世話焼く娘が離れてしまった原因はどこに?良かれと思った行動が裏目に出るワケ
テレフォン人生相談 2019年5月17日 金曜日
良くしてくれていた娘と疎遠になってしまった。
電話にも出ず、手紙、送金にも返事がない。
寂しい。
思い当たるフシはあると言う相談者だが・・
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女79歳 一人暮らし 6年前に離婚 長女56歳 長男51歳
今日の一言: 幸せになるには遅すぎる事はない。Never Too Late to Be Happy.
加藤諦三:
もしもし?・・テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に年齢教えて下さい。
相談者:
昭和14年の(笑)・・
加藤諦三:
という事は80歳ぐらいですかね?
相談者:
なりますね、そろそろ、はい
加藤諦三:
結婚はしてんですか?
相談者:
あの、離婚ん、をして、子どもが二人・・
加藤諦三:
離婚をしてから何年ぐらい経つんですか?
相談者:
もう6う、年ん、ぐらいになります。
加藤諦三:
6年ぐらい。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、お子さん二人は何歳ですか?
相談者:
長女は56歳で、下の男が51。
加藤諦三:
お子さんとは、今、別に暮らしてんですか?
相談者:
わたし一人です。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでどんな相談ですか?
相談者:
すごく、うちの娘は気使って、良くしてくれるう、子どもだったから、
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚する時も、もう、娘は小ちゃい時から、わたしなんか、夫婦が仲が悪いってのを知ってて、
加藤諦三:
はい
相談者:
12、3年ぐらい前に1回、わたしい、別れようとして家を出たら、
加藤諦三:
うん
相談者:
一晩でもう、あの、バレちゃって。その時、娘には、
「わたし別れるかもしれない」って言ったら、娘がすごく涙、ぼろぼろこぼしたから・・
「あ、ごめん、ごめん」って、「あんたを泣かせて、わたしが幸せになれるはずないから」って、「もう、絶対その話はしないから」って、それから10年以上・・我慢していたんだけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
段々娘も大きくなって、
加藤諦三:
はい
相談者:
だからもう「お母さんもう我慢しなくていいよ」って言って・・離婚する時になんでも娘が協力してくれて。
加藤諦三:
はい
相談者:
こうして、わたし一人で住んでるんだけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
旦那からは一万ももらってないし、
加藤諦三:
はい
相談者:
裁判も、調停もお、全部やったけど、全部わたしが、払って、今一人で、こうやって暮らしてるんですけど、
加藤諦三:
ん?、あの・・
相談者:
ただ、娘があ・・あの、そんな良くしてくれたのお、が、
加藤諦三:
うん
相談者:
ピタっと来な、くなって、
電話しても一切出なくて、どうしてこうなのかな?と思って・・ちょっと、相談してみたいなと思って。
加藤諦三:
あ・・おおよそ、いつぐらいからですか?1年前とか。
相談者:
うーん、4年ぐらい前、はい
加藤諦三:
離婚の時に手伝うっていうのは具体的に、何をしてくれたんですか?
相談者:
裁判、なんかやった時も全部、やり方を教えてくれたり。
加藤諦三:
はい
相談者:
(咳払い)一緒に行って・・書くことがあって、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
あと、どういう事で、こういう風になるんですか?っていうのまで娘が、ちゃんと書いてくれて、
加藤諦三:
はい
相談者:
ほいで、すっかり別れてからも、
加藤諦三:
はい
相談者:
この、部屋あ、に、全部娘が・・物買ってくれたり、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの・・
加藤諦三:
うん
相談者:
すんごく気がつく娘だったから・・
わたしが一つ悪い事は・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、目を手術するって言ったら、こ・・
加藤諦三:
誰が?あなたが?それとも・・
相談者:
わたしが。
加藤諦三:
あ、あなたが目の手術・・
相談者:
はい、はいはい。保証人が必要で、何が必要でって言われたら、娘にそれを教えたら娘が、
「そんな厳しいとこない」って。
「じゃ、こっち行きな」って・・病院に行って・・保証人いらないっていう病院があって、
あの、娘が忙しいんだからと思ってわたし、そこがいいなと思ってえ、あの、証人ないとこでわたし手術したら、それで怒ってる事は分かってるんだけど・・
加藤諦三:
その事が原因で・・
相談者:
そう・・だと思います。
加藤諦三:
母親と娘なのにそんな水臭いという・・
相談者:
うん、そうそうそうそうそう。意外とそういうのは、気にい・・いらない人なんです。
加藤諦三:
手術をしたのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
今から何年前ですか?
相談者:
4年ぐらいになる・・
加藤諦三:
大体4年ぐらいですね?
相談者:
はい、はい、はい。&#△%ときは、ずうっと、
加藤諦三:
今までも、機嫌を害してガラっと悪くなって・・
相談者:
んんー
加藤諦三:
またしばらくしてから、フッと良くなってっていう事はあった?
相談者:
あと、細い事お、だけども、「どっか連れてく」って来るんだけど、わたし一歩でも・・足使わせないようにと思って、家(うち)の前から、ちょっと道路に、立って、待ってると、
「なんで約束した通りのとこにいないのよ」って言って、「あ、ごめんごめん」って、全部わたしが・・思ってやってる事が全部アダになってるような気がするんです。
加藤諦三:
ああー
相談者:
うん、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに、幼児教育の大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
あ、そうですか。
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
人間不信の人は、人の好意を、素直に感謝して受けとることができない。ケチつけてるつもりはないけど、自分が正しいと思って、いつも、つい一言多い。人間不信のくせして、人から嫌われたくないから、先回りして、空回りする。
私も私の母もそう。私は自覚があるので、余計なことを言わないようにって思ったら、なんて言っていいかわからなくて、無言になってしまう。母は、自覚がないので、ずけずけ言う。
どちらも、毒親だなと思う。
まず自分を信じて、世の中に広く関わって、色々学んでいこうという、そういう気持ちを持てるといい。そうしたら、子供の気持ちもわかるし、親のそうした姿勢が子供の励ましにもなる。
変わりたいと思ったら、何歳でも変われると思います。
姑と全く同じです。
例えば
「買ってこなくていいから」
「自分であとで洗濯するからそのままにしといて」
等言っても
「安かったから」
「日持ちするから」
「ついでだから」と
言い訳して、全く自分勝手に行動します。
やめてほしいことはするし、
してほしいことは、やらないです。
だから、諦めました。
大嫌いです。
だから、何もいいません。
いろいろ買ってこようが、洗濯されようが
ほっといてます。無視してます。
相談者の娘が、急にそこまで態度を急変させる理由が、電話での内容だけでのことなのか、分からないけど、そこまで拒絶してる状態で、お金送られても「はぁ?何このお金。機嫌とってんじゃねーよ」って思いますし、嫌いな人からのものは、お金でも物でも見るだけでムカムカします。
手紙もねー。
もらってもねー。
封筒開きたくないし、
読みたくないと思います。
手紙送り続けてもね、あんまり効果はないと思うけど。相手が変わることを期待してはいけないしね。
相談者が本当に反省してるなら、
娘に関わらないでいてあげることかな。
向こうが関わりたくないという希望を持ってるのに、相談者が寂しいから構ってよ、というのは、今までと同じことでしょ。
冷たいお嫁さんだ!
ほんと冷たいですよね。そう思います。
でも、過去の積み重ねなんです。
「食パン私買ってくるからね」
↓
それでも買ってこられて、
食パン4斤になる、など。
ひとつひとつは小さなことでも、
24時間365日の完全同居で、
なにからなにまでそんな感じだとしんどいです。
人生相談の内容とは、ずれてしまうけれど、
やっぱり人と人の付き合う距離感は大切です。
人のテリトリーにズカズカ干渉してくる人は嫌いです。
他に疎遠の理由があるのでは?
本当に気づいてないとしたらその鈍感さがイヤになったのか、やらかした事に気づかぬふりをするその無神経さがイヤになったのか?じゃないのかなー
同感です。
鈍感は罪ですよね。
悪気がないから、
良かれと思ってのことだから
こっちが我慢して、相手を許さなきゃいけないのかって話ですよ。
最近、同じようなことがあったので、
相談者の娘の気持ちがよく分かるような気がしました。
母親にしてあげてた全ての事が、娘さんも人生経験積むにしたがって、お母さんの為になってないし自分の為にもなってない。娘さんはお母さんに色々してあげる事で自分が嫌になるんだと思う。自己嫌悪になってるんだと思う。
今まで精神的には娘さんの方が母親だったんじゃないでしょうか。やっとこのお母さんの子どもとして接していられてるのかも。
この相談だけではわからないけど、子どもの時に虐待されてなかったならば、これからまた仲良くなれるといいですね。
完璧な人はいないもんね。完璧だったらこの世に生まれてこなくてもいいもんなぁ。
私の亡き祖母も、善意が全部裏目に出る人で
不憫に思いつつ、なんでだろ?とずっと考えていた。
その答えが今日得られて良かったす。
確かに祖母もコミュニケーション取れない人だった!
(人と話すのは話すけど全部自分の思いだけで先走って行動)
でも血は争えないもので、私もその気があるような気がするから
気を付けようと思う。
裏目に出る人シリーズってありそうですね。
やらなくていいことをやるってことか。
「あら?トイレ行きたいの?
じゃ、あたしが代わりに行ってきてあげるわね」
って本気で言われたらムカつくでしょうね。
たぶんそんな感じな気がします。
<<人の振り見て我が振り直せ>>の気も。
「裏目に出る」この言い方からして、相手の気持ちや相手が求めている事を考えてないですもんね。あくまで自分目線。噛み合ってない事がわかってない。
娘に会いたいのも、あくまで自分目線。自分が寂しいから。構ってほしいから。自分のため。
これが例えば、
「今年も娘の好きな干し柿を作ったけど来ない」
なんていうのとは全く違う。
娘さん、気づいたんですね。全部お母さんの自己満足だ。私、何やってるんだろう。
心の深いところでは、お母さんの愛情がほしくて、お母さんに見てほしくて、昔からずっと頑張ってきたのかもしれません。
お母さんが不機嫌だと、もしかして私のせい?と考えては、健気に一生懸命にやってきたのかもしれません。
気づいてよかったです。どうか、ご自分を、ご自分の人生を大切に。相手を思いやる習慣や優しさは、絶対に生きるはずです。
素直な「ありがとう」って、大事ですね。
私の夫は舅姑を嫌っていて全く実家に顔を出しません。この相談とコメント欄を拝見して何となく理由がわかった気がします。相手の気持ちを考えない両親の鈍感さが嫌になったのかと。年寄りなので世話はしますが、親子の仲を取り持とうと頑張るのはやめます。気持ちが楽になりました。ありがとうございます
旦那さん、今まで背中打たれて辛かったと思います。家族から「人格よりも世間体優先」を押し付けられるのは、きついです。