生徒会長だって不登校。母に求められる鈍感と敏感。姉妹には逆だった
テレフォン人生相談 2019年12月31日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女47歳 夫49歳会社員 長女18歳(高3) 次女16歳(高1)
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ。お願いしますう。
今井通子:
はい、今日はどういった、ご相談ですか?
相談者:
あ、えっとですね、えーっと娘、長女お、と次女がいるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
えーと、長女の不登校とお、
今井通子:
はい
相談者:
えっと、次女お、がちょっと、あのお、お友だちとお、の関係が、上手く行かなくて、昨日からちょっと休み始めてしまった・・で、どう対応していいのかな?っていう相談なんですけれども・・
今井通子:
はい。まずあなたおいくつですかあ?
相談者:
えーと47です。
今井通子:
47歳・・ご主人は?
相談者:
えーと49です。
今井通子:
49歳・・ご主人は自営ですか?会社お勤め?
相談者:
会社、員です。
今井通子:
会社員?
相談者:
はい
今井通子:
あなたは?
相談者:
えーとパートです。
今井通子:
パート?
相談者:
はい
今井通子:
で、お嬢さんは上の方はおいくつ?
相談者:
えーとお、18、高3です。
今井通子:
18歳の高3、はい
相談者:
はい
今井通子:
下の方は?
相談者:
16歳の高校1年生です。
今井通子:
16歳の高1
相談者:
はい
今井通子:
はい。上のお嬢さんはどちらかっていうと、じゃ、大人しめなの?
相談者:
・・そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
えーと、大人しいめで・・
今井通子:
うん
相談者:
真面目な子ですね、ンフ(笑)。
今井通子:
それで不登校になった理由は?
相談者:
はい・・実は中学生の時も不登校の時期があったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
えーと、今回の、不登校お、の、きっかけは・・えーと、就職う、が、上手く決まらなかったっていうところがきっかけだと思うんです。
今井通子:
うーん
相談者:
なんにもやる気がなくなって来たって感じでえ・・
今井通子:
ええ
相談者:
不登校になってしまったん、です。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
これ、就職先っていうのはどういうところを希望されてたの?
相談者:
自分で行きたかったところは・・配送お・・なんですね、バイク、ていうの・・
今井通子:
あ、バイク便?
相談者:
はい
今井通子:
でそれが出来なくなっちゃった?
相談者:
はい
それはちょっと危険だっていうことで親あ、の方でもう、ちょっと「危険だから止めてくれ」と言って・・
今井通子:
あ・・なるほど・・親に反対されて出来なかったの?
相談者:
はい、そこはそうなんで、そうなんです(苦笑)。
今井通子:
あらららら、あら・・はい
相談者:
で、次もいくつかは受けたんですけれどもお、あのお・・
今井通子:
え、他は何を?
相談者:
えーっと、一つは病院の事務、受けたんですけどダメで、
今井通子:
はい
相談者:
次にえっとお・・お菓子屋さん・・
今井通子:
はい
相談者:
の、販売なんですけど(含み笑い)、そこも受けたんですけどダメでって感じです。
今井通子:
はい・・あの、これは何?、お嬢さん自分で探したの?
相談者:
全部、3件とも学校から、は言われてるんですけど・・
今井通子:
うん
相談者:
一番行きたかったのは・・その、配送だったんですね。
今井通子:
ん、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
バイク便に、行きたかったのね。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
そうね、バイク便に行きたい性格の人が・・病院の事務とかお菓子屋さんだと、ちょっと合わないかもね?
相談者:
そうですね(苦笑)。
今井通子:
もうちょっと・・闊達(かったつ)に動ける、仕事が良かったのかもね?
相談者:
そうかもしれないですね。
今井通子:
うん。で・・もう、あ、1ヶ月、2ヶ月・・
相談者:
はい
今井通子:
不登校してらっしゃるの?
相談者:
・・時々、行ったりはして、るんですけど、週1とか・・
今井通子:
はい
相談者:
週2ぐらいで、でも、ここお、1、2週間は全然行けてないですね。
今井通子:
うん
相談者:
で行く、気力もないみたいな・・
今井通子:
でえ・・この・・不登校が、このまま続いちゃって、いいのかどうかっていうことは・・
相談者:
はい
今井通子:
高校卒業出来るかどうかっていうこと?それとも・・
相談者:
あ、卒業は、一応、あの・・
今井通子:
もう出来ます?
相談者:
卒業の方は学校の方で、
今井通子:
うん
相談者:
1、2年の、実績が、一応生徒・・会長、を・・
今井通子:
ああ
相談者:
させていた、もらってたので、
今井通子:
はい
相談者:
そういうことを配慮して・・「卒業は出来るようにはします」っていう風には言われてるので、
今井通子:
はい
相談者:
卒業は心配してないんですけど、
今井通子:
あはい
相談者:
このままなんかうちに、ずっと居て・・
今井通子:
うん
相談者:
ゲームしたりい、外にもあまり出ずにい・・
今井通子:
うーん
相談者:
・・なえで、やる気も、気力が出ない・・感じで。
今井通子:
うーん
相談者:
親としてこのまま、見てるだけでいいのかな?って思うんです。
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、就職をするかどうかっていうことよりも・・
相談者:
はい
今井通子:
このまま・・ん、何もしないで家の中にいることに・・
相談者:
はい、はい
今井通子:
危惧を感じてらっしゃるってことね?
相談者:
はい、そんな感じです、はい
今井通子:
分かりました。
・・で、下の(含み笑い)・・妹さんの方もなんか・・
相談者:
はい(苦笑)
今井通子:
はい
相談者:
一応・・なんかこう一緒に、いー、過ごすグループは、いたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと前から「避けられてる気がする」と、本人は・・言ってたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
でもわたしはそんな・・気のせいじゃない?と思ってて、
「行きな」、「ちゃんと学校行きな」と言って送り出してたんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
・・つい最近ですねSNSを通してちょっと、お友だちに・・
今井通子:
うん
相談者:
本人も率直に「避けてる?」って、聞いてみたらしいんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そしたらお友だちの方から・・
「何をされたわけじゃないけど避けてる」と返って来たらしいんです。
今井通子:
はい
相談者:
・・で、本人も、うちの娘、次女も・・何かした覚えは特にないので、
今井通子:
はい
相談者:
だからなんで避けられてる、か、分かんないん、ですけど避けられてるのに・・もうほんとに学校行くのが嫌だくなってしま。って、
今井通子:
うん
相談者:
昨日から・・ちょっと休み始めてしまったんです。
今井通子:
なるほど。
こちら、ま、昨日からね?
相談者:
昨日なんです(苦笑)。
今井通子:
うん
相談者:
休み始めたのは。
でも、行きたくないのを無理矢理行かせるのもお・・
今井通子:
うん
相談者:
本人はほんとに辛いだろうし。どっちもどうしたもんか?って感じなんですけど。
今井通子:
じゃあ、今日はですね・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生いらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
両方ともご相談・・しちゃいましょ。
相談者:
あ、はい
今井通子:
よろしくお願いします。
(回答者に交代)
この相談 年の瀬に放送されました。
長女さん 就職先が決まったかな。
次女さん 英会話塾に通っているかな。
相談者さん 親として最後の踏ん張り時ですね。
生徒会長も色々で、私の頃は、勉強のできない目立ちたがり屋がなってました。
だから、長女さんの性格が、私には今一つつかめません。高校という小さい社会では仕切りたがって、社会に出たら、たいして働けないタイプもいるし、本当に真面目でみんなに尽くす人もいるし。もし、後者だったら、やりたいことを親が止めたことは失敗だっただろうな。
でも、前者だったら、落とされて当然だったかもしれない。生徒会長だったことは忘れて、謙虚に就活すべきだろうし。
難しいなあ~…