千五百円おごっても2千円の踏み倒しは絶対許さない。真剣なだけに男46歳の闇
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
あ、こんにちは
大迫恵美子:
はい、こんにちは
んーとですね・・あなたはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、この問題で、
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、その2000円がないと困るんですか?
相談者:
今ちょっとホントに困る状、てる状態で、
大迫恵美子:
うん
相談者:
その、バイトしたお金を・・少しずつ家の方に入れたりしてるんですよ。
大迫恵美子:
はい
相談者:
で、食費の方にも回してあげ・・てるん、ですよお。
大迫恵美子:
はい
相談者:
それを少しでもちょっと、家の方にも入れたいと思って・・どうしても返してもらいたいなと思って・・行ったらそういう素振りされたんで。
大迫恵美子:
ただね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
2000円・・を回収するという、努力ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、それ・・随分、切羽詰まった、お話みたいなことおっしゃるんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
おー、その、ホントに切羽詰まった状況だとすると・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
これを回収して、当てる・・というのは、あんまり、現実的じゃないんじゃないですか?
相談者:
・・ま、そう、だと思うんですけど(苦笑)。
大迫恵美子:
いや、そこのとこは分かってるんでしょ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
だから、そのお、「必要、なお金なんです」っておっしゃるけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その必要なお金の方はね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
これを回収して当てることを考えるよりは・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あ、その、アルバイトの方の仕事を・・増やすとかなんとか・・そっちを探さないと、おー、解決にはならないんじゃないですか?
相談者:
ま、自分もちょっと持病抱えてるんですよ。
で、中々ちょっと、思う仕事が出来なくて、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
ずっと、あ、まあアルバイト、っていう形でやってはいるんですけど、
大迫恵美子:
はい
相談者:
その友人っていうの、ま、仕事はしてるんですけど、
大迫恵美子:
はい
相談者:
賭け事してるんですよ。
で、それであの・・ま、賭け事してお金、無くなりますよね?
大迫恵美子:
ええ
相談者:
で、無くなった時にまたお金を借りに来るっていう感じで、
大迫恵美子:
ん
相談者:
その他の友だちにもやってるんですよ、その同じことを。
大迫恵美子:
だからまあ、そのあなたが向こうのことに、腹を立てるのは分かりますよ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
分かるんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、あなたの、おー、生活の中でね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
この問題の位置付けっていうのが・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あ、随分バランスが悪くありませんか?
相談者:
ま、悪いとは思いますね。
大迫恵美子:
うん
だって2000円でしょ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そのことに随分囚(とら)われて・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、相手の人生とか、生き方とかまで批判してね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、ま、そのことで頭いっぱいでしょ?
相談者:
・・ですね。
大迫恵美子:
なんか他のことに手が付かないぐらい怒ってるでしょ?
相談者:
ま、ちょっと無性に腹立ててる状態・・
大迫恵美子:
うん
相談者:
ではあります。
大迫恵美子:
だけど・・こんなことに腹立ててるのって・・えー、あなたも・・
相談者:
ま、バカバカしいと思いますけど、
大迫恵美子:
ううん
だか、もっと・・
相談者:
出来れば、ホントにお金すぐに返してくれるなら別にもう、怒る、ことはないんですよ、自分でも。
大迫恵美子:
いやもちろんそうですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、向こうがね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、お金を返してくれて・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
しかも、ね?、あなたに謝ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
さらにはその「生活態度も改める」とかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
言ってくれれば全然問題ないですよね?
相談者:
ないです。
大迫恵美子:
うん。だけどそんなこと起きないでしょ?
相談者:
・・起きないというか、ホントに何も、解決しないというか。
大迫恵美子:
いや、解決しないじゃなくて、あなたが今ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
考えてるようなことは、起こらないですよ、今後も。
相談者:
・・ですよね。
大迫恵美子:
ま、恐らくね、2000円返してくれないと思うし、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それから、生活態度は改まらないと思うしね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたがまあ、嫌な思いさせられた分は、報われないと思いますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ちょっと、あのお、まあ・・離れたところから見た、見た、者の、感想としては・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
おー、なんでもかんでもこの人のせいにしてない?
相談者:
・・ま、たまにあります、そういうのも。
大迫恵美子:
あのね?、それから、そのお、おー「2000円返してくれ」って・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
本人のところに行った時にきちんと言ったの!?
相談者:
は(わ)言わなくって、そのまま素通りで行っちゃったんです。
大迫恵美子:
いやいや、「行っちゃった」じゃないでしょ?
(苦笑)素通りで行かしちゃダメでしょ。
あなた、だって、返してもらいに行ったんだから・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、あなたの話で気になるのはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「普通だったら返しに来るでしょう?」とかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
相手、任せな話をしますよね?
相談者:
任せ・・っていうよりは、あ、も・・半分もう、呆れてものも言えなかったっていうか・・
大迫恵美子:
いやいやあ、半分、もの、あきら、言えないじゃなくう・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたがやるべきことやってないでしょ?
相談者:
・・
大迫恵美子:
目の前に行って・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
相手の目を見て・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「返してよ」って言ったの?
相談者:
言いました。
大迫恵美子:
うん。そ・・
相談者:
言いましたけど、それで・・も、しばらくずっと・・連絡なくて。
大迫恵美子:
いやいやいや、そこ、話が飛んでるでしょ?、その、行ってるのに、相手は返事はなんて言うんですか?
相談者:
「全くそんなの知らない」っていうか、あの「借りた覚えない」とかって惚(とぼ)けて・・
大迫恵美子:
ああ、「借りた覚えがない」って言うんでしょ!?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そしたら「借りた覚えがないじゃなくて、何月何日、こういうことで、お前はそう言っただろ?」って、
なぜ、重ねて聞かないの?
相談者:
言ったんですけど、全然もう、聞いてくれなくて。
大迫恵美子:
あの、そうだとするとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
もう・・そんなこと追いかけても仕方がないんじゃありません?
相談者:
・・ですね。
大迫恵美子:
うん。だって証拠がないんだもん。
ま、もちろん証拠ないと思いますよ。あのね、申し訳ないけどね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、ハッキリ、こんなこと(苦笑)言う・・もの、あの、ちょっと・・若干心が痛むけど、
敢えて言いますけどね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
とてもね、46歳の人の話をしているように思えない。
相談者:
ま、幼稚って言えば幼稚ですね。
大迫恵美子:
中学生ぐらいの話を、聞いてるみたいな気がする。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、最初に言ったように・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
こんなことにあなたのエネルギーを注ぎ込んでてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、それは、あの「わたしの勝手です」って言われればそうなっちゃうけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、少しもね?この問題は解決に向かってないし・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
たぶん解決しないと思いますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
だってあなたが怒ってることの半分ぐらいは・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたの一人相撲なんだもん。
相談者:
はい
大迫恵美子:
「何回も行ったけど会えない」とかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そりゃ何回も行って会えなければ・・なんかしたことにならないでしょ?
相談者:
ですね。
大迫恵美子:
うん、行っただけなんだもん、あなたが散歩してんのと変わらなくなっちゃうんですもん。
相談者:
はい
大迫恵美子:
それを、何回も行って、それで、許す、許せないって怒るっていうところが分からない。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうなんか、無駄な怒りみたいなものがね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
この話の上には物凄く積み重なっていて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
本当に関係のあるところはあなたが面と向かって「返してよ」って言ったことと、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、SNSで呼び掛けてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
で「知らないよ」って言われたと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうことぐらいしか・・相手とホントに直接結び付いてることってないじゃないですか。
相談者:
はい
大迫恵美子:
もう、そうなったら諦めるしかないんじゃないですか?
相談者:
ですね(苦笑)。
大迫恵美子:
うーん・・「ですよね」とか言われても困っちゃうけど(笑)。あの・・そんなことで、あの、も、人生を、ね?、あの注ぎ込んで怒ってるっていう方が・・なんかちょっと病気になっちゃうんじゃないかしら?と思っちゃう、その心の。
相談者:
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(再びパーソナリティ)
大迫先生の言うとおり。
ほんと、46歳の大の男が相談する話じゃない。
貸した額が安いから良い、高いから悪い、って話じゃないけど、46歳の男が、2,000円返してくれない、って!そのわりに、500円と1000円は、自分から「返さなくていい」って、見栄はって言ってて、わけ分からない。
相手が悪いのは当然だけど、見抜く力がなかったということ。そして、相手は、相談者のそういうアホなところを見抜いて、借りてるのよ。
2,000円が、切羽つまってて、家に入れたいって…。何回も回収に行ったりする時間があったら、2~3時間余分に働いたら、すぐ手に入るじゃん。
2,000円って、中学生の小遣い程度じゃない?
私も聞いていて本当に46歳なのかとびっくりしました。26歳くらいの声に聞こえて話の内容は本当に中学生レベルに感じてしまいました。
器の狭い男性だと思ってしまいました。
加藤先生の締めのひとこと、すごく勉強になりました。
あー、昔、似たようなことがあって、結局返してもらったけど、相手から、たったこれだけのお金返させるんだ、といやみっぽく言われた。私の場合、複数の人の分をたてかえたから、全員から回収しないと、不公平になるから、あえて強気でその人からも返してもらったけど、
それにしても必要以上にイライラした。その必要以上のイライラは、今思うと、自分の親に対する怒りからきてたと思う。これ以上、私は絶対人の犠牲になるもんか、という怒り。
親に対する怒りを自覚してからは、他人にはわりと寛容になった。モヤモヤしても、引きずらないし。
前述の人は、他の人に対しても、たてかえてくれた分を踏み倒そうとして、最終的には全員に嫌われてた。結局、そういうことすると、本人が嫌われて自業自得なんだから、しょうがない奴だなぁ、で終わればいいと思う。
それにしても、大迫先生と加藤先生、すごいなぁ。もし私が回答者になったとしたら、こんな風にうまく回答できないな。
久々にレベルの低い相談者登場って感じ。
46年ただ生きてきただけですって感じだなあ。
子どもか。
久々にレベルの低い相談者だな。
46年生きててこのレベルか。
子どもかよ。
確かにレベルの低い残念な相談内容ですし、そんな事をわざわざ電話相談してくること自体が問題なわけだし、相談者の社会人としての態度にいろいろな問題点もありそう・・・
こんなの番組として放送の価値あるのォ?と思ったんだけど。
そうなんだけど、私はちょっと考えてみました。
私自身、お金を立て替えて戻ってこなかった過去の様々な記憶が甦りました。あげる(奢るを含む)と 貸す(立て替えをむ)は、全くの別物。 金額に関係なく。
逆に、自分自身が立て替えて貰って 返し忘れていないかどうかも思い返してみました。・・無いと思うが・・。
お金を貸したり立て替えたりは、金額が小さいほど あとで請求しにくいんですね。
貸した相手がすっかり忘れてしまっていたらなおのこと。
忘れている相手に恥をかかせないように言わなきゃ・・とか、これっぽっちを請求する自分が ケチで小さい人間だと思われるのはヤだな・・とか・・心は千々に乱れるわけです。
(今回の相談者の相手は 忘れたのでは無く 踏み倒そうとしているので論外。)
特に立て替えて回収できなかった事は禍根を残します。
会社の小さな飲み会で、支払いの時に絶対に立て替え役をしない人がいる。立て替えて良いことはひとつも無いからです。
私の周りの主婦同士のランチは一円単位で割り勘にします。
対等でいたい、借りを作りたくないからです。
レジの店員さんを困らせながら、ひとりひとり支払ったりもします。
さように金銭の貸し借りはデリケートなもの。
太っ腹な人もいれば、シビアな人もいる。
だらしない人も、こだわる人も。
その時に人間性がまるだしになるほど奥が深い?
それが たかが2,000円であろうとも。
こころして関わろうぞ。
蝶に成れなかったサナギもいる
是、哀れと思うは奢りなのか
是、だだ眺めるは無慈悲なのか
この人は苦しいだろうな
それだけは確かだろう
知るも苦しみ知らぬも苦しみ
だだ、その苦しみはどこにあるのか?
己の内にしかない
その解決を外に求めるのか内に求めるのか
己の内にしかない
大迫先生も加藤先生も、小学生に諭すように優しく説明してくれたけど、きっとこの男性、分かったのは2千円は諦めなさいと言うことだけだろうな。
「ハイ」「ハイ」という返事に感情が無くて、聴いていて悲しい。
大迫先生も他の人も言ってるように、46と思えないくらい幼稚
それに尽きる
持たざる者の悲劇。
持つことを否定され、壮年になれば持たざることを批難される。相談者の証言を信じるなら、祖父母によって将来の可能性を否定され、今は両親の庇護と細々とした仕事で糊口をしのぐしかない。相談者の人生ははるか以前に時間が止まっている。一方で体は確実に老いている。それがさらに悲劇を生む。今はまだ2000円を気にする程に余裕がある方である。この相談者も間もなく8050問題に直面する。
相談者の本当の危機は「無敵の人予備軍」に属していること。今回の相談で明るみになった相談者自身の闇を、彼は今後どうやって制御するのだろうか。不況が長く続いている今、相談者のような人種はその辺りにゴロゴロいる。持つ者は持たざる者が無敵の人とならないように気をつかい、持たざる者も持つ者たちが治める税金のお世話になるために謙る。そのような時代になったのかもしれない。