立場に立って物を考えるってのは、こういう事なんだなっていう風に・・
相談者:
ああー
ドリアン助川:
自分も今日は勉強させてもらったんですけども、
相談者:
あー・・
ドリアン助川:
あのお・・
相談者:
わたしの立場に立って母は考えてくれてたんですね。
ドリアン助川:
そうなんですねえ。
相談者:
うんー
ドリアン助川:
で、その事を今日新しい光として・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたの心の中にそれを差し込んだだけで、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、何を具体的にするっていう事じゃなくてね?
相談者:
あ・・はい
ドリアン助川:
それが・・何よりも・・
相談者:
あー・・
ドリアン助川:
基本的な大きな変化じゃないでしょうか?
相談者:
あー、はい
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あたし、自分の事ばっかりだったと、思います。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
はい
ドリアン助川:
や、よろしいですか?
相談者:
はい、分かりました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
どうもありがとうございました。
ドリアン助川:
失礼します。
大原敬子:
お幸せに。
相談者:
はい、ありがとうございました。はい、失礼します。
きれいごとで終わらせるんですね。
一緒に暮らしてなきゃ、情も薄れるでしょう。
だから、相続だって、少しでもあげたい、と思わなかったんでしょう。
産んでおいて、守れなかった母親を、弱かったんだと、母親として失格だった、と回答者が、言ってあげた方が、娘は、うつにならなくて済むんじゃないかな。
自分で育てられないなら、産まないでほしい。
離婚の時、連れて行かないなら、産まないでほしい。
こどもを親の犠牲にしないでほしい。
今の常識で言ってしまうと子供を渡してしまう母親が責められるのだろうけど、当時の常識では家庭の事情で里子や養子などは当たり前にあったのだろうと思います。母親は姑に逆らうなど出来ないくらい弱い立場だったのだろうし離婚して母親一人で子供を育てるなど考えもつかなかったのでは無いでしょうか、生みの親にこれ以上何か求めるより育ての親としてかわいい盛りの時だけ引っ張って、定年だからと遠くへ行ってしまった人達こそ責められるべきだと思います。
ドリアンさんは家族構成や年齢をなかなか聞かないね
自営かお勤めかを異常に気にする今井先生と正反対だ。
相談者みたいなケースは昔はよくあったよ
ウチの母は父親の愛人に育てられたし母の弟は小作人に土地
付きで養子に出された。
私も歪な家庭で暴力が酷かった、相談者さん虐待されなかっただけでも羨ましいよ。
恐ろしいのは、姑の方だと思います。そして相談者の父親は何を考えていたのか。実の親の家に戻ってきたときに、部屋を用意したり、お小遣いを多目に渡す事しか、育ての親は可愛がり方が分からなくなっていたのでしょう。
進学させたのが、姑の亡くなった頃だったのも、やっと産みの母親がお財布を管理できるようになったのでは無いでしょうか。
大原先生の着眼点は恐るべし、すっきりしました。
はたから見ればどうして?って思えるような、他人には理解不能な出来事が、昔はいろいろありましたよね。今のように情報が容易に手に入る時代では無く、社会も混沌としていたし福祉の充実も無く、客観的にものを見る第三者の助言もなく・・・後で考えれば不思議な体験。
今の常識で当時を裁いてはいけないのでは?
そして、愛着障害は、連鎖して、何世代にも渡って、子供を苦しめる。
実際に被害者でない人は、親の方に理解がある傾向に。
ほんと、この相談者は、虐待されなくて、よかったですね。
御年60で、ほじくり返す
親への不満は己への不満
向き合うは己のみ
罪のない者から石を投げなさい
罪のない者から相談に来なさい