テレフォン人生相談 2020年7月14日 水曜日
舅姑の再現セリフには全てに!が付いた。
しろ!、来い!、言え!
初登場から2ヶ月あまり、聞き役に徹してきた玉置妙憂をして、たまらず途中で話を中断させたツワモノの相談者。
パーソナリティによって異なるが、一番最初に相談内容を訊くスタイルは、これを知ってからでないと以降のヒアリングのポイントが分らないからだ。
子育てと相続では、訊かねばならないプロフィールも違ってくる。
だから、いきなり延々と喋られると困ってしまうわけだ。
今日の相談は、前段の最後まで聴かないと分らない心の持ちよう。
ふと湧き上がる怒りや悔しさの処理に困ってるらしい。
でも、
これ以上ない復讐を果たしてない?
一軒家に残された初老の男と、当てにしていた嫁に出ていかれて途方に暮れるバカな年寄りたち。
胸スクじゃないの?
てか、それを意識して別居に踏み切ったんじゃなくて?
多くの嫁はそれが出来ないから悩む。
実はアンタだって同じ。
優位に立ったハズのアンタの怒りが収まらないワケは、トゲのように刺さったままの責任と義務、そして良心。
それを押し返すには、舅姑の暴言は欠かせない。
逆説的だけど、今の怒りは心理的な必要悪なの。
パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 三石由起子(三石目メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女52歳 夫とは別居中 長男大学生は別に暮らす 長女大学生と次男高校1年生と同居中