春に就職した繊細さん(HSP)。忙しくて「死のうと思った」泣いて相談する父親
テレフォン人生相談 2020年10月19日 月曜日
HSP: Highly Sensitive Person
外部からの刺激に過剰に反応してしまう人。
神経質。
今年の春に就職した次女が、コロナ禍で神経をすり減らし、先週の日曜日、母親に「もう会社に行きたくない」「死のうと思った」。
翌日に母親が会社に退職する旨を伝えた。
どう接したらいいか?
人前でもはばからず涙を見せる男はナルシスト。
「家庭内はいたって何も問題なく、『うちに生まれて良かった』って言ってくれてました」
あー、そのセリフはアタシも言ってた。
だって機嫌がよくなるから。
アンタのその認識は妻と娘の気配りによって支えられている。
新人研修期間と、放送日まで寝かせた期間を考えると、配属されてから3ヶ月もったか、もたないか。
点数が下がるのは現場の長か、採用担当か。
学校が恐縮するか、企業が恐縮するか。
ま、両方だ。
いずれにしても晴天の霹靂(*)。
(*)晴天の霹靂: せいてんのへきれき。予想だにしなかった突然の出来事。
最近注目されてるワードがタイトルにもなっているHSP。
巷では繊細さん。
空気を読みすぎるというか、読まなくてもいい空気を読むというか。
例えば、単に機嫌が悪くて挨拶がぞんざいになってるだけなのに、自分のせいだと思い込んでしまうような人。
なんのことはない。
昔から言われていた内向き神経質。
ちなみに外向き神経質は気難しい人。
繊細さんの辞め方の典型が次女。
気疲れで人の3倍疲労感をつのらせ、
勝ってに迷惑掛けると思い込んで、
SOSを出すことができずに抱え込んで、
結局は最悪の辞め方をして大迷惑を掛ける。
もとい。最悪ではないかもしれん。
過保護ではあるが、親元暮らしが最悪の結果を遠ざけたとも言える。
HSPと劣等感。
2大生きづらい特性を抱えた素のままで社会は生きていけない。
まずは自覚と意識。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男55歳 妻49歳 長女24歳 次女23歳
今日の一言: ”I love you,because you are you.” あなたがあなただからわたしはあなたを愛しています。これが愛です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
55歳、結婚してます?
相談者:
はい、結婚してます。
加藤諦三:
奥さん何歳ですか?
相談者:
49歳です。
加藤諦三:
49歳・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
24と23の娘が2人います。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでどんな相談ですか?
相談者:
23の娘のほうがですね、4月から、あの、働き出したんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
コロナ、の影響もあって、3月ぐらいから非常にこう敏感になってまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その勤め、先でもですね、頑張ってやってたんですけども、
先週、う、の日曜日ですかね?いきなり、え
「もう行きたくない」と、ほんで「死のうと思った」と。
加藤諦三:
「死のうと思った」って?
相談者:
はい・・ていうのをですね、あの・・夜に、妻にあの話をしたらしくてですね(涙声)
加藤諦三:
はい
相談者:
へんで、あの(泣)・・一応、ま、それは、思い止まった、んですが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、たぶん、仕事には行けないような感じになってまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
(涙声)娘に対してですね、どういうふうに対応した、やったらいいかなと・・いうあたりと、
加藤諦三:
はあ
相談者:
ちょっとお聞きしたいと思って電話しました。
加藤諦三:
今、コロナの時期ですから、
相談者:
ええ
加藤諦三:
それこそ、どこの、会社でも、どこの家庭でも、敏感なってるというところはあるとは思うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
この23歳の、下のお嬢さんのほうね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
4月から働き出したって言いますけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
学生時代から、なんか敏感だったんですか?
相談者:
例えば受験のときですとか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
も、そういう何かイベントがあると、異常にセンシティブになって、部屋から出て来なかったっていうのが、まあ、昔からありましたんで、
うちの妻もですね、と、それに関してはですね、気持ちがよく分かる、というのですかね?
で、ずうっとこう・・対応、一緒にやって来てたんですけども(涙声)
加藤諦三:
ええ
相談者:
今回もその、妻が一生懸命、あの、話を聞いて、いる状況ででして(涙声)
加藤諦三:
ふうーん
その「気持ちがよく分かる」っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
いつも、緊張していたっていうこと?
相談者:
そうですね、あのお、非常に周りに気を使っている性格っていうんですかね、あの、2人共ですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
上の娘のほうは、
加藤諦三:
うん
相談者:
割ともう、おおらかで、
加藤諦三:
うん
相談者:
あまり、こう、気にしない、感じで、どちらかというとわたしに似たんだと思うんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
下の娘のほうは、妻に似てまして、周りが、例えば落ち込んでいたら、それをこう励ますような感じでですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
(涙声)やってくれるような、いい、すごいいい子なんですね。(鼻をすする)
加藤諦三:
うん
恐らくずうっとお、真面目で、
相談者:
うん
加藤諦三:
いろいろと努力をしていたんでしょうね。
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
で、いろいろ努力はするんだけれどもお・・報いられないっていうのかな?
相談者:
そうですね。
そいで、できないことだけが、非常にこう・・自分の中で大きくなっているようで・・
加藤諦三:
そうです、そうです。
相談者:
ま、自分はダメだなという、ような感じになってしまっていたみたいです。
加藤諦三:
・・あなたの、ほうは(含み笑い)・・
相談者:
うん
加藤諦三:
あんまり気を使ってないけども・・結果としては上手く行ってるほう?
相談者:
ん、楽観的に、進んでいます。
加藤諦三:
そうですよね?
相談者:
ええ、はい
加藤諦三:
ということは、あなたはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ありのままの自分を・・
相談者:
はい
加藤諦三:
受け入れられながら成長してきているけれども、
相談者:
うん
加藤諦三:
奥さんと下のお嬢さんのほうはあ、
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたとはちょっと違った環境の中で成長してきてない?
相談者:
なので、あのお、わたし、がですね・・
加藤諦三:
うん
相談者:
本当に2人の気持ちが分かってない、ような気持ちですね(涙声)
加藤諦三:
うん、本当に分かってない気がするんだが(含み笑い)・・
相談者:
うん
加藤諦三:
「死のうと思った」っていうのは、お嬢さん・・半分本気だと思うんですけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
うちだけが大変なんじゃなくたって、どこだって大変なんで。
相談者:
うん
加藤諦三:
これが「死のうと思った」なんて、何言ってんだ?と思う・・かもしれないけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
お嬢さんと奥さんの側からするとお・・それだけの事件なんですよね。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
もう、消耗しちゃって生きるのが嫌んなっちゃった。
相談者:
そうだと思います、はい
加藤諦三:
だけど、4人は一応仲良く、暮らしてるの?
相談者:
家庭内は、いたって、何も問題ないと思います。あの、娘たちもですね・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
「うちで生まれて良かった」と言ってくれて、ました。
加藤諦三:
あーあー
先ほど部屋に引きこもるっていうようなことを言って、それで、この娘の気持ちは、よく分かるって言いましたけれども、
相談者:
うん
加藤諦三:
お嬢さんと奥さんは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
人と、会うのが好きじゃない・・
相談者:
もう、その通りです。
加藤諦三:
もっと言えば・・
相談者:
うん
加藤諦三:
人間嫌い
相談者:
あー、そうだと思いました。(涙声)(鼻をすする)
加藤諦三:
ということはねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは、劣等感がないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけどお、奥さんとお嬢さんのほうは劣等感があるんじゃないのかなあ?
相談者:
そうかもしれないですね。(鼻をすする)
無意識のうちに、例えば姉と比べてるだとか、そういうのがあるんじゃないかと思います。
加藤諦三:
だから上のお嬢さんは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
ありのままの自分を受け入れてもらっていて、
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
下の・・お嬢さんのほうは、上の比較があって、
相談者:
うん
加藤諦三:
もっと立派な自分でなければあ・・
相談者:
うん
加藤諦三:
自分は生きる価値がないっていうんで、
相談者:
はい(鼻をすする)
加藤諦三:
いつもその、緊張して努力して、いる。
相談者:
うん
加藤諦三:
そこで、コロナのような、こういう時代になってくるとお、
相談者:
うん
加藤諦三:
より敏感になって来てえ、
相談者:
うん
加藤諦三:
もう・・「会社行かない」って言い出してるわけ?
相談者:
そうですね、はい(鼻をすする)
加藤諦三:
実際行かないの?
相談者:
もうちょっと、行けない、んだろうということで、ま、そういう、連絡をもう、今、入れたところですね。
加藤諦三:
あっ、こっちから会社にもう「辞めます」という・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの家にとっては大問題だよね?、だってえ、せっかく・・就職してえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
会社辞めちゃうと。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
あの、まず、む、娘・・
加藤諦三:
こ・・
相談者:
に対して、
加藤諦三:
あはい
相談者:
こう、どういうふうな接し方をしてあげて、いくのがいいのかな?というのと、病院に連れてったほうがいいかなと思ってるんですけど、心療内科みたいなところでいいのかどうか?っていうのがちょっと分からなくて、その辺りも、もし分かる、ようでしたら・・
加藤諦三:
あー、そうですか。
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい分かりました、スタジオにですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
いいアドバイスをいただけると思いますので・・
相談者:
はい、よろしく・・
加藤諦三:
ちょっと待っててください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
自覚と意識と行動。
なんだかアスペの社会訓練みたいだね。
放送を聞いても、管理人さんの書き起こしを読んでも
なんでこの親父がこんなに泣いているのか全く理解できなかった…。
さっき管理人さんコメント見て全て納得。
ナルシストだ!
いやだ、こんな親父
母親が、23歳の娘の代わりに会社に退職の旨を告げるって、どうなんでしょうか?
退職は、本人が会社に伝えるべきことでは?
とりあえず、数日間か休むことにして、落ち着かせて、本人から言わせた方がよかったのでは?と思いました。
この親御さん達、いつもこんなふうに、ちょっと先回りしてきたのかなあ?
それじゃあ、本人に自信がつかないでしょう。
私もHSPで、色んな職を経験しましたが、いつも自分で退職を告げたので、未練はないです。
親に退職を告げてもらってたら、未練が残りそうです。逃げグセもつくし、娘さんを大人として扱うべきだと思いました。
全文同意です。
辞めるって伝えたあとも普通に仕事続けたかったみたいなこと言ってたようだし、本人はまだ悩んでる段階なのに、親御さんが暴走してるような。
まぁ新人の過労自殺のニュースが一時期多かったから死にたいなんて言われて焦るのはわからんでもないけど、一年も働かないで辞めたら次が見つけにくくなるんだから、休職とか配置転換とか何でも試してみればよかったのに。職場環境は悪くなくてただ忙しかったというなら尚更。
親が過保護というか、子どもを理解してその意志を尊重できる自分たちというのに酔っている印象。子どもの言いなりじゃなくて道を示してあげるのも親だと思うんだけど。
なるほどね…「死のうと思った」これは
言葉だけで聞くと相談者も大変だって誰でも感じますよね~
最初は他者からの甘え関心を持ってもらう
心理からの言動かな~っと思ったけど…
劣等感がある娘さん(次女)…テレ人に相談してきて正解だったよお父さんは…
このタイプは劣等感からの特徴で完璧主義なんですね
つまり業務に対しNOミスでないと他者と自分を比較するから無意識にあるから
ちょっとのミスでも価値が無い私、他者から駄目な私って解釈になるのかな?
現実は忙しいくなった職場なんでね
余計~に悪循環したのかね
他者から映る娘は勤勉で真面目に映るんだけど会社側もそうなんだけど
黙々と働く娘さんなんだね~
母親は娘さんとタイプが同じだから無理だろう~ね
発達心理の観点からも劣等感は健全に感じる構造なんで…けど劣等感が育ち過ぎたのかな?環境やら親とか色々な要素はあるから
今日の相談内容はどう娘さんと接すれば
いいかとの事ですが
加藤先生マドモア愛先生と同じ意見かな
劣等感を解消法だけど愛する事とのアドバイスでした
つまり、ありのまま娘さん頑張らない娘を評価して下さいとの言い回しかな?
「特別な何かを成し遂げなくても」って
愛される事を娘さんが感じるまで
相談者は接すれば立ち直り解決するかと思いました
まだこれからだもん娘さんは…最悪は燃え尽き症候群にならないこと
相談者が愛する事だね具体的に言うと二人きりで買い物とか食事やら行動的な観点から観ると
心理的な観点からだと寄り添って具体的には今まで不満や我慢してきてから娘さん…
ただ聞いてあげて下さい
大丈夫です必ず立ち直るよ😉