顔見ずに娘に話そう。コントロールマザーがイジメを親戚から知ったときの気持ち
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
いい話、伺いましたね?
相談者:
はい・・はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
あの・・謝ることで関係が出来るなんてね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたさっき「コントロール」って言葉使ったんですよね。
相談者:
はい・・使いました。
加藤諦三:
んなんで、コントロール支配しようとするか?
相談者:
はい
加藤諦三:
それは・・あなたに無力感があるからなんです。
相談者:
ああー、そうなんですね。
加藤諦三:
その、無力感に気がつけばあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
が、今、大原先生が「うん」と言われて・・
大原敬子:
(笑)
加藤諦三:
(笑)気をよくしてるとこなんですけれども。
相談者:
(苦笑)あ、そうですか。
大原敬子:
(笑)
加藤諦三:
あの・・その無力感に気がつけばね?
相談者:
はい
大原敬子:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
色んなことがずうっと全部・・
相談者:
はい
加藤諦三:
スムーズに、動き始めます。
相談者:
あ、そうですか、はい、はい
加藤諦三:
つまりあなたの、子どもをコントロールしようとする・・
相談者:
はい
加藤諦三:
基にある、心理。
相談者:
はい
加藤諦三:
それがあなたの、心の中にある無力感なんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
すと、これが解決すれば・・
相談者:
はい
加藤諦三:
全部・・上手く動き・・
相談者:
はい
加藤諦三:
出す、はずだと思います。
相談者:
はい・・分かりました。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
ありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
大原敬子:
お幸せに。
相談者:
はい
加藤諦三:
コントロールとサポートは違います。子どもはコントロールしない。サポートする。助ける。
(内容ここまで)
なぜコントロール支配しようとするか?、それはあなたに無力感があるから <加藤諦三>
資生堂、オリエンタルランド(ディズニーランド経営)などのいわゆるインバウンド系の株価がコロナウイルスの影響で急落している。
ただ、これらの会社は内部に問題が生じているわけではなく、商品やサービスに問題があったわけでもないので、コロナウイルスが収束のきざしを見せれば、株価は元に戻る。
一時的な急落に慌てて売ってしまうことを「狼狽売り」と言ったりするんだけど、資金に余裕がないから、いつ収束するやもしれない相場を自分でコントロールしようとするわけ。
そして失敗する。
分かっていただけたかしら?
「川上政行今日もしゃべりずき」(*)のメンバーの皆さん。
(*)川上政行今日もしゃべりずき:
KBC(九州朝日放送放送)ラジオ。テレ人の後にそれを話題にして盛り上がる。
何がって?
いや、加藤先生のセリフの意味が分かんないって言ってたから。
加藤諦三 「なぜコントロールしようとするか?、それはあなたに無力感があるから」
逆にアタシの例えが分かり難くしてしまったか(笑)
大原女史のことは言えん。
たとえば、調整力と覚悟のあるマネジャーは、ある範囲でならスタッフに任せることができる。
ところが、それがないマネジャーは逐一チェックを入れないと気がすまなくて、スタッフに嫌われる。
これならどうかしら?
回答に異を唱えるのは全然いいと思うんだけど、「分からない」をスタートにしちゃダメよ。
アタシも加藤本の受け売りだけど、電波で批評するんだったら、せめて著作本を一冊ぐらい読んでからにしたら?
もっとも、無力感とコントロールとの関係が頭では分かったとしても、それを行動に反映させることは簡単ではない。
川上政行(*) 「コントロールって、それ躾じゃないの?」
川上政行(*): KBCの平日午前のメインパーソナリティ
これは分かる。
分かるっていうのは、区別が分からないということが分かるという意味。
ただ、違いを言葉で説明するだけだったらこれも簡単。
そこに相手がいるか否か。
自分がそうしたいから、
自分の欲求を満たすために、
自分の不安から逃れるために、
相手を操作しようとする。
これがコントロール。
だから、振る舞いの源泉を自分で自分に問えばいいの。
もっとも、それをやったところで「子どもため」という応えしか返ってこないのがコントロールマザーなんだけどさ。
家庭は小さな社会。
家庭内の人間関係が上手くいかないなら、家庭の延長線上にある社会での、人間関係も上手くいかない。
大原先生の洞察にはいつも驚きです。
今日のはさすがに感動しました。加藤先生と大原先生はラジオに聴き入りました。
娘さんをコントロールしようとしてしまったこと、お姑めさんと関係が良くなかったこと、今は仲良くしたいと思っていること、行きづまってきた今の生活を人のせいにせず自分が変わろうとする気持ちが伝わってきました。
ここまで素直にご自分の気持ちを話すことができる相談者さんは素敵ですね。
↓ぽぽさんの投稿、ご覧になりましたか?
私自身はつい人のせいにしてしまうところがあるので相談者さんがあのように言ってることにただただ感心していたんですが、ぽぽさんの投稿を拝読し鋭い指摘に納得してしまいました。
確かに長いこと家族をコントロールしてきた人が一朝一夕にこれまでの習慣を変えて娘さんをサポートする事は並大抵の努力では難しいですよね。
ウルベでなくて本当に良かった!
今日の回答者が、大原先生で本当に良かったと思いました。自分が相談した場合、野島さん、ウルヴェさんだとがっかりしますね。美容院などのように、(指名制)にすれば、仕事のなくなる回答者も出てくるかも?と思います。
この相談者さん、素直でないと私は思いました。
言い訳ばかり。
娘との関係を改善するための突破口が欲しいとのことでしたけど、
娘を自分に都合よく操作する方法を教えてください。
そんな風に聞こえました。
世間体のために、仕事を辞めて欲しくない。
私に対する態度が気にくわない。
私が、また嫌いな人たちから責められるのは嫌だ。なんとかしたい。
そのために、今度はどんな方法で娘をコントロールしたら良いのか?
自分を守るために、コントロールマザーだったのかな?とかさまざま、分かった風な口ぶりで自己分析を披露しているようで嫌な感じがしました。
先生方に、あなたはコントロールマザーだよね?と指摘されるよりは自分から言ったほうがダメージ少ないですよね?
私は反省しています。だから責めないで!という恐れ、自己防衛に感じました。
涙も、娘のことをおもって泣いているように思えませんでした。
「自分がかわいそう」で泣いている気がしました。
どうしてこんな風に捉えてしまうのかというと、相談者が私の母に似ているからです。
自分の悪さは棚に置いて被害者ヅラをするような人でした。
ずっと母の駒として使われてきました。
気付いたとき、絶望しました。
私は今でも、母が許せません。
隙あらばまた私を操作しようとする母が心底嫌いです。
親子関係に限らず、人間ってそういう狡い面って誰にもありますよね。
特に自分の母親にその狡さを見た子供のダメージは相当なものだと思います。
傷ついた子供たちよ。
どうか母親を乗り越えて下さい。
憎みを乗り越え、彼女を憐れんでください。
きっとあなたの母親も、その母親からコントロールされて来たのだから。
毒親育ちから、一言。
憎みたければ、憎めばいいんです。親から長年グサグサと心を殺されてきて、その上、乗り越えろ、なんて他人に言われたら、しんどいです。
加藤先生の本を読んで、私は救われました。
神回。
大原先生の謝る事の意味。使わせて頂きますw
ラジオを聴いた後改めてみなさんの意見と共に読み返しましたが、深いですね。
ラジオだけ聴いた時の相談者さんの印象か、がらっと変わってしまいました。
そしてとても勉強になりました。