父とは7年。家族全員と没交渉。怖くてきっかけがつかめない保育科に学ぶ19歳
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは
三石由起子:
はあい
あのねえ?
相談者:
はい
三石由起子:
子供とお、付き合ってると分かると思うんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
子供ってね、すごく、頭柔らかいのね?
相談者:
はい
三石由起子:
で、わたし、あの、昔ねえ、幼児教育を・・やってたんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そいでね?、あなた知ってるかな?小学校受験とか幼稚園受験というものが、東京にはあってね?
相談者:
はい
三石由起子:
それの、あの、指導をしてたんですよ。
相談者:
あ、はい
三石由起子:
そ、うん、そのときにね?、あの例えば面接、試験でね?
相談者:
はい
三石由起子:
「お家の」お・・「お手伝いは何してますか?」みたいなこと訊かれるんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
でね?、んときに「お風呂」お、「掃除とか」さ、「玄関を掃くとか」。
相談者:
はい
三石由起子:
「靴」う、「を並べるとか」ね?
相談者:
はい
三石由起子:
「そういうことを、言え」って、いうふうにわたしが言ったらあ・・その親がね?
相談者:
はい
三石由起子:
「そんな嘘を言えない」って言ったんですけど。
「嘘じゃなくて」ね?
相談者:
はい
三石由起子:
「3日やらしてごらん」って・・わたし、アドバイスしたのね?
相談者:
はい
三石由起子:
で、3日やらせると、4日目自分でやってね?
相談者:
はい
三石由起子:
1週間経つとねえ?生まれた時からずっとやってるように錯覚すんだよね、子供って。
相談者:
んー、はい
三石由起子:
だ、うん、だからね?、「お家のお手伝いは?」とかっていうとスラスラ言うのね。
相談者:
ふうん
三石由起子:
そして、先生が、嘘、かもしれないみたいな・・ことでこう、引っ掛けるような質問をしてもね?
相談者:
はい
三石由起子:
実際3日4日やってたら答えられるんだよね。
んで、ま、あの、子ども、「自分は産まれたときから、これをしていたいい子だ」、みたいなふうに・・錯覚できるわけ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、子供の脳ってさあ・・すごいなあっていうか、わたし、いつもそのたびに関心してたんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?そういうのはね、見習わなくちゃいかんのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?、「君子は豹変す」って言葉あるじゃん。
相談者:
はい
三石由起子:
君子は豹変すってさあ、悪い意味で使われることのほうが多くなっちゃってるんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
本来の意味はね?
相談者:
はい
三石由起子:
君子って立派な人間のことだけどさ、
相談者:
はい
三石由起子:
立派な人間っていうのは・・
相談者:
・・はい
三石由起子:
自分が、「あ、あ、これ間違ってた」とか・・「あ、こうしたほうがいい・・な」と思ったときには、コロっと態度変えることができるんですよ。
相談者:
ふうん
三石由起子:
恥ずかしいとかね?照れくさいとかね?
相談者:
はい
三石由起子:
ためらいがないのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
分かる?
相談者:
はい
三石由起子:
でそういうためらいがないのが立派な人なのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だからさ、こう、自分で言い聞かす。
自分は立派なやつだと。
相談者:
はい
三石由起子:
自分は立派なやつで、バカじゃないんだと。
変な、照れなんかあ、をするのは、バカな人間なんだっていうことを自分で言い聞かせてね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたがコロっと変わりゃいいだけの話で。
相談者:
はい
三石由起子:
親はさ、ずうっと待ってると思う。
相談者:
うん
三石由起子:
うん、だから、あなたが、急に変わったら照れくさいと思ってんのはあなただけで。
相談者:
はい
三石由起子:
親はそんなこと絶対思わないから。
相談者:
はい
三石由起子:
でね・・よくね、わたしもね、あのお、20代の男の子なんかでね?
「親父と、共通の話題がない」みたいなね?
相談者:
はい
三石由起子:
「どうやって口利いていいか分かんない」みたいな、相談受けることあるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
でねえ、「おこがましい」って、わたしは言うんだけどね、
相談者:
うん
三石由起子:
親父と共通の話題なんかあるわけないんですよ。
相談者:
んん(苦笑)・・はい
三石由起子:
ね?、当たり前じゃない、そんな。
相談者:
はい
三石由起子:
「立派に」い、「生きて来た、大の男と」さあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
「君みたいな小僧が、共通の話題なんかあるわけないじゃないか」ってわたしは言うんだけど。
相談者:
うん、はい
三石由起子:
そんなもん求めてないんだよ親は。
相談者:
はい
三石由起子:
だから、「今日折り紙でこんなの折った」でもいいし、
相談者:
うーん
三石由起子:
1日目はそれだけ言って部屋に入ってもいいよ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、たまには、ほら、あなた、料理好き?
相談者:
いや、そんなしない・・
三石由起子:
好きじゃない?
相談者:
ん、ま、好き・・じゃないん◆#$(苦笑)・・
三石由起子:
あのねえ?「料理、好きじゃない」っていう人はさ、なんか複雑な・・料理をお・・作れない、しい、作る、のが面倒くさいし、ってこと思ってると思うんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
酒のつまみってあるじゃない?
相談者:
あ、はい
三石由起子:
ね?、酒のつまみってすうごく簡単にできてね?
相談者:
はい
三石由起子:
あれ効率いいよ。ちょっとスーパーで、なんか材料買って来てえ・・
相談者:
はい
三石由起子:
一品くらい作ってさ・・
相談者:
はい
三石由起子:
あのね、3分でできる酒のつまみとかね?
相談者:
はい
三石由起子:
5分でできる酒のつまみとかね?、こんなんインターネットで調べたって・・すぐ出て来る。
そしたら、知らんぷりしてそれ作ってさ、
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとお・・置いとくとかさテーブルの上に。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん
「これ作ったから」みたいなね?
相談者:
あー、はい
三石由起子:
うん
それでえ、あなた言いっ放しで、もう行っちゃっていいから。上に。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、2日目は、待っててえ、なんか一言言うからさ、必ず。
相談者:
はい
三石由起子:
そしたら、二言目を考えて言うんだよ(含み笑い)。
「美味しかったよ」とか言ってくれたらさ、
相談者:
はい
三石由起子:
「あ、そりゃ良かった」だけでもいいんだよ。
相談者:
あー、はい
三石由起子:
ね?
「どうやって作ったの?」、「どこで買ったの?」とかってなって来るんだよ。
なんにもね、その・・身構えた話題なんか親は欲してないからさ。
相談者:
あー
三石由起子:
一言二言喋ることが大事でさ、
相談者:
はい
三石由起子:
喋んないことには、こ、会話って成り立たないから、
相談者:
はい
三石由起子:
一言言うのが大事なんですよ。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
難しく考えなくていいし。
共通の話題なんて思わなくていいし。
相談者:
はい
三石由起子:
遊んで来たらさあ・・
「今日なんとか食べたら美味しかった」でもいいしさ。
相談者:
うん・・
三石由起子:
うーん
言葉はキャッチボールだから・・
相談者:
はい
三石由起子:
どんどん上手になって行くよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だから、急に、身構えないで・・簡単なところからやってごらんなさい?
相談者:
はい
三石由起子:
子供見てたら、すうんごくよく分かる。
相談者:
・・うん
三石由起子:
うーん
で、全然口を利かなかった子供がさあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
急にあなたに話しかけて来たときにい・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなた嬉しいだけでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
変なこと思わないでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
「なんだコイツ今頃」とか思わないでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だ、親だって思わないんだから。
相談者:
うん
三石由起子:
当たり前です。それとね?もう1個だけ、言、言いたいのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたもう19だよ。
相談者:
はい
三石由起子:
親はね?もうどんどん年寄りになって行くのね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはどんどんねえ、あの、力をつけて行くんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
もう力関係はあなたのほうが、上になるはずだから、
相談者:
はい
三石由起子:
心だってどんどん大きくなって行くう、親のほうは狭小になって行くかもしれない、
相談者:
はい
三石由起子:
もうあなたが親を庇う、ときなんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だから・・親にずうっと庇われた、そこお、であなた止まっちゃってるからね、
相談者:
あ、はい
三石由起子:
身動き取れないのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そうじゃないのよ。もう自分は、この親たちを・・庇って行かなきゃいけないんだっていう、心の余裕をね?
相談者:
はい
三石由起子:
自分で自分に与えるの。
相談者:
・・はい
三石由起子:
わたしのほうが・・キャパが大きいんだとかさ(含み笑い)。
相談者:
・・はい
三石由起子:
わたしのほうが心が広いんだとか。
相談者:
はい
三石由起子:
父は会社だけ?・・母は家(うち)だけみたいなことから考えればさ・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはすごく大勢の方への大勢の子供をいつも見てるわけだから。
相談者:
はい
三石由起子:
面白い発見もあるだろうし、面白い価値観にだってあなたのほうが出くわしてるわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だから・・もうあなたはできます。
相談者:
・・はい
三石由起子:
親を庇うことが。
相談者:
はい
三石由起子:
でね?それが、親を労ることであり、庇うことだっていう、頭になればさ・・
相談者:
はい
三石由起子:
折り紙の1つくらいできますって。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、酒のつまみぐらいできるからさ(含み笑い)。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
「毎日作れ」言わんからさ。
相談者:
はい
三石由起子:
1週間に1回ぐらい・・作ってればあ・・そのうち、もうちょっと、回数作りたくもなるし。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん・・親は待ってるから。
相談者:
はい
三石由起子:
素直になんなさい!
相談者:
はい
三石由起子:
ね?・・もう反抗期終わってるから。
相談者:
はい
三石由起子:
反抗期終わってるのにさ、反抗期のフリしてたってしょうがないじゃん。
相談者:
はい
三石由起子:
もうそういう時期じゃないよ!
相談者:
はい
三石由起子:
うん、よく、電話かけて来ました。
相談者:
はい、&#△%
三石由起子:
きっかけだからさ、こんなのね。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、できるよ、もう。
相談者:
はい
三石由起子:
できるでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
はい
(再びパーソナリティ)
相談者は「思い当たることはない」と断言しているが、家族で何かあったと思わざるを得ない。マドモアゼル愛先生が時どき言われる「家族が問題を抱えている時、家族の中で一番優しい(人柄のよい)人の所にシワ寄せ(不登校・いじめ等)が行く」が、おそらくこの相談者に当てはまるのではないか。
ただ高校退学、通信制高校3ヶ月で不登校にもかかわらず、現在は保育科(大学or短大)に通っているということは、外れそうな道を何とか乗り切って、がんばって来た結果なのだと思う。
三石先生のアドバイスは、総論賛成、各論(おっ・・折り紙?)反対。
何かを習慣にしたいと思ったらとりあえず2週間続けなさい、と此の番組で聴いたことがあります。話しかけるのが苦手なら家族のものを一つ整える、そうでないなら おはよう の挨拶だけ2週間続けてみたらどうでしょう。
相談者が3人兄妹の真ん中の立場である事も、今の状況と関係があるのでしょうか。
はっきり言って、
相談者の方が【拒絶】してきている状況。
親は、心の中で心配しつつ、相談者を信じて見守ってきたのだと思いたい。諦めていないといいが。
親の方から、声をかけるチャンスは毎日あるはず。
「ご飯できたよー」
「いってらっしゃい」
「おかえり」
でも、それを何年もことごとく無視し続けていたら、親にしてら無力感というか、もういいか、と諦めの気持ちになってもおかしくない。
三石先生のいうとおり
(折り紙のくだりは、?と思わないでもないが。)
相談者が変わるしかない。
おつまみ、作るのもいいんだけど、
最初の一番低いハードルとして、なにかお菓子とか、アイスとか家族の分のを買ってくればいいと思う。
「みんなの分、買ってきたから食べて。」って。
で、みんな同じものじゃなくて、できれば、それぞれが好きそうなものを選ぶ。
お父さんはこういうのが好きそうかな、お母さんは…、妹は…、って考えながら。で、
「お父さんのはこれで、お母さんのはこれで、妹のはこれだからね。」って一言添えて。
そしたら、後で「ありがとう。美味しかったよ。」って会話がうまれると思う。
それだけ話してなかったら、はじめはぎくしゃくすると思う。
でも少しずつ、少しずつでいい。
そして、相談者が
意識して「ありがとう」を言う。
食事の用意だって、洗濯だってしてもらってるんだろうし、学校だって通わせてもらってるってことは、学費や定期代だって出してもらってるんだろうからさ。一緒に暮らしてるってことは、それだけですごい世話になってるんだから、それが当たり前じゃないと相談者が気がつかないと。
自分のことだけじゃなくて、周りの人のことを思いやれるのが大人だと私は思っていて、相談者は大人に成長してきてるんだなと感じました。
はじめは勇気がいると思うけど
「ありがとう」と伝えてみて!
ありがとうって言われて嬉しくない人はいないよ!
頑張って!
応援してます!