自責で別れず。ギャンブル依存症を夫に持つ女のモデル。学校から知る息子のSOS

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
今、塩谷先生の、おっしゃった、も、通りで、強い態度という以外の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ことがないんですけどね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
今問題は、さっき、うつ病と、言いましたけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
もっと深刻なのは、これギャンブルでしょ?・・借金があるっていう。
どのぐらいあんの?

相談者:
50万ぐらいです。

加藤諦三:
50万ぐらい?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、ギャンブルう、は、治ってないわけでしょ?

相談者:
・・はい、毎週、土日は、はい、自分で・・

加藤諦三:
そいでもう1つ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの言ったことで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「すべて、夫が悪いわけではない」と。

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしのほうにも悪いところはある」って、こういう言い方しました。

相談者:
はい

加藤諦三:
これはね?ギャンブル、依存症の妻の調査っていうのがあるんですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
これがみんな、あなたと、同じなんです。

相談者:
え?そうなんですか?

加藤諦三:
うん、奥さんの悪くないんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
これは日本もアメリカも、日米両国通じて、

相談者:
はい

加藤諦三:
ギャンブル依存症の夫の妻の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
言うことはあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしが」・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「夫をそうさせて」、「しまった」と。

相談者:
はい

加藤諦三:
「離婚は考えない」。

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしが、悪い」。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
で、あなた両親もこのままあなたを、離婚しないように言ってるわけですよね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
あなた小さい頃・・

相談者:
はい

加藤諦三:
両親との関係で苦労してますね?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
そうでしょ?

相談者:
・・ん、ずっといい子でした。

加藤諦三:
辛かったんでしょ?

相談者:
辛かったです(泣)

加藤諦三:
そこです。

相談者:
(泣)・・はい

加藤諦三:
これもまたね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ギャンブル依存症の妻の共通性なんです。

相談者:
あ・・

加藤諦三:
小さい頃から我慢してるの。

相談者:
はい

加藤諦三:
自分を主張することがまったくないんです。

相談者:
あ、そうでした、はい

加藤諦三:
ギャンブル依存症で、信頼、される本の中に「Losing Your Shirt」(*)っていう、本があるんですけどもね?

(*) lose one’s shirt(シャツを失う)は、すべてを失うという意味の慣用表現。
本の副題は、”強迫観念に取り憑かれたギャンブラーとその家族の回復”

相談者:
はい

加藤諦三:
無一文になるっていう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたのシャツをなくすっていうのは・・その本の中に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたのような妻に対して・・

相談者:
はい

加藤諦三:
言ってる言葉。

相談者:
はい

加藤諦三:
「あなたは、悪くない」です。

相談者:
あ・・悪くないですか?(泣)

加藤諦三:
悪くないです。

相談者:
・・(鼻をすする)はい(泣)

加藤諦三:
あなた小さい頃から・・

相談者:
はい(泣)

加藤諦三:
全部我慢してきた。

相談者:
(泣)はい

加藤諦三:
でなんかいいことありました?

相談者:
(鼻をすする)何もいいこと・・(鼻をすする)なかったと思います。

加藤諦三:
なあんにもいいことない。これからどうなると思います?

相談者:
・・ずっと続くんじゃないかなと思います。

加藤諦三:
うん、じゃあ、ずっと続くより、もっともっと悪くなります。

相談者:

加藤諦三:
夫の暴力はもっとひどくなりますし、

相談者:
はい

加藤諦三:
ギャンブルの借金はもっと増えますし。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
もっと今以上に自虐的になって、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
「わたし悪い」って言い出しますよ。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
今日を、

相談者:
はい

加藤諦三:
人生の、

相談者:
はい

加藤諦三:
折り返し点、起点として・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしは悪くない」

相談者:
はい・・わたしは悪くない・・

加藤諦三:
そうです。
もう1回言ってください。
「わたし悪くない」って。

相談者:
わたしは悪くない!

加藤諦三:
そう!

相談者:
悪くないです(泣)

加藤諦三:
悪くないです。

相談者:
はい(泣)

加藤諦三:
これから・・新しい人生が出発します。

相談者:
はい・・(泣)ありがとうございます。

加藤諦三:
自分を主張してください。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
ありがとうございます。

加藤諦三:
「あなたは、悪くない」、覚えておいてください。

 

「自責で別れず。ギャンブル依存症を夫に持つ女のモデル。学校から知る息子のSOS」への6件のフィードバック

  1. 相談者さん、勇気を出して!
    離婚に向けて即行動をして!
    夫がギャンブルで借金して、督促が来ているならもうデッドエンドと考えた方がいいですよ。家族を顧みず土日に競馬とは、赤信号どころじゃないです。
    母として子供さんを守ってください!
    泣いている場合ではありません。
    強い母になって下さい。

  2. 弁護士か相談員に話して自分の両親にも理解してもらえるようにしないとね
    子供の世話のバックアップになるし

  3. 相談者さんに頑張ってとしか言いようがない。子供たちには全部話すべき。すこしでも良く見せようと取り繕うと、真に受けてしまうから。事実を述べて、自分の今の気持ちを伝えて、自分が思い描くビジョンを躊躇せず子供に聞いてもらう。子供は泣き出すかもしれない。それはいいことだ。感情が解放されているのだから。もしそうなったら「ごめんね」って言って抱きしめてあげればいい。子供は全部見ているし、全部知っている。子供はお父さんを悪者にせずとも、必ず相談者さんの味方になってくれるはずです。自分を否定しないルール。大事にしてください。

  4. 加藤節炸裂。やっぱり根本原因を親との関係に持っていったね。でもアメリカの事例も出してるし、今回のそれは正しいんだろうね。
    後は、弁護士のテンプレ回答って感じ。

  5. 聴いていて上のお子さん(娘さん)がとても心配です。
    このような家庭では家に帰りたくなくなり
    外に居場所を見つけるとか、悪影響にならなければいいと思います。それとも弟を守るために犠牲になってるとか・・・
    娘さんの状況も知りたかったです。
    相談者さん・・・早く離婚に向けての行動して欲しいです。

    私の過去の経験でそう思いました。

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